間に合わせで作ったSmithfield

[PCウォッチ] 間に合わせ的なIntelのデュアルコアCPU (後藤弘茂のWeekly海外ニュース)
Smithfieldのパッケージの画像が公開されています。これを見ると、明らかに既存のPrescottコアがふつうに2個乗ったパッケージであることがわかります。そのことも含めたいくつかの状況を理由とし、SmithfieldがTejas開発中止した去年春以降から急遽作ったものであると指摘してます。

端から見てると、単純にFSBを共有されちゃ2CPUコアがフルに動いたときにメモリ帯域が足りなくなってしまわないかとか心配です。値段が控えめで投入されるらしいことも考えると、メモリ帯域が厳しいのはあり得なくもない話かも。それとやはり、最後に指摘しているとおりAMDと比較して不利であるのが気になりますね。

Googleの強み

[ITmediaニュース] Google検索システムの舞台裏
以前GFS(Google File System)というものの存在を知ったんですが、その後ふらりと妄想を巡らしても、どうすればポンコツPCを連ねてフェールセーフで性能の高い巨大クラスタを作れるかが思いつけません。

まぁそんな得体の知れないものがGoogleの検索サービスを支えているわけですが、ブランド力だとかアルゴリズムだとかそんなものでは語れないGoogleの強みがここにあります。その得体の知れないものの裏側をちょこっとかいま見れる記事となってます。結局のところちゃんと理解するにはGoogle LabにあるPDF論文を読むしかないのか。

AMDの仮想マシン・セキュリティ技術

[ITmediaニュース] AMDも仮想マシン技術をサポート、デュアルコアAthlon 64も年内に
IntelのVTに類似したPacifica・IntelのLTに類似したPresidioが提供されるそうで。詳細がよくわからないんですが、基本的にはIntelのそれと互換性はないらしいですが、Longhorn等のOSレベルによりVTやLTと同様に使えるようになるんでしょうか。あまり書きすぎると私の無知がバレるので書きすぎないことにしとこ・・・

Intelを全面サポートするMS

[ITmediaニュース] ゲルシンガー氏がIDF基調講演でIntelの最新ロードマップを解説
IntelのCPUロードマップに関する講演のレポート記事ですが、むしろゲストとして参加したMicrosoft側からの声明がおもしろく聞こえました。
・TCP/IPプロトコルスタックの最適化を行う「I/OAT」向けドライバを即座に提供
・引き続きIA64(Itanium 2)サポートを確約、
・VTのためのVMMをLonghornで提供
IntelがMSを従えているのか、MSがIntelを操っているのか、よくわからない関係となってますね。裏でけんかしながら表で握手する姿を見ると、Wintelという言葉が難しく見えます。