goo blog サービス終了のお知らせ 

らるるのIT業界ピックアップニュース

日々IT系ニュースサイトを巡回して興味を持ったニュースをずらずらと紹介。

第2期日本テレコム誕生・・・てか。

2006年03月18日 04時53分54秒 | ケータイ
[ケータイウォッチ] 過去記事で振り返るボーダフォンの軌跡
インプレスがなかなかいい具合にまとまった歴史記事を作ってくれてますね。国鉄予約システムの面倒を見るために作られた日本テレコムは、国鉄からJRへ解体時にJR各社の持ち合いにより成り立ち、そんな日本テレコムがケータイ事業をスタートさせてデジタルホンを設立。デジタルホンはその後(地方の)デジタルツーカーと一緒になってJ-PHONEを設立。ここから先の話が上記記事には書かれてますね。んでいろいろごたごたした結果、ソフトバンクが旧日本テレコムと同規模のものを手に入れた、て感じでしょう。J-DSLはイーアクセスにいったりしてますけど。

今回の買収では、まずYahoo!Japanが関わっているのが大きいでしょう。パソコン向けとケータイ向けの統合されたポータルでパーソナライズコンテンツがなんとかとかいいながら「ユビキタス社会に向けて」とかそれっぽいことを言い出すでしょう。

二つ目に、英Vodafoneの影響が少なからず残るという点が大きいでしょう。本国からすれば、日本現地法人の運営をソフトバンクに任せただけにすぎず、本国ユーザのローミング先という位置づけで考えているのでしょう。できればVodafone Live!のような統一されたサービスをそのまま利用できるよう維持したいと思っているかも知れません。しかし、ソフトバンクはそんな英Vodafoneの意向を無視してガンガン進めるでしょうね。

三つ目に、端末メーカとの関係を維持できるのかという問題を考えないといけないでしょう。ソフトバンク単独では端末を作れるはずもなく、既存のメーカの協力を仰がざるを得ないはずです。ただソフトバンクは、内外の幅広いメーカから端末調達する意向を示していて、要するに安いとこを探すという意味でしょう。そんなソフトバンクにシャープや東芝がついてきてくれるかどうかという問題があります。

ただ、失敗したときのことも考えて、LBO方式での資金調達としている点は抜け目がないなぁ、と感じたりするところではあります。ソフトバンク自身は2000億しか出さず、英Vodafoneが3000億ってねぇ、LBOで60%以上をまかなってるとか。

とかとかぐだぐた素人のオレが書かなくても、世の中の自称ベータブロガーさんがたくさん書いてくれることでしょう。

日本式のケータイビジネスのひずみに津田氏が警鐘

2006年03月17日 03時58分37秒 | ケータイ
[ITmedia +D モバイル] モバイル業界に明日はあるか? 危機感にじませる津田会長
ボーダフォンの津田氏が、今のモバイル業界にはめずらしく、日本式のビジネスのひずみに対して危機感をもった講演を行ってます。インセモデルによる端末価格を下げた販売方式は成熟期に入った今の日本でも通用するのか、キャリアが端末を買い上げる方式ではメーカが日本でしか通用しない端末しか作れなくなっているのではないか、バックボーンIP化によりキャリア間の相互接続に問題が生じるのではないか、などの点をあげてます。

特に、インセモデルとキャリアが端末買い上げる方式では、ボーダフォン日本法人だからこそ痛感する問題点があるのでしょう。これらはよく指摘される問題ではあるものの、それを受けて日本のキャリアがなんらかの変わった方策をしてきたかといわれると微妙なとこでしょう。「日本のケータイ市場はガラパゴス諸島」なんて比喩されることもあります。

英Vodafoneが端末のグローバル化を掲げて3G向けに作らせた端末が日本国内では不評、結果的に方針転換し日本向けに特化した端末仕様のままでいくこととなった話は有名です。短期的に見れば日本のVodafoneユーザは喜ぶことになりましたが、長期的に見ればこれはどうだったんでしょうかね。

パソコンよりもケータイがインターネットへの窓口となる人たち

2006年03月09日 00時55分41秒 | ケータイ
[ITmedia +D モバイル] 「子供向けケータイ」に市場性を感じるコンテンツプロバイダ
子供向けコンテンツにも力を入れ始めているというようなことが書かれた記事です。

子供の教育にどうIT技術(というかパソコン)を取り入れるのか、っていうのは一つの大きなテーマではあると思います。今の30代以降とは違い、大学・高校以下の人たちは物心ついたときから家にパソコンがあるのがふつうというような人たちです。子供向けに情報を規制すべきなのかとかとか、まぁそういう議論はつきないことでしょう。

