どんまい

いろいろあるけれど、それでいい。

『三三七拍子』太田光:幻冬舎文庫

2006年01月12日 | book
今年入ってすぐくらいの時に、たまたまつけたテレビで「太田光が総理大臣になったら」(番組名は忘れたのだが、こんな感じ)という番組を観ていた。
おもしろかった。
太田光が言った、「政治家は理想を語れ!」っていう言葉がかっこよかった。

それで、芸能人が書いた本をあんまり読まない俺だけど、太田光に興味を抱いたので、本を買ってみた。

この本の既成概念って話と批評家って話が好き。
ほんの少しだけ、太田光の考え方に触れられた気がする。

信念曲げてまで。

2006年01月11日 | movie
俺は基本的にテレビを、あんまり観ない。
BGMのようにつけっぱなしにしていることが度々ある。
ましてやドラマは観ない。
一週間待ってられない。
一週間後には観たいものも忘れちゃっている。

そんな俺だけど、珍しいことに、最近、「踊る大捜査線」を観ている。
前に少し観た時と今とでは感じ方が違う。
それは、社会に出て働いているからに違いない。
言葉がしみてくる。
「室井さん、わかるよ」、「わくさん、みたいな人が組織には必要なんだよな」。
「青島・・・」、「きりたんぽ鍋食べにこい」。
すごいおもしろい。
セリフが熱い。

まだ全部は観ていないから、まだまだ書きたいことは出てくると思うんだけど、今日は、こんな話を書きたい。


青島について。


織田裕二、演じる青島は、クビを覚悟で仕事をしている。
いつでも辞めてやる精神を持っている。
自分の信念曲げてまで、やらない精神。

「ドラマだから簡単に言えるんだよ」とは単純に思えない。
なぜなら、俺は必要だと思うから。

良い仕事をしていく上でも、自分の持っている力を発揮していく上でも必要なことではないかと思う。

守るべきモノがある人は、そう簡単に愛するべき家族を路頭に迷わすわけにはいかない。
守るべきモノがない俺にとっても、「いつでも辞めてやるよ」っていうのは、なかなかできるモノじゃあない。

だけれども、この捨て身とも思える仕事の仕方は積極性を生む。
心が攻めになっていると自分の力も発揮できる。
心の持ち方、意識のあり方は仕事に影響する。


守るべきモノもないような20代の俺の主張でした。

『だから山谷はやめられねぇ』塚田努:幻冬舎

2006年01月09日 | book
この本はノンフィクション。
俺は結構、ノンフィクションが好き。
本当にあった話だと思うと、すごい想像力をかきたてられる。
実際にやったんだと思うと、すごいと素直に思う。

この本は、大学を卒業し、なりたい仕事もなくて、とりあえず大学院に行き、
大学院進学とともに、ドヤ街で日雇い労働者とともに生活した記録が書かれている。

ドヤっていうのは、日数で契約する数千円で宿泊ができる宿のコトで、そのようなドヤが密集する地域をドヤ街というらしい。
東京の山谷、大阪の釜ヶ崎、横浜の寿町が三大ドヤ街。
仕事はもっぱら未熟練工でもできる土木関係の仕事。

そのドヤ街に、何か得るモノがあると思った作者は、
実際に中に入って、生活し、いろいろなコトを思う。
そんな話。


『プロ論2』B-ing編集部:徳間書店

2006年01月08日 | book
仕事について、50人の有名人の言葉が満載の本。
ちょっと紹介すると、竹中直人(俳優・映画監督)、弘兼憲史(漫画家)、リリー・フランキー(イラストレーター・文章家)、古賀稔彦(柔道)、矢口史靖(映画監督)など。

経験から得た言葉は重い。
あと、読んでいて思ったのは、成功への道はいろいろあるということ。
一つの道じゃない。
共通しているのは、行動に起こしている、自分を発信しているということ。

好きなコトについて考える

2006年01月08日 | little story
最近、よく好きなコトをやっていこうっていう日記を書いてきた。
しかし、この好きなコトっていうのは、なかなか見つからない。
そんな時期が俺には続いた。

好きなコトと仕事を結びつけようと考えた俺は、何が好きなのかって考えた。
好きっていうのは、考えることでもないのに。
その時は気づいていなかった。
考えた結果、野球、人と接することくらいなもんだった。

働いて、金を自分で稼いで、自由に使える金が増えて、やりたいことは少しずつ増えていった。
少しずつ増えていったといっても、元々好きだったコトだったような気がする。
旅にしてもそうだし、物作りにしてもそうだし、本を読むことにしてもそうだし。

