らるるのIT業界ピックアップニュース

日々IT系ニュースサイトを巡回して興味を持ったニュースをずらずらと紹介。

日本のPCメーカを悩ますEast Fork

2005年08月26日 00時55分01秒 | 業界動向
[PCウォッチ] ついに発表されたEast Forkこと“Viivテクノロジ”)笠原一輝のユビキタス情報局)
CPU+チップセット+無線LANモジュールをIntel製で統一することで得られる「Centrino」ブランドとそのロゴは、PCメーカにとって「広告費」をIntelから得るための手段として認知されてきました。それのデジタル家電PCバージョンとも呼ぶべき「Viiv」(East Fork)が正式に発表されました。

Centrino同様、Intelが指定するモジュールを使ったPCを「Viiv」ロゴつきで販売でき、おそらくCentrino同様「広告費」名目でPCメーカがキャッシュバックを得られることになるんでしょう。しかし、このIntelが指定するモジュールの敷居がCentrinoの時よりも高くなり、PCメーカを悩ませているという記事です。

そのうちの一つが「Windows MCE」。これまでPCメーカは「AV/テレビ対応PC」とかいう名目で、テレビ機能を使いやすくするためのソフトウェア環境を整えたPCを販売してきました。それをそのまま使えればいいものの、Intelが突きつけてきたのが「Windows MCEを使え」というもの。Intelのいうことを聞いてしまうと、これまでPCメーカが独自色を出してきた分野でMicrosoftの言いなりになってしまうことになるため、この辺を渋っているメーカが出てきているそうな。

Windows MCE以外にもCentrinoと比較すると、HDオーディオ・SATA・リモコンあたりが必須となっていて、CentrinoほどすんなりとPCメーカが受け入れるとは思いにくいのが現状だそうで。ホームネットワークを担うデジタル家電の分野へ進出していくためのIntelのブランド戦略はどうなっていくんでしょうかね。

ヤフーがメインの検索をディレクトリ型からロボット型へ

2005年08月26日 00時32分41秒 | 業界動向
[ITmediaニュース] ヤフーがロボット検索全面採用 10月から“Google型”に
Yahoo!Japanにて、現在統合型検索として提示されている「Yahoo!検索」で、Web検索結果はディレクトリ型検索をメインに据えているのを、ロボット型検索をメインに据えるよう変更することにしたようです。

個人的にYahooといえばディレクトリ型検索というイメージが強かっただけに、今回の変更はちょっと衝撃的です。もはや手作業で一つずつカテゴリ分けと適正をチェックしていくというやり方自体が時代にそぐわなくなってきたといえるのかもしれません。とかいうと「Open Directoryってなによ?」とつっこまれそうですが・・・

ところで、「Google型」っていう表現は誤解を与えるんじゃないかと・・・