◆東京電力(日本):リスクについての盲信が福島第一原発のメルトダウンを招いた。コストを削減するため、原発の構造的な安全問題を無視した。メルトダウンと放射能汚染は防げたかもしれない。情報開示も常に遅かったし、虚偽の情報もあった。東電社内には隠蔽とごまかしの体質がある。
◆サムソン社(韓):自社工場で、使用許可のない毒性の高い物質を労働者に知らせることなく使用。その結果、多くの労働者ががんを患った。
◆シンジェンタ社(スイス):ヨーロッパで禁止されている自社の除草剤を南半球で販売。何千人もの農民が同製品の使用により命を落とした。
◆ ヴァーレ社(ブラジル):アマゾンの熱帯雨林の中心部にベロ・モンテ・ダムを建設中。約4万人の現地住民が強制避難を強いられている。
◆バークレイズ社(英):投機マネーを注ぎ込み、世界中で食料の値段高騰を招いた。その結果、数え切れない最貧困層に属する人びとの命を犠牲にした。
◆フリーポート・マクモラン社(米):45年にわたり、インドネシア東部パプア州にある同社の採鉱現場を汚染し、反抗勢力を拷問し殺害してきた。
(the Public Eye Awards)
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