どんまい

いろいろあるけれど、それでいい。

何ラウンド目かは忘れた(2)

2009年01月30日 | rakuunanzyuku
カーン。


突然、ゴングがなる。

この戦い、どれくらい休めるかってのは、決まってないらしいんだ。
いつも、突然、ゴングがなる。

そして、慌ただしく、リングに立つ。

相手は、なかなかの強者。
いや、俺が、ただ弱いのか?と思うこともある。

殴られながら、「へっけっけ」と、
不敵な笑みを浮かべるくらいのタフな男に憧れる。
目指している。

だが、俺には、まだまだ程遠い。


もう何ラウンド目かは忘れたけれど、
この話は、その何ラウンド目かの話だ。



俺は、その時も、まぁ、攻められていて、
手を出すも、相手の手数の方が多くて、
殴られ続けることに、嫌気がさしてきたところだった。

ふとね。どうして踏ん張れるんだろう?って、
何人かの戦っている人達の顔を思い出した。

そう、俺は、ラッキーにも、
踏ん張り続けている人に出逢っている。
戦う姿勢をとり続けている人に出逢っている。

どうして、踏ん張れるんだろう?

俺は、俺なりの答えを、
その防戦一方の渦中に探した。

その人達が、何で踏ん張れているのかは、わからない。
ただ、ただ、すげぇって思う。
そして俺も、そんな人になりたいって思う。
強く思う。


もう、これは、どんな人間でありたいかって話かもしれん。


うまく戦う術は、知らないけれど、
どんな人間でありたいかってことは、
俺にもある。


それにしても、踏ん張り続けている人達は、すげぇや。



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何ラウンド目かは忘れた

2009年01月29日 | rakuunanzyuku
何度目のダウンだろう。

あの時が1回、あの時で2回、あの時もあるから3回・・・。
早くカウントを数えてくれレフェリー・・・。
早く俺を楽にしてくれと、耳を澄ましても、
レフェリーのカウントは聞こえない。

うっすらと目を開ければ、
レフェリーは、首を横に振っている。

・・・・。

かと、思いきや、
ダウンをしているところを、
さらに足蹴りされ、リングからも、すべり落ちそうだ。

いや、もう無理だって、もう無理だってと、
蹴られるだけ、蹴られる意識の中、
うっすらと、気づく。


レフェリーは、カウントを数えたためしがない。
自分の足で立たなければ、蹴られるだけ蹴られるのか?


体がバキバキ言いやがる。
覚束ない両足で、
なんとか立ち上がり、
ファイティングポーズをとる。


まるでボクシングみたいだと思ったけれど、ボクシングじゃないのか?
ダウンしてるのに、足蹴りだもんな。

それにしても、長い戦いだ。
もう何十年と戦い続ける日々だ。
今が何ラウンド目かも忘れた。


安息は束の間、
あったのかさえも、よくわからないくらい。
シャワーのようにパンチを浴びる。

またか?

顔から血が噴き出す。
必死でガードを固める。
相手は、ガードの上からも打ってくる。

何度も殴られ続ければ、
ちょっとくらいは、痛みに耐えられるようになってくる。
そんな気がした。
気がしただけなのか?

痛みは、その時、その時に感じるのが、一番、痛いんだとも思う。
新鮮なほうが、イキが良いのは、何も魚ばかりじゃない。


くだらねぇな。


こころの中で、吐き捨てる。


逃げるためには、
手をださんと、逃げられんな。
そんなことを、必死で考え、
バキバキ言いやがる体に言い聞かせ、
意味がないパンチかもしれないけれど、
必死で手を出した。



もしかしたら、カウンターを喰らい、
さらに痛い目を見るかも知れない。
そのパンチは意味がないかもしれない。
それは、俺にもわからない。


ただ、殴られ続けるだけでいいのか?



