「ポストカード営業に行くのは、100本ノック以来だなぁ」と、
インターネットのタウンページで置いてくれそうな場所を検索し印刷をした。
印刷した住所を見ながら、道の駅マップで、これから行く場所を考える。
道の駅マップは、親戚のおじさんからもらったもので、
おじさんは、北海道の道の駅を、昨年だったかに制覇し、
今年も、道の駅を制覇するのを楽しみにしている。
「これから行く喫茶店の近くには道の駅はないな」と、
俺も、親戚のおじさんにあやかって、道の駅スタンプラリーを先月から始めた。
道の駅スタンプラリーには、専用の冊子があって、
100円で、その冊子を買って、道の駅に寄り、スタンプを押していくってもの。
スタンプを集めると商品と交換してくれる抽選に参加する資格を得る、
それが、道の駅スタンプラリー。
俺が制覇した道の駅は4つ。
たったの4つ。
俺の場合は、おまけみたいなもんで、
どうせ、北海道各地にポストカードの営業に行くのなら、
道の駅スタンプラリーをしながらだと、
更に楽しみも増すもんだってことで始めた。
今回、言った土地は十勝。
十勝にある芽室町ってとこ。
芽室高校のすぐ隣に、その喫茶店はあって、
扉をあけ、スリッパに履き替え店内に入った。
テーブルに座り、「アイスコーヒーを下さい」といつものように注文をする。
「コーヒーね」と確認をしたおばさんの、
「アイス」という語句が抜けているところが、若干、気にはなったが、
アイスコーヒーが出てこようが、ホットコーヒーが出てこようが、
ここは、さして問題としないところ。
前にも、アイスコーヒーを注文し、ホットコーヒーが出てきた喫茶店で、
ポストカードを置いてもらったっけと、
ホットコーヒーが出てくれば、縁起が良いとさえ思えてくる。
アイスコーヒーかホットコーヒーのどちらが出てくるかはわからないが、
待っているまでの間、店内を眺めた。
壁には、写真がいくつか飾ってある。
他に物販らしきものはない。
ポストカードを置いてもらうのは厳しいかなぁ。
そんなことを考えていたら、おばさんが、コーヒーを運んできた。
出てきたのは、「ホットコーヒー」。
縁起が良い。
俺は、ホットコーヒーを飲みながらおばさんに話しかけた。
「ここって、作品展ってしているんですか?」
「頼まれればしてますよ」
「いくらくらいかかるんですか?」
「無料です。何かやっているんですか?」
俺は、鞄に用意していたポストカードを取り出した。
その声に誘われたのかはわからないが、店の奥から、おじさんも出てきた。
おじさんは、俺が座っているテーブルの前に座り、
ポストカードを手に取り、プロフィールを眺めた。
「今、ポストカードを置いてもらえるところを探しているんです」
「置くのはかまわないですよ」
すんなりと話はすすんだ。
それから、ポストカードの展示の仕方を聞いたり、
売れるためにはって話を聞いたり、
おじさんとおばさんがやってきたことを聞いたり、
かれこれ、何分、その店にいたかはわからないが、
最後に、煙草をすっているなら、ライターをあげるよって、
ライターを2つもらって帰ってきた。
*****
今回、楽雲庵塾ポストカードを置いていただいた店
[ギャラリー十勝野]
北海道河西郡芽室町東めむろ2条北1丁目
*****
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インターネットのタウンページで置いてくれそうな場所を検索し印刷をした。
印刷した住所を見ながら、道の駅マップで、これから行く場所を考える。
道の駅マップは、親戚のおじさんからもらったもので、
おじさんは、北海道の道の駅を、昨年だったかに制覇し、
今年も、道の駅を制覇するのを楽しみにしている。
「これから行く喫茶店の近くには道の駅はないな」と、
俺も、親戚のおじさんにあやかって、道の駅スタンプラリーを先月から始めた。
道の駅スタンプラリーには、専用の冊子があって、
100円で、その冊子を買って、道の駅に寄り、スタンプを押していくってもの。
スタンプを集めると商品と交換してくれる抽選に参加する資格を得る、
それが、道の駅スタンプラリー。
俺が制覇した道の駅は4つ。
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俺の場合は、おまけみたいなもんで、
どうせ、北海道各地にポストカードの営業に行くのなら、
道の駅スタンプラリーをしながらだと、
更に楽しみも増すもんだってことで始めた。
今回、言った土地は十勝。
十勝にある芽室町ってとこ。
芽室高校のすぐ隣に、その喫茶店はあって、
扉をあけ、スリッパに履き替え店内に入った。
テーブルに座り、「アイスコーヒーを下さい」といつものように注文をする。
「コーヒーね」と確認をしたおばさんの、
「アイス」という語句が抜けているところが、若干、気にはなったが、
アイスコーヒーが出てこようが、ホットコーヒーが出てこようが、
ここは、さして問題としないところ。
前にも、アイスコーヒーを注文し、ホットコーヒーが出てきた喫茶店で、
ポストカードを置いてもらったっけと、
ホットコーヒーが出てくれば、縁起が良いとさえ思えてくる。
アイスコーヒーかホットコーヒーのどちらが出てくるかはわからないが、
待っているまでの間、店内を眺めた。
壁には、写真がいくつか飾ってある。
他に物販らしきものはない。
ポストカードを置いてもらうのは厳しいかなぁ。
そんなことを考えていたら、おばさんが、コーヒーを運んできた。
出てきたのは、「ホットコーヒー」。
縁起が良い。
俺は、ホットコーヒーを飲みながらおばさんに話しかけた。
「ここって、作品展ってしているんですか?」
「頼まれればしてますよ」
「いくらくらいかかるんですか?」
「無料です。何かやっているんですか?」
俺は、鞄に用意していたポストカードを取り出した。
その声に誘われたのかはわからないが、店の奥から、おじさんも出てきた。
おじさんは、俺が座っているテーブルの前に座り、
ポストカードを手に取り、プロフィールを眺めた。
「今、ポストカードを置いてもらえるところを探しているんです」
「置くのはかまわないですよ」
すんなりと話はすすんだ。
それから、ポストカードの展示の仕方を聞いたり、
売れるためにはって話を聞いたり、
おじさんとおばさんがやってきたことを聞いたり、
かれこれ、何分、その店にいたかはわからないが、
最後に、煙草をすっているなら、ライターをあげるよって、
ライターを2つもらって帰ってきた。
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今回、楽雲庵塾ポストカードを置いていただいた店
[ギャラリー十勝野]
北海道河西郡芽室町東めむろ2条北1丁目
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