しかし、意外にも今の若者世代(注:私よりも若いという意味です)は、パソコンよりもケータイの方が身近に感じているようです。パソコンを使った教育がどうのこうのいっている間に、若者たちはケータイで情報社会に触れていっているのが実態なのかもしれません。

ソフトバンクは帯域の二重取り

2006年03月07日 03時55分35秒 | ケータイ
[BroadBandウォッチ] イー・アクセス、ボーダフォンの売却交渉を受けて総務省に質問状
もしソフトバンクがVodafoneの日本法人を掌握したとすると、ソフトバンク子会社のBBモバイルに割り当てられた1.7GHz周波数帯と、Vodafone日本法人が持つ帯域と、帯域の二重取りになります。そこを疑問視するイーアクセスが早速商務省に質問状を出したようです。

ただ、まだ買収が決定したわけでもないですし、そんなに急いで質問状を出さなくても・・・とは思うんですが。総務省としては、「買収が決定したら速やかに返上するように」としか回答できないでしょうね。でも、ソフトバンクのことだから「なんでもらったものを返さなきゃいけないんだ」とかいいそう。まぁこんなこといってたので、さすがにそれはないと信じたいところです。

ソフトバンクがVodafoneの買収交渉中

2006年03月04日 18時43分10秒 | ケータイ
[ITmedia News] Vodafone、ソフトバンクへの日本法人売却交渉を認める
はげーはげー(略 そういや、最近また大学近くの某交差点でモデム配ってたなぁ。

PHS端末をタダで配ってたのが元祖なのかなぁ。ぴかつー(略

Y!BBは幸運にも成功しましたが、あれをまた繰り返すんでしょうか。えーやめちくりー

J-PHONEやめてドコモにします。7年間ありがとうございました。

2.4インチVGA液晶搭載ケータイ登場

2006年03月01日 01時17分02秒 | ケータイ
[ITmedia +D モバイル] ボーダフォン、VGA液晶搭載「904SH」発表
2.4インチのVGA液晶を搭載した904SHが発表されました。少し前に展示されてたこれですね。QVGA搭載ケータイのJ-T08以来の衝撃というとこでしょうか。

ただ、「2.4インチでVGAって本当に見やすいの?」のような議論は少なからず出てくるでしょう。今やQVGAは当たり前ですが、J-T08の時も「QVGAじゃドット見えねぇよ」とかいわれてました。

ただ、液晶以外の面でも非常に多機能に詰め込んだ端末ということになりそうなので、今年を代表する端末ということにはなるでしょう。

ケータイキャリアかを目指すWILLCOM

2006年02月04日 00時59分18秒 | ケータイ
[ITmedia +D モバイル] 出遅れを取り戻せ~コンテンツ強化を目指すウィルコム
DDIポケット時代はデータ通信に特化するという戦略をとっていたためキャリア側の公式コンテンツを整備してこなかったけれど、カーライル化して拡大路線をとるようになった結果、他のケータイキャリア各社と同様の公式コンテンツ整備に乗り出した様子が伝えられてます。

ケータイキャリアはもはや通話や通信の会社ではなく、コンテンツ課金を代行するプラットフォームを提供する会社であることは周知の事実です。そこを意図的ではないにせよねらえるようになったと言うことは、PHSがケータイと同じ土俵にたつことができてきているともいえるでしょう。

山間部での通話エリアの狭さという問題はあるものの、一時期の「PHS = 安物」という先入観は一般利用者の間ではなくなりつつあるんでしょう。MNPへの参加を認められれば、もはやケータイとPHSという分け方時代が考えにそぐわなくなってくるんでしょうかね。

モバイルSuicaへの批判的記事

2006年02月02日 02時36分41秒 | ケータイ
[ケータイウォッチ] モバイルSuica、はじまる (法林岳之の「週刊モバイルCATCH UP」モバイルSuica、はじまる)
珍しく、法林タンが批判しています。まとめるなら、モバイルSuicaを始めるためにいろいろと技術的かつ手続き的な敷居があってそれが高い、ってとこですな。

電車に乗って改札で使うサービスだからこそ万人に手軽に使えるようなものでなければならない、という視点から見るなら、この批判はごくまっとうなものでしょう。新しいサービスを始めるに当たりJR東が慎重になって、結果敷居の高い差ビスになってしまっているのは否めないでしょう。

なんか、初めて磁気式自動改札が導入されたときの試行錯誤っぷりに似ているような気もします。ぬれてたりぐちゃぐちゃになったりした切符でも、また少々斜め向きに入れても大丈夫なように、自動改札の改良が重ねられていった様子はNHKのプロジェクトXにもなってましたね。今後しばらくは、非接触式ICサービスで端末と自動改札の両方のメーカの試行錯誤が続くのかも。

