あまりにも無様で、あまりにも悲しい逆転負けでした。
1-1の同点にされたあと、僕はずっとこんなことを考えていました。「この試合は今シーズンの
東京にとって一つの分岐点になるんじゃないか」と。僕の考えでは、今まで(第8節まで)の
中でポイントになったのは、3節の磐田戦だったと思います。あの試合を落としたことが、
その後の東京の足跡に大きな影を落としたんじゃないか。そして今回の鹿島戦もそのような
位置づけになるんじゃないかな、と。もちろん勝利を信じていましたし、ここで勝ち点3を取れれば
今後の前進のきっかけになってくれると思っていたのですが…。ご覧のとおり、最悪の結果が
待ち構えていたわけです。東京がこのようなズッコケを演じるのは、今に始まったことではないものの。
ワンチョぺのリーグ戦初ゴールで味スタは最高に盛り上がりました。それなのに、そのわずか2分後に
あっさりと同点ゴールを叩き込まれる。これも東京らしいと言ってしまえばそれまでなのですが…。
決めるべき人がゴールを決め、最高潮に盛り上がった3万観衆の前で、わずか2分後に同点ゴールを
奪われてしまう。なぜ、こんなことになるんでしょうね。僕はここを問題視したい。
つまり、ゲームの流れを大事にできない、引き寄せられないというところを。
まあ昨日の試合に関しても、これまでの試合と同様に、チームとしての連携というものに、
物足りなさを感じずにはいられませんでした。さすがに少しはマシになってきたとは思うけど。
そんな状況でJ1の試合において勝ち点を積み重ねようというのは、やはり甘いのですね。
パスの出し手と受け手の息が合わず、出されたパスがサイドラインやゴールラインを
空しく割っていくというシーンを残念ながら何度見たことか。あるいは単純な放り込みを
鹿島のDF(そのほとんどは東京の強化指定選手だった人ですが)に苦もなく跳ね返されるという場面を。
本音を言えば、今でも僕は今シーズンの東京は十分上位にいけるチームだと思っています。
しかしそれは、集団としての約束事がきちんと構築され、それぞれの選手が有機的に結合し、
まさに「チーム」が形作られて、それで初めて可能になることではないでしょうか。
そのような取り組みが、普段の練習からなされているのでしょうか。どうもそうは思えない。
そしてそこに、凄く不満と不安を感じるわけです。単にいい選手を揃え、その選手たちの
個人能力のみに頼って戦うというのは、さすがに無理ですね。
鹿島にしても、強かった頃の彼らとは全く違う状況ですよ。しかしそれでも、勝負どころを
かぎ分けるというか、勝負の綾を判断するというかの能力は、さすがだと思わされました。
各論に話を移しても、多くの東京サポーターが感じたことでしょうが、なぜチョペを下げ
憂太、梶山なのでしょう。チョペと憂太の組み合わせはできないのでしょうか。
またチョペを下げるなら、どうして赤嶺を使わなかったのか。赤嶺をベンチ入りさせたのは
何のためなのか。もちろん、采配については監督の専権事項ですが、昨日については
さすがに納得のいかない采配だったのでね。交代がいつも同じやり方で、しかも投入された選手が
何の働きもないまま終わるというのでは、意味がない。
昨日の試合は今シーズン初の3万人超えだったのですが、一昨年のGW中、5月4日に行われた
味スタでの鹿島戦は40,300人の入場者を記録したんですよ。その試合も負けたわけですけど(笑)。
全く同じ条件、相手で1万人観客数が減っているわけですね。これは大変なことですよ。
そして、そうなるのは、単に東京のサッカーがつまらないためでしょうから。
当ブログでは何度となく同様のことを記していますが、負け試合のあとの試合間隔が詰まっているのは、
むしろいいことと思いましょう。落ち込むヒマなどないのだと。今の川崎相手ではどう考えても