この戦いは、日本のどこかで行われている一本勝負。
無制限ではないけれど、
いつか終わるであろう一本勝負。


そんなリングに立つ一人の男の物語。



何ラウンド目かは忘れた。




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水のうつわ

2009年01月28日 | book
図書館に行き、
一人か二人が座るにはちょうど良い席が、
ここのところの俺の定位置。
日当たり良好。

その日は、休日のためなのか、
いつもよりも人がいて、
残念ではありますが、
座ることができなかった。

その図書館には、
その他にも席があって、
何人も座れる席もある。

何人も座れる席は、
ゆっくりできない気がして、
気が進まないけれど、
席がないから仕方がない。

仕方がないと思いながら、
歩いていくと、
何人も座ることができる席がある。

大きい机に椅子が6つか、いや8つか。
どっちかは定かではないけれど、
とにかくいっぱい人が座れる。

みんなも同じことを考えているのか、
あっちの席が良いんだね。

人が誰も座っていない。

よくよく考えれば、
大きい席に俺一人。
こっちの方が、スペースもいっぱい使えて贅沢だ。

その席に腰を掛け、鞄を置いて、
ふと、席の向かいにあった棚が目につく。



『伊集院静』


そうだ、俺、この人の本を読みたかったんだっけと、
再び、席を離れ、その本棚のところに歩いて行った。

うる覚えだった読みたい本を探す。
探すが見当たらない。

この棚はエッセイだから、
小説の棚の方にあるのかなと、
ぐるぐる歩くが、見当たらない。


そうなれば、予約をする。
俺は、この図書館で借りる本の、
ほとんどを予約をし借りる。

ここの図書館は、100発100中で本を見つけ出し、
俺の元に届けてくれる。
雑誌すら見つけてくれる。
ネットで、うる覚えだった本を探し、


数日後、届いたのが、この本。


『水のうつわ』伊集院静:幻冬舎


読みながら、
生きづらいと思うのは、
何も俺ばかりではなく、
結構いるのかなと思えてくる。

そんな言葉が、ところどころに出てくるエッセイ。


そんな本の言葉を最後にどうぞ。


”仮に人生を十日間で切り取ってみたとして、
いい日なんて一日あれば良い方だろう。
残りの九日間は半分以上が困ったような一日だろう”


”人生は映画やテレビの筋書きとは違う。
うまい塩梅に事が運ぶことなど、
万に一つもありはしない。
それでも男は平気な顔をして生きている”


”人生が順調ではないように、
各々の人が背負った生きる条件は
どれも楽なものはひとつもない。
それでも人は生きていく。
それが魅力的なのである。”



*****

今日、紹介した本はこちらです。


『水のうつわ』伊集院静:幻冬舎


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北海道応援フェア(9)タングロン

2009年01月27日 | hokkaido
北海道生まれによる、
観光雑誌とかには紹介されないであろう、
マニアックな視点から、
お送りする北海道応援フェア。

今回、ご紹介するのは、
北海道の塾生から、
「ぜひ、紹介してくれ!」と
リクエストがあった商品となっております。



その商品は、”タングロン”。



北海道の塾生ならば、
いつかくるんじゃないかと、
予想されていたであろう”タングロン”。

北海道以外の塾生なら、
なんだ?ロボットの名前か?と
勘違いするかもしれない”タングロン”。


タングロン。


それは、飲み物であります。


飲み物の地域限定って多いね。
作りやすいのかね。

この記事を書くにあたり、
ひさびさに飲んでみようかと、
スーパーに足を運びましたが、
残念ながら、売っていませんでした。

それほど、手に入りにくい商品となっております。
そもそも、給食以外で飲んだことがない。

ちなみに、給食では、
わかめご飯と必ずセットで出てくる。

それ以外では登場しない。
普段は牛乳だが、
わかめご飯の時だけは、タングロン。
ここは外せないとばかりに、タングロン。

ちなみに、北海道以外では、わかめご飯の時も牛乳だったのだろうか?
そもそも、わかめご飯が出ていなかったのだろうか?
気になるところであります。

なぜ、わかめご飯とセットなんだと、
一度、考えると、
不思議で仕方がないもんだから、
インターネットで調べてみた。


が、わからない。
これは、給食センターに聞かなければ、
解決しない謎らしい。


そうそう、味なんだけど、
これは表現するのが難しい。
リンゴジュースの他に何か入っているやつとでも言おうか。

ちなみに、人気もあった気がする。
給食以外で飲みたいなとは思わないが、
毎日の牛乳よりは、新鮮さがあったんだろうね。


このタングロン、100本入りで5,250円となっております。



ぜひ。



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ARTs*LABo P-web06 出品リスト

2009年01月26日 | rakuunanzyuku
Web上のポストカードイベント、
『ARTs*LABo P-web06』も、
まなくということで、
今日は、せっせと新作を作っておりました。
今回、出品する新作は3作。

今回は2月ってことで、
春を意識しております。
まだ、まだ冬、真っ盛りだけど、
意識してみた。
桜の作品も新作含め6作品用意してます。

作品を観るだけでも観てってください。
2月1日からの開始となります。



ARTs*LABo P-web06 出品リスト

1.チシマザクラ 2009年新作

2.希望

3.たかが一部

4.最強で最高

5.いにしえより

6.一回でも多く

7.望む 2009新作

8.この出逢いに感謝します 2009新作

9.スメバミヤコ

10.ありがとう08ver.

