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水に纏わる話②

2012-07-26 | Weblog

今日水俣に行ってきました。連日の暑さで空気中に埃が舞って遠くまで見通せないけど太陽熱だけはまっすぐ照りつけるじっとりの夏です。毎年夏には水俣病の学習で水俣に行くのですが、今年の語り部さんは前田さんという方でびっくりしたのはお年の割に(失礼)とてもお若く見えたことです。いじめや嫌なことはなかったと言い切れる前田さんの前向きな生き方がわかさの源かな!?と思いました。そう言えば、カトリックのシスターたちもとてもお若く見える方が多いのもそうしたことかもしれないな…

午後は百間排水口や茂道の集落を見て回りました。排水口(廃液を流していた排水口はもう少し国道沿いの方らしいけど)はちょうど潮が満ちていて全容は見えなかったけど、その奥の暗渠となった水路の奥では師が壁を叩いて沢山の生き物が怨嗟の声繰り返しているみたいで、明るい日差しの中で暗澹とした気分になりました。夏の水俣は明るすぎて悲しくなります。

コメント
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