五十坂・登りきらずに下り坂

とうとう56才になりました。
ほとんど年寄りと女子供しか
回りにいません。
そんな日常を綴っています。

「まれ」見ていますか

2015-04-14 13:47:04 | テレビ・芸能・新聞
朝の連続テレビ小説「まれ」
その前の「マッサン」は入れ込んでみていました。
あのヒーローの外国人の女優さん、
外国人なんだけど、あんなに日本中の人にすんなり受け入れられた外国人はいないんじゃないか、
というくらい好感度抜群の人でした。

さて、「まれ」ですが、このドラマを見ると、いつも思い浮かべる人がいます。
以前働いていた介護施設の同僚です。
お菓子の専門学校を卒業してすぐ、畑違いの介護の仕事に就きました。
就職先がなかったからなのでしょう。
でも彼女はいつも迷っていました。
その時私は、「お菓子作りは趣味にしといたら?」とアドバイスしていました。
まあなんと無責任なアドバイスでしょうか。

もし、自分の子供がお菓子の専門学校に行きたい、と言ったら自分なら反対します。
小学生くらいの子の夢がパティシエなのは微笑ましいですが、
高校生になってもそんなこと言っていたら、何バカなこと言っているの、と一蹴します。
私はその世界のことをよくはわかりませんが、朝早いし、肉体労働だし、賃金安そうだし、
どうみても割のいい仕事とは思えません。
万が一自分の店を持てたとしてもいつも売り上げのことを考えれいなければいけません。

まれよ、おとなしく役場職員になった方がいいと思うよ。

その元同僚の子もまだ辞めずに介護の仕事を頑張っているみたいです。
彼女、いつも作っていないと腕が鈍ってしまうから、もうパティシエはダメかもしれない、
とも言っていました。

もう夢は諦めたのでしょうか。
きっとこの「まれ」を自己投影してい見ているんだろうな。
このドラマを見てまた奮起して夢を追うのかなあ。