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横浜トリエンナーレ

2008-09-22 00:46:21 | 美術[や]
「横浜トリエンナーレ2008」

 運河パークで野外展示を見始めた頃はまだよかったのだが、ほどなく雨が降り始めて、その後は二人病んだりで←病人の愛人か? 傘が手放せない1日だった。会場があちこちに散らばっているので、雨の日はつらい。降り始めるとしっかり降るので4センチ防水という微妙な靴が濡れた。同時に靴下も濡れた。

 日本郵船海岸倉庫には子供の入れないエログロ系作品が3部屋ほどあるので、子連れで行くとフラストレーション溜まる鴨新米。オノ・ヨーコの《カット・ピース》という映像作品もここにある。

 赤レンガ倉庫では映像作品。チェルフィッチュ(岡田利規)のフリータイムという73分の映像作品がいいかも。変な違和感がいいかも。時間がなかったので途中までだったが、不思議な人々がいるものだと思った。あにやってんだろうこのひとたちは。

 メイン会場の新港ピアはメインだけあって展示物は多い。入場して最初のだだっぴろい空間のグダグダした雰囲気になんか気抜けしたが、ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイスの作品が笑えた。映像作品に出てくるパンダとネズミがグースカ眠りこけているってだけなんだけど、これがかわいいだけじゃなくて、いい感じに薄汚い。しょうもない雰囲気が好き。

 あとはまあ、なんだかわからないモノが多い。現代アートの多様性についていけないのかも。「芸術ってなんだろう」とあらためて考えさせられるイベントだった。個人的には前回、前々回のほうがわくわく感が高かった気がするけど、どうなん? だいじょうぶかトリエンナーレ? てゆーか、だいじょうぶか俺? だいじょばない?

 同じチケットで会期中、あと1回入場できるので、そのうちまた覗きに行ってみようと思う。

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2 コメント

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Unknown (syu-)
2008-09-22 22:52:36
私も22日に行ってまいりましたが まったく同じ意見でございます。
前回が楽しすぎたのか今回は子供を連れて行っても子供が楽しめるか不安です。
前回は現場芸術集団さんが居たので 行く度変わっていて面白かった
あと会場の距離がありすぎ。 遠くて行かなかったけど三渓園に行ったらどんだけ歩かされるか不安です
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トリエンナーレでトリミダス (らしか)
2008-09-23 00:37:47
syu-さん、こんにちは
同じように感じましたか。それじゃぁ気のせいでもないのでしょうかね。
子供禁止の作品はひとつの会場にまとめればいいのではと思いますね。子供禁止と張り紙してあっても、つい入ってしまって、見てから慌てたりしそうですね。

三渓園は遠いけど、ヨコトリチケット見せれば入れるので、そのうち見てこようかと思っています。
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