どんまい

いろいろあるけれど、それでいい。

最高の笑顔をみせてくれ

2006年06月30日 | little story
親は、子どもに平凡な生活を求めた。

敢えて危険な橋を渡って欲しくない。
どん底の不幸なんて味わって欲しくない。
ただただ、平凡でも良い。
平凡な中にも幸せはあるんだよと言った。

子どもは、迷った。
自分の夢との狭間で悩んだ。

結局、
自分の心で感じ、
自分の頭で考え、
自分の手と足で、
行動をすることにした。

「心配してくれてありがとう」と子は親に言い、
子は敢えて、危険な橋を渡った。
それは、その危険な橋を渡らなければ、
後悔をすると思ったから。

お父さんやお母さんが言ってくれた言葉は、
人生の経験者として正しいのだろう。
そして、僕を心配してくれているんだ。
だけれども、僕は、
最高の笑顔を見せることが、
生んでくれた恩返しだと思うんだ。



このところ、10代の人達と話しをする機会が何回かあった。
今日も、一人の10代の人と話をして帰ってきた。

帰ってきて思う。

「俺は、若い人達に、何らかの応援ができる男でありたい」。

まあ、まだまだ20代。
そんな人生を語る領域にも達していないような男。
応援をしたいと思っても、どういうふうにと聞かれれば、よくわからないのも実情。

そう想い続けていれば、そういう機会にも、いずれ出逢うだろう。
また、その時に、俺なりのスタイルで応援したいと思う。

俺も、何度か、人生の先輩達に応援をしてきてもらった。
その感謝の気持ちを、次ぎの世代に受け渡していく一人でありたい。