どんまい

いろいろあるけれど、それでいい。

ヒーロー

2007年01月30日 | little story
どうも、スイカ頭です。
こんばんは。

この数日間、ひさしぶりに「キョンシー」が観たくなって、
キョンシー漬けの日々を送っていました。

今日、全4巻を観終わったんだけど、
観終わってから、気づいた。

俺が観たかったのは、「来来キョンシーズ」だったってこと。
このビデオは、「幽玄道士」。

まあ、細かい違いは、わからないんだけど、
俺の求めていたものじゃなかった。
おもしろかったには、おもしろかったんだけど・・・。

テンテンやスイカ頭は確かに登場する。
が、しかし、俺が観たかったのは、子どもの頃にテレビでやっていたやつ。
海賊キョンシーが登場してきたやつ。

残念です。
ここまで観ておきながら、言うのもなんなんですが、
残念です。

俺は、子どもの頃から、映画を観るのが苦手だった。
2時間じっとしていられなかった。

ただ、「ジャッキーチェン」が出ていた映画は、結構観た。
俺の子どもの頃のヒーロー。
「ジャッキー」。

ジャッキーチェンの映画を観終わると、
俺の血は、沸騰してくる。
そして、修行という名のトレーニング開始。
筋トレやランニング。

冬は、修行には、もってこいの季節。
雪の中の修行は、雰囲気が出る。








俺のアゴは、つっている

2007年01月23日 | little story
今日、歯医者に行って、口を開けたまま、結構、待たされた。
アゴが、つりそうになった。

「つる」。

代表的なものに、「足がつる」っていうのがある。


子どもの頃、この「つる」っていうのが、
なんか、大人の響きがあって、
俺もつってみたかった。

そう思っていたら、
18歳、寒い冬の日。

あくびをしたら、アゴがつった。

びびった。

口は開いたまま。
何が起きたか、わからない。

どれくらいの時間がたったのだろうか。
「俺のアゴは、つっている」という信号が、脳に届いた。
俺は、アゴに手をあて、少しばかりの力を入れ、口を閉じる。
アゴが痛かった。


たぶん、阿呆面だったことだろう。


2度ほどある。




情けは人のためならず

2007年01月22日 | little story
「いや~、嬉しいなぁ」と、人からもらう温かい気持ち。
俺にとって、喜びがでかいのは、人と人の繋がりから得られるものなんだと、
ここのところ、何度も再確認する。

ただ、人から与えられるものだから、
次に、いつくるかはわからない。

ふと、「それなら、与えればいいんじゃないのか?与えるのなら、自分の意志だから、毎日だってできるよな」と俺にとっては、珍しいことを考え、すごいことに気づいたとばかりに、なんか嬉しくなる。

「よーし、今日も一日、優しさを配った」と一日を終えると、
昨日とは、違う日を送ったようで、気分が良い。
結局、俺の気分が良い。

いつまで続くかはわからないけれど、
思いついた時にでも、やってみよう。


どうして、人に優しさを配るんだろう?
自分のことばかり考えている人達の世の中も、なんとなく淋しい。




オーザックの持ち味

2007年01月17日 | little story
「これ、あたためてください」と、
レジに出したのは、オーザック。
パリッと、サクッと、オーザック。

あとで、よくよく考えてみると、
レンジで温めるたオーザックは、
その持ち味である、パリッと、サックと感がなくなるんじゃないのかと、
昨日の出来事を思い出す。

ちょっとした、いたずら心。

知り合いがレジにいたもんだから、
とっさに何か、してやろうかなと思い立ち、
我ながら、くだらんことを言ってやったと、誇らしげ。

「なんだ、この客は?」と思ったこと間違いなしと思いきや、
働いて、1週間足らずの、その知り合いは、余裕がなく、聞いていない。
いや、聞こえないふりをしていただけなのか。

それにしても、家の近くにある3軒のコンビニ達よ。
新発売も良いけれど、ベーシックな塩味を置いてくれないかい?





野球人対野球人

2007年01月16日 | little story
なぜか、俺の体が無性にカレーライスを求めている。
ここ、2日間、外食は、カレーライス。
家では1週間続けてカレーライスもないこともないが、
2日連続、外食でカレーライスを食うのは、生まれて初めてのことだ。
カレークックと呼ばれても、致し方ない。

そして、俺は三度(みたび)、カレーライスを買いに、コンビニに向かう。
もう止められない。

残念ながら、俺とは別に、カレーライスに犯されている人がいるらしく、売り切れ。
不本意ではあるが、高菜チャーハンを買い、家路に向かう。

その高菜チャーハンを食い、
「そういえば、番号がわからない電話が入っていたっけ」と、
その電話番号に電話をする。

教育実習の時に出逢った生徒からだった。
12月に連絡が来た生徒から、また別な生徒へ。

どんどん伝えていって欲しい。
40人から、入れ替わり立ち替わりで、電話が来れば、
1ヶ月は、幸せな日々が保証されている。

今回、連絡が来た生徒は、半ば、ライバルのような存在。
お互い、野球をこよなく愛し、
教育実習の時は、「このほうきで構えてみろ」と、
バッティングホームをチェックし、
キャッチボールもした。

キャッチボールのはずが、
その生徒は、どんどん離れていく。
それは、キャッチボールの領域を出て、もはや戦い。
どちらの肩が強いか。

大人気ないとかは、関係がない。
そこは、野球人対野球人。
野球への情熱は、負けたくないんだ。
テレビゲームの野球ゲームすら負けたくない。

その生徒は、卒業式の日に、みんなの前で、
「俺、プロ野球選手になります」と宣言したらしい。
そんなところも、なんとなく似ている。


「俺に負けないくらい、人生を楽しめよ」と、
電話を切り、思い出にふける。


昔、もらった生徒からの手紙を読み、
もらった写真を見る。

早いもので、その頃、出逢った生徒達も25歳。
7年の時が経過している。

もう、俺のことは忘れたかもしれない。
当たり前ちゃあ、当たり前。
たった2週間という時間を共有したに過ぎない。

俺にとっては、変わらず、かげがえのない2週間で、かげがえのない存在。
それで、良いと思っている。

俺だけの片思いだと思っている中、
こうして、連絡をくれると、
ただ、それだけで、その日は、良い日となる。



みんなは、今も笑っているだろうか。




ポストカードのゆくえ~オーストラリア編~

2007年01月14日 | rakuunanzyuku
「額か写真たてに入れて、飾ってくれ」と冗談交じりの手紙を添えて、
先日、いとこの兄ちゃんにポストカードを贈った。