パケホーダイが全プランで適用可能に

2006年02月01日 08時42分31秒 | ケータイ
[ITmedia +D モバイル] FOMAの全料金プランで「パケ・ホーダイ」適用可能に
ドコモのFOMA向けパケット定額オプション「パケホーダイ」が、全料金プランで利用できるようになるようです。まぁもろにau対策という感じですね。このままずるずる、デュアルパケットやダブル定額のようなサービスが始まるのも時間の問題・・・のように感じられます。

ドコモPHSが2007年第3四半期に停波

2006年02月01日 08時37分23秒 | ケータイ
[ITmedia +D モバイル] ドコモ、PHSサービスを終了──2007年度第3四半期めどに
2005年2月に新規受付を停止しましたが、いよいよという感じの停波が2007年の第3四半期をめどに行われると正式発表されてます。まだおよそ88万の契約者がいる現状、停波されるまでの期間が長いとみるか短いとみるか。PHS版MNP希望の声も聞こえてきそうな感じですな。ドコモPHS→FOMAで同番移行とかあればいいんですけどねぇ。

MNP導入時のPHSとメールアドレスをどうするかの総務省見解

2006年01月27日 04時08分30秒 | ケータイ
[Internetウォッチ] 「PHSでのMNP導入も考慮」総務省がパブリックコメントに見解
PHSは070と090(+080)の使い分けの意義がないならば、そのうちMNP対象としてもいいかもしれない、メールアドレスはそのまま使えるようにするのは現実的でなく転送や案内のサービスをキャリアが行うことに期待、という感じですね。まぁ無難な回答でしょう。

で、WILLCOMがMNP対象になるのはいつごろなんだろ(´・ω・`)

「無限繰り越し」な無料通話は現実的?

2006年01月27日 03時38分53秒 | ケータイ
[ITmedia +D モバイル] 数カ月なんて言わず、“無限繰り越し”なんてどうでしょう
1ヶ月繰り越し、2ヶ月繰り越し、3ヶ月繰り越し・・・なケータイキャリア間の"競争"について、ITmedia Mobileのけんちゃんが「無限繰り越し」なんてどうよ?と提案してます。

無料通話が余っている状態というのは、キャリアが使ってもらうことを想定していたのに使ってもらえなかったものであるわけで、無料通話が余る=キャリアがまるまる儲かる、という構図ととらえることができます。なので、無限繰り越しとはその分を貯金するサービスとも取れます。利子は付かないので、インフレし続ける限りキャリアに本当の意味での損はないわけですね。

キャリアにとっての不安材料は、通信・通話の急増に対処しづらいことでしょう。ためにためまくった無料通話を、新しいサービスが出たとたんにみんなが一斉に使った場合、回線がパンクします。そういう突発的事項が懸念材料でしょう。

あとは、プラン変更時は無料通話が目減りするなどの措置をとっとけば、キャリア側の事情を考えても結構現実的な話といえます。

まー結局、ためにためまくったとして使わない人は使わないんですよ。なので、家族で分け合えるサービスの方が利用者にとってはためになっていることが多いでしょう。

ライブドアが「MNPでメール転送も」と意見書

2005年12月28日 22時38分41秒 | ケータイ
[ITmedia +D モバイル] ライブドア、「携帯電話の番号ポータビリティの導入に対しての意見書」を提出
いやー、なかなか思い切ったことをしてくれますね。

ケータイでMNP(番号ポータビリティ)が2006年11月をめどに開始される予定ですが、これに絡んで、キャリア固有のメールアドレスで一定期間の転送を行うべきという意見書を総務省に出したということのようです。うわー、ライブドアってこんなにユーザ思いのいい会社(りゃ

ライブドアだけになにか裏のたくらみを持っての意見のようにも思えますが、少なくとも現段階ではライブドアはケータイ市場に参入するかどうかもよくわからない状況(あり得るのは公衆無線LAN使ったSkype内蔵PDAなど) まー正直「電話番号だけでなくメールアドレスを」と考える人は多いと思うんで、このニュースに世間の人がどう反応するのかも一つの見物かもしれません。