好きなコトっていうのは、前々から好きだったコトが結構あって、ただ忘れていた、やっていなかった期間が続いただけのこともあるんだなあと思った。

あとは、自分の本棚に並んでいる本を眺めていると、自分が好きなコト、自分が興味があるコト、自分が悩んでいたコトなどが、反映されているんだなあって気づいた。

はたまた、最近になって好きな人っていうのも、自分が好きなコト、求めているコトだっていうのもある。だから、好きな人を羅列してみるのもおもしろい。


黙々と

2006年01月07日 | little story
「上の人が下の人を評価しているように、下の俺達は、上の人がどんな人かを評価しています」。

社会人になって、2年目くらいたった頃だろうか、先輩の人と話をしている時に、こんな生意気なことを俺は口にした。

未だに、その考えは変わらない。
ただ先輩だから、その人の言っていることに従うというのは、中学や高校での部活の時くらいなもんだ。
だから、後輩には何か与えられる人でありたいと思う。
与えられているかどうかは別にして、そんな意識を持っていたいと思う。

自分のコトはさておき、その先輩は、嫌な仕事にも嫌な顔もせず、愚痴も言わず、謙虚に、仕事をする。
言葉ではなく、そんな背中を見て、すげぇなって思う。

すげぇとこは、いっぱいあるのだけれど、その中でも印象に残っているコトは、
周りの人に反対されても、黙々と自分が正しいと思っていることをするところ。
きっと、その背景には、自分の信念みたいなものがあるのだろう。
人の意見を聞き、自分で調べ、自分の考えを持っているのだろう。
そんな中で、余裕みたいなものもあるのだろう。

周りに否定、批判、反対されるのは、正直きつい。
そんな時、俺はどうも自分に余裕がなくなる。ムキになって反論したくなる。
そうではなく、時にはただ黙々と、自分が正しいと思っているコト、自分の価値基準で行動できるようなものも身につけていけたらと思う。


好きなことをやって、アンテナたてて、刺激をもらって。

2006年01月05日 | little story
いつものような日常が始った。
2006年は、どんな年にしていこうか?

最近、一年があっという間に流れていく。
疾風怒濤の如く。
気づいたら、20代もあとわずか。
何となく焦燥感がある。
何かしらないけれど。

辿ってきた道を振り返れば、それなりに満足はしている。
だけど、その一方で、まだだ、まだだという自分もいる。

とりあえず、好きなことをやって、
アンテナをたてて、刺激をもらって、
そうして、過ごしていこうかなと思っている。

出会った人に刺激をもらって、
本を通して、刺激をもらって、
音楽を通して、刺激をもらって、
旅を通して、刺激をもらって、
インターネットを通して、刺激をもらって、
そうして、過ごしていこうかなと思っている。

そうしてもらった刺激を行動に変えていこうかなと。

行動をしていると、楽雲庵塾の更新も頻繁にできるなあと、中国一周の旅をしながら思った。
ちなみに、地域別と銅像集を更新したんで見てみてください。


良い意味でも、悪い意味でも、人は慣れていく。
さあ、好きなことをやって、アンテナはって、刺激をもらって、行動していこう。

王位争奪戦

2006年01月02日 | travel
月、火、水、木、キン肉マン。
金、土、日は遊びたい。
キン肉マン、王位争奪戦でお馴染みの兵庫県、姫路城に来ました。

せっかくだからということで、寄ることにしました。
今まで、いろんな城を見てきたけれど、王位争奪戦が行われただけあって、立派。
しかも広い。

今、帰りの高速。
いきなりの渋滞。
かなりの渋滞。
着くのは何時になるんだぁ。

きび団子をやるから

2006年01月02日 | travel
桃太郎ゆかりの地であり、スウィーティーな街。岡山県、岡山市に着きました。

中国地方の旅、最終日。

朝、庭園王の称号を得るベく後楽園へ。
これで三大庭園を制覇したことに相成りました。

今は岡山駅でポストカードを広げています。

桃太郎像が岡山の街を見ているように、
俺も暫くの間、行き交う人を見ようと思います。

そして、中国地方を後にします。

鬼ヶ島を目指します。


さあ、きび団子をやるから、仲間になってくれ。

えっ?きび団子じゃ仲間になってくれないのか?

そうだよな。
見返りを求めてもダメだよな。

俺も薄っぺらな仲間なんていらないよ。

厳しいぞ。厳島神社。

2006年01月01日 | travel
厳しいぞ。厳島。
何だ、この渋滞は。

厳しいぞ。厳島。
俺の膀胱が破裂しそうだ。

厳しいぞ。厳島。
駐車場ありますって、言うから行ってみたら、1500円もする民家の駐車場か。

厳しいぞ。厳島。
フェリー乗り場をスルーしちまった。

厳しいぞ。厳島。
フェリー乗り場近くの駐車場も1500円なのか。

厳しいぞ。厳島。
俺の膀胱は限界だ。


日本三景、宮島の厳島神社に行ってきました。
時間がないので小走りで、観光終了。