苦しい試合になりますが、こんなところで変に勝ったりするのもまた東京ではないですか(笑)。
サッカーは続きます。次の試合に向けて、僕らも応援しましょうよ。
PS-私信ですが、なみさん先日はありがとうございました。
1-1の同点にされたあと、僕はずっとこんなことを考えていました。「この試合は今シーズンの
東京にとって一つの分岐点になるんじゃないか」と。僕の考えでは、今まで(第8節まで)の
中でポイントになったのは、3節の磐田戦だったと思います。あの試合を落としたことが、
その後の東京の足跡に大きな影を落としたんじゃないか。そして今回の鹿島戦もそのような
位置づけになるんじゃないかな、と。もちろん勝利を信じていましたし、ここで勝ち点3を取れれば
今後の前進のきっかけになってくれると思っていたのですが…。ご覧のとおり、最悪の結果が
待ち構えていたわけです。東京がこのようなズッコケを演じるのは、今に始まったことではないものの。
ワンチョぺのリーグ戦初ゴールで味スタは最高に盛り上がりました。それなのに、そのわずか2分後に
あっさりと同点ゴールを叩き込まれる。これも東京らしいと言ってしまえばそれまでなのですが…。
決めるべき人がゴールを決め、最高潮に盛り上がった3万観衆の前で、わずか2分後に同点ゴールを
奪われてしまう。なぜ、こんなことになるんでしょうね。僕はここを問題視したい。
つまり、ゲームの流れを大事にできない、引き寄せられないというところを。
まあ昨日の試合に関しても、これまでの試合と同様に、チームとしての連携というものに、
物足りなさを感じずにはいられませんでした。さすがに少しはマシになってきたとは思うけど。
そんな状況でJ1の試合において勝ち点を積み重ねようというのは、やはり甘いのですね。
パスの出し手と受け手の息が合わず、出されたパスがサイドラインやゴールラインを
空しく割っていくというシーンを残念ながら何度見たことか。あるいは単純な放り込みを
鹿島のDF(そのほとんどは東京の強化指定選手だった人ですが)に苦もなく跳ね返されるという場面を。
本音を言えば、今でも僕は今シーズンの東京は十分上位にいけるチームだと思っています。
しかしそれは、集団としての約束事がきちんと構築され、それぞれの選手が有機的に結合し、
まさに「チーム」が形作られて、それで初めて可能になることではないでしょうか。
そのような取り組みが、普段の練習からなされているのでしょうか。どうもそうは思えない。
そしてそこに、凄く不満と不安を感じるわけです。単にいい選手を揃え、その選手たちの
個人能力のみに頼って戦うというのは、さすがに無理ですね。
鹿島にしても、強かった頃の彼らとは全く違う状況ですよ。しかしそれでも、勝負どころを
かぎ分けるというか、勝負の綾を判断するというかの能力は、さすがだと思わされました。
各論に話を移しても、多くの東京サポーターが感じたことでしょうが、なぜチョペを下げ
憂太、梶山なのでしょう。チョペと憂太の組み合わせはできないのでしょうか。
またチョペを下げるなら、どうして赤嶺を使わなかったのか。赤嶺をベンチ入りさせたのは
何のためなのか。もちろん、采配については監督の専権事項ですが、昨日については
さすがに納得のいかない采配だったのでね。交代がいつも同じやり方で、しかも投入された選手が
何の働きもないまま終わるというのでは、意味がない。
昨日の試合は今シーズン初の3万人超えだったのですが、一昨年のGW中、5月4日に行われた
味スタでの鹿島戦は40,300人の入場者を記録したんですよ。その試合も負けたわけですけど(笑)。
全く同じ条件、相手で1万人観客数が減っているわけですね。これは大変なことですよ。
そして、そうなるのは、単に東京のサッカーがつまらないためでしょうから。
当ブログでは何度となく同様のことを記していますが、負け試合のあとの試合間隔が詰まっているのは、
むしろいいことと思