珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

07.J1.10節川崎‐東京

2007-05-06 23:53:29 | サッカー
現在の両クラブの状況をまざまざと、残酷なまでに見せつけられた試合でした。これが
今の川崎と東京の力関係なのです。もちろんこの結果は、関係者およびサポーター、
つまり東京に関わる全ての人にとって、受け入れがたいものです。しかし、僕らはここから
目を逸らしてはいけないと思う。曲がりなりにも「ライバル」という表現が成り立っていたはずの
両クラブの間に、なぜこれほどの差がついてしまったのか。それを改めて考えなければ
ならないのでしょう。

試合に関しては、もはや論評する気力もなくなるね(笑)。まあ、今に始まったことではないですが、
東京はチームとしてこう攻める、こう守る、このような意思統一のもとに試合を組み立てていく
というようなものが全く無いのでしょうね。そういったチームとしての意思疎通、選手間の
コミュニケーションの蓄積、といったことが日々の練習においてまるで意識されていないのでしょう。
そうでなければ、中盤でボールを奪っても出し所がなく下げるのみ、最終ラインからも
ボールを前に運べず出したとしても可能性の無い放り込み、といったことがこれだけ繰り返されは
しないのでは。またパスをカットされたり、サイドラインを割ったりというシーンも目立ちましたが、
それも結局は普段からのコミニュケーション不足に起因するものなのでしょう。鹿島戦後にも
全く同じことを記しましたが。

東京は潜在能力を秘めたチームだと僕は今でも思っています。しかし「潜在」能力はあくまで、
引き出されて初めて意味を持つもの。今のままで、それを引き出すことができるとは、僕には思えない。
時間が経てばなどという言い方は、きちんとチーム作りが行われている状況において、
初めて使えるもののはず。開幕からほぼ2ヶ月が経過しながら、いまだに今シーズンの
東京のサッカーに何の進展も見られないのでは…。決断するならば、早い方がいいと思う。

PS-2ゴールの大橋に対し「彼に拍手を」の交代を行い、同じくゴールを決めた黒津を下げて
若手に経験を積ませ、あげくのはてには中村を休ませる。川崎がこれほどの余裕を持てる
展開にしてしまったことが、本当に悔しい。でもそれが、今の東京と川崎の力関係なんですね。
ここから這い上がっていきましょうよ。できることはなんでもやって、ね。
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2 コメント

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川崎が居ない間の4年間 (しょういち@東京の空の下)
2007-05-07 00:08:45
無駄に過ごしたような気がしてとても悔しいですね。
「ただJ1に留まった」だけなのでしょうか。J1に居ることだけで満足していたのでしょうか。アマラオの言葉がむなしいです。
返信する
確かにね (コール)
2007-05-07 00:54:10
こんばんは、しょういちさん。コメントありがとうございます。
空しいですね。ただ、追いつけない差だとは思いませんし、ここからの奮起を待ちますよ。
返信する

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