11.優しく

12.つづく


[ARTs*LABo P-web06]

時:2009年2月1日~2月28日
会場:ARTs*LABo P-web05特設サイト
http://artslabo.net/p_web/top.htm


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歴史上の人物で、誰が好きかと聞かれれば

2009年01月24日 | little story
歴史上の人物で、誰が好きかと聞かれれば、
「迷うところではありますが、前田慶次です」と答えるだろうね。


前田慶次の甲冑が、山形県米沢市にあるらしいんだけど、
俺、米沢市に行ったことがあるんだよね。
その時は、桜を観にね。

前田慶次の甲冑があるなんて知らなかったから、
当然、見ないで帰ってきた。

数年後、その事実を知った時は、
「行ったもんなぁ、行ったもんなぁ」って、
心の中で、呪文のように唱えた。


そもそも、何で前田慶次が好きになったかというと、
漫画『花の慶次』を読んだところから始まる。

この前も、もう一回、読もうかなと思ったけれど、
せっかくなら、原作の『一夢庵風流記:隆慶一郎』を、
読んでみようかなと思い読んでみた。


好きな場面やセリフはいっぱいあるんだけど、
その一つに、前田慶次と直江兼継が一緒にいる場面があって、
二人は、特に何の話をするというわけではなく、
それぞれ、好きなことをして、
ただ、同じ空間にいるのが居心地が良いみたいな場面がある。

ここの場面を読むとわかるなぁって、
何人かの顔を思い浮かべる。

ただ、ただ、その場にいるのに幸せを感じる時がある。
出逢えて、本当に良かったなぁ、ラッキーだなぁと思う。



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楽雲庵塾本第二弾(1)繋げるため、綴る、次なるストーリー

2009年01月21日 | rakuunanzyuku
最初の勢いはどこにいった!と言うくらい、
モチベーションが下がることも、結構、あるけれど、
この気持ちは、ちっとも変わらんな。


本を出してぇぇ。


俺が書く本、通称、楽雲庵塾本の第一巻は、
今から4年前に書き終わり、
書き終わったは良いものの、
実際の本にはならず、
こうなったら、自費出版だなと、
印刷会社に持って行って、
見積書を出してもらった。

結局、見積書と財布の中身を見比べているうちに、
もうちょっと後にしよと、
そのままになっている。


こうして、楽雲庵塾本の第一巻は、
実際の本に、ならないままなんだけど、
俺は、新たに書きたい物語が浮かんだ。


つまりは、楽雲庵塾本の第二巻。


思い浮かんだのは、昨年の夏だったかな。

第一巻より先に、第二巻が出るのも、うけるなと、
それから、少しずつ、書き始めている。


まだ、まだ完成には、程遠いし、
形になるかはわからんけれど、


俺はやりたいからやる。


自分自身の物語を繋げるため、
自分自身の手で綴る。



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北海道応援フェア(8)バナナカツゲン

2009年01月20日 | hokkaido
北海道生まれによる、
観光雑誌とかには紹介されないであろう、
マニアックな視点から、
お送りする北海道応援フェア。


今回、ご紹介するのは、バナナカツゲン。


昨日、カツゲン○○味ありますって書いたからね。
早速、コンビニで買ってきたよ。

飲んでみたけど、やっぱ普通のカツゲンの方が良いね。
混ざり気なしのカツゲンが良いわ。



次回のカツゲンは何味だ!?




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北海道応援フェア(7)カツゲン

2009年01月19日 | hokkaido
北海道生まれによる、
観光雑誌とかには紹介されないであろう、
マニアックな視点から、
お送りする北海道応援フェア。

今回、ご紹介するカツゲン。
正式名称、ソフトカツゲンは、
たぶん、知っている人が多いかも知れないね。

北海道独自の食文化を語る上で、
このカツゲンは外せない。
そんなわけで、ご紹介するはこびとなりました。

このトップ画像のカツゲンは、
たぶん、受験シーズンバージョンだね。

ちなみに、カツゲンの味。
近いのは、ピルクルかな。

俺が、子どものころは、このベーシックタイプの味しかなかったんだけど、
ここ近年、カツゲン○○味というのが出始めております。
そんな邪道なものは飲まないと、
一切、拒否をしてきましたが、
みなさんに、ご紹介するのであれば、
飲んでみるのも、またよしかなとも思っております。




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北海道応援フェア(6)ナッピー

2009年01月18日 | hokkaido
北海道生まれによる、
観光雑誌とかには紹介されないであろう、
マニアックな視点から、
お送りする北海道応援フェア。


第6回目となりました今回は、“ナッピー”。



ナッピーをご存知か?



画像がないのが残念でならないが、
ナッピーは食べ物だ。

噂では、北海道にしかないらしく、
その北海道でも、知る人ぞ、知る食べ物。



想像してください。



アイスの最中(もなか)を思い浮かべてください。



最中(もなか)の中は、アイスではなく、






納豆。





通称、ナッピー。





うまいわけがない。



俺が子どもの頃、給食で出ていたナッピー。
給食でしか見たことがないナッピー。


喜んでいるやつなんて誰もいなかった。


その強烈さゆえ、未だ、時々、思い出す食べ物。
ナッピー。




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