MNPの議論が加熱してきたところで、WILLCOMがPHSも仲間に入れてもらえるようお願いしてみたら、それはそれでおもしろいことになりそうですけどね。

長崎懸念バス協会でのFeliCa導入事例

2005年12月27日 01時50分28秒 | ケータイ
ITmediaビジネスモバイル:激戦地、ゆえの「FeliCa / おサイフケータイ対応」──長崎県バス協会に聞く
ITmediaでシリーズ的になっているFeliCa導入事例者に対するレビューです。
  • 残高・利用履歴がカード単体でできない
  • カードが使い捨てにされてしまう
といった、FeliCaのカードを導入するに当たってのデメリットが説明されてます。FeliCaカードを新しく買うときにカードそのものを借りるためにお金を払うデポジット制を導入しなかったため、お金を再びチャージせずに使い捨てて新しいカードを別に買う比率がバカにならないそうな。で、この2つが「おサイフケータイ」導入により解消できる、という主張ですね。ただ、おサイフケータイにしてもFeliCaを使うためのライセンス料支払いが必要だそうで、ケータイを買い換えると再び払わないとダメなの?といった未解決問題もあるようで。

一方、電子マネーへの統合については否定的のようです。回数券利用を前提にした割引とのかねあいだそうで。「10回乗ったら1回タダ」と「1回あたり10/11の値段で乗れる」との違いもあるんでしょうね。10回乗るまではふつうに料金落として11回目乗るときにタダにする、なんていう対処だと事前の利用者登録が必須になり、これまた面倒になりそうで。ポストペイとプリペイドの方式の違いにも起因する問題でしょう。

っといった具体のことをいろいろ考えながら模索している段階なんでしょう、どの会社も。

多機能なケータイは使いやすくはない

2005年12月17日 04時53分57秒 | ケータイ
[PCウォッチ] 携帯電話格闘週間(山田祥平のRe:config.sys)
コラムが長々としていますが、要するに最近の電子機器は使いこなすのが難しい、といいたいだけですね。ケータイを使いこなすのに四苦八苦している様子が事細かに書かれていますが、このへんはデジタル機器好きなら誰しも経験があるところでしょう。

で、記事ではこの問題の解決のためにマニュアルの充実を掲げてます。が、本当にそれが大事なんですかねぇ。確かに個人的には分厚いマニュアルは重宝してるんですが、今の世の中、ケータイのあんな分厚いマニュアルをちゃんと読んでいる人がどれだけいることやら。

ほとんどの人は、マニュアルなんて読まずに直感的に触って感じて覚えます。直感的に触って感じて覚えてもらえるようなUI作りは大事で、特に多くのユーザが頻繁に使うようなとこは徹底した作り込みが必要でしょう。間違っても、プログラマの都合によるUIなんて採用しない方がいいでしょう。・・・ごめんね、stViewerなどの利用者の方々。

しかし、すべての機能にそんな徹底したUIを提供するのもかなりしんどい話です。今やケータイは超多機能時代、あまり多くの人は使わないであろう機能をてんこ盛りにして売らなければいけない時代です。UIばかりにそんなに労力をかけてられないのが実情でしょう。

そこで重視したいのがカスタマイズ機能です。ショートカット機能なんてのは今のケータイでは欠かせない機能ですが、この手のカスタマイズ機能をもっと重視してほしいと個人的には思っています。どんなに端末が多機能であろうが、ユーザが使わない機能なんてそのユーザにとってどうでもよくって、ユーザが使わない機能なんてユーザにとって見ればはじめから存在しないに等しく、ならカスタマイズによってその存在を隠してしまえるようにしてほしいです。端末が多機能になった結果、シンプル・エントリモデルの端末でどの機能を削ればよいのかに苦慮するなんて話もたまに聞きますが、ユーザが削る機能を選べるようになってるのが理想なんですけどね。できれば、そうやってカスタマイズされた設定値を簡単に次の機種へ持ち込んで反映させられればいいなぁ。

本当ならメニュー体型からなにからすべてがカスタマイズ可能なら限りなく自分好みの端末を作れるんでしょうけど、そこまでカスタマイズできる端末は現状ではあまり期待できないか。今私が使ってるV601Tの場合、サイドキーを長押ししたときに呼べる機能をカスタマイズできます。まぁよくあるショートカットのたぐいのものではありますが、このあたりの「機能を選ぶ機能」の充実を端末メーカにはがんばってもらいたいところです。

設定の切り替えなどを簡単に行えるケータイ端末向けのスクリプト言語があればなぁ、そんなスクリプト言語で書かれたスクリプトをショートカットメニューから呼び出せば階層の深いところにある機能なんかも手軽に呼び出せて・・・とかいうとさすがに妄想しすぎかな。

カスタマイズ性の薄い端末ばかりのせいで、UIこそが端末(メーカ)を選ぶ最大の要因となってるように感じられる今日この頃。***なメーカの端末を使ってきた人は次も***なメーカの端末でないと直感的に操作できない、なんてよくある話で。