「なかなか、良かった、大事にするわ」

素っ気ない返事か、はたまた返事も来ないと思っていたから、
意外だったメールを読んで、喜んだ。


もう1人、ポストカードを贈った人がいる。
時々、手紙を書いてくれる、オーストラリアにいる友達。

「世話になった人達に、渡してくれ」と、
世界ウルルン滞在記の別れの場面をイメージし、
手紙の中に、数枚のポストカードを入れた。

「俺のポストカードが、日本を出て、オーストラリアに行くんだな」と、
俺は、この時点で、すでに満足。


その後、ポストカードは、どうなったのだろうか?
友達からの手紙を待ちわびた。

1ヶ月が経ち、その友達からポストカードが来た。

一緒に生活している日本人と、
オーナーと呼ばれるオーストラリア人。

2人にプレゼントをしたと書かれていた。

オーナーが、俺のことを「Special person」と、
ほめてたよと書かれているが、
意味がわからない。

友達も、スペシャルくらい当然わかるだろうと思ってるんだろうけど、ピンとこない。
特別っていう意味じゃないのか?
辞書をひいたけど、わからない。

まあ、意味はわからないけれど、
ほめてくれてるみたいだから、
なんとなくのニュアンスで嬉しい。

「もっと、見てみたい」とも言ってたとも書いてあるから、
調子に乗って、また贈ろう。



楽雲庵塾の『言葉』を更新しました。
3つしか更新していないけれど、見てください。








ふざけていこうか

2007年01月10日 | little story
今年は、もっと、ふざけた感じを出していこうと、
なかなか順調な出だしを見せている1月。
寒いね、最近。

そもそも、何で、そう思ったかというと、
正月、ばあちゃん家に、ひさびさに親戚が集まったところから端を発する。

子どもの頃、憧れにも似た感じの存在だった、いとこの兄ちゃん。
そのいとこの兄ちゃんは、いまだに、俺に影響を与える。

「本当におもろいな」と、そのふざけた感じの会話に心の余裕すら感じる。
忘れていたな、そのアソビゴコロ。
アソビゴコロを大切にしないとなと、
いとこの兄ちゃんの子どもよりも、
その父である、いとこの兄ちゃんに気づかされる。


先日、そのいとこの兄ちゃんに、俺が作っているポストカードを贈った。
珍しいことに、北海道から帰ってきてから、ふつふつと、創作意欲がわく、言葉がわく。
こんなことは、めったにない。

ここぞとばかりに、最近は、新しいポストカードを作っている。
先日、友達から、印をプレゼントしてもらったし、
その印も遺憾なく活躍をしている。

今年は、そのポストカードを持って、
フリーマーケットに行こうかと、
なんとなく楽しみにしている。






前、前から欲しかった代物

2007年01月06日 | rakuunanzyuku
「これ、欲しかったんだよなぁ」と、
ニマニマして眺める、そのプレゼントはサプライズ。

手紙とともに入っていたのは、楽雲庵塾の「印」。
石でできたやつといえば良いんだろうか。
上の写真は、その「印」。

前、前から欲しかった代物。
この前見たのは、去年の夏。
ハウステンボスで、中国人が売っていた。
欲しかったから、心が揺さぶられたけれど、あまりにも高い。
自分で作るのも、うまくできないだろうと、
半ば、あきらめていたアイテム。

びっくりしたのは、もちろんのこと、嬉しくてたまらなかった。
その印、自体をもらったのも、もちろん嬉しいし、
俺のことを思い出して、作ってくれた、その気持ちを想像すると、さらに嬉しい。

ありがとう。
この一言では、足りないけれど、ありがとう。
今年、思いがけない良いスタートが切れました。

この印は、後日、入れ物を買い、大切に保管するとともに、
今後、楽雲庵塾の作品に、使わせてもらうことにします。
ちなみに、今日、でっかい朱肉を買いました。


俺も、こういうことを大切にしていきたいと思う。
前に、日記でも書いたけど、結婚祝いも、1年贈っていない。
これは、いけないなと、昨年の暮れから、少しずつ、行動にうつすことにした。
自分が嬉しいことを、周りにも広げていきたい。





おみやげ

2007年01月04日 | little story
「もっと、日記を更新してくれ。本のコンテンツだけが、更新されているとがっかりだ」と、最近、ちらほら言われます。

この楽雲庵日記は、楽雲庵塾のメインコンテンツみたいになっている昨今、
トップよりも、訪問者が多いのが、一つの特徴となっております。

どちらにせよ、楽雲庵塾に遊びにきてくれるだけで、嬉しいです。
ありがとう。


今日、北海道から帰ってきた。
ここのところ、おみやげを買ってきても、
人に渡すのを忘れ、
結果的には、自分で食べている。

いや、忘れるというよりも、
自分で食べたいという気持ちが抑えきれず、
ついつい食べてしまうというほうが正しい。

ごめんなさい。


北海道に帰った時に、ひさびさに妹と話をした。
電話で。

電話もひさびさだったけど、本当に、直接、会っていない。
何年会っていないかも忘れた。


「おみやげ持ってきたから、家に帰ったら持っててくれ」
「兄ちゃんが、作ったものでしょ?」


さすがは、俺の妹。
何も言っていないのに、ばれた。
ポストカードを置いてきた。


しかし、あいつは、何の感想もよこさない。



そういうわけで、挨拶が遅れましたが、
今年も楽雲庵塾をよろしくお願いします。