どんまい

いろいろあるけれど、それでいい。

黙々と

2006年01月07日 | little story
「上の人が下の人を評価しているように、下の俺達は、上の人がどんな人かを評価しています」。

社会人になって、2年目くらいたった頃だろうか、先輩の人と話をしている時に、こんな生意気なことを俺は口にした。

未だに、その考えは変わらない。
ただ先輩だから、その人の言っていることに従うというのは、中学や高校での部活の時くらいなもんだ。
だから、後輩には何か与えられる人でありたいと思う。
与えられているかどうかは別にして、そんな意識を持っていたいと思う。

自分のコトはさておき、その先輩は、嫌な仕事にも嫌な顔もせず、愚痴も言わず、謙虚に、仕事をする。
言葉ではなく、そんな背中を見て、すげぇなって思う。

すげぇとこは、いっぱいあるのだけれど、その中でも印象に残っているコトは、
周りの人に反対されても、黙々と自分が正しいと思っていることをするところ。
きっと、その背景には、自分の信念みたいなものがあるのだろう。
人の意見を聞き、自分で調べ、自分の考えを持っているのだろう。
そんな中で、余裕みたいなものもあるのだろう。

周りに否定、批判、反対されるのは、正直きつい。
そんな時、俺はどうも自分に余裕がなくなる。ムキになって反論したくなる。
そうではなく、時にはただ黙々と、自分が正しいと思っているコト、自分の価値基準で行動できるようなものも身につけていけたらと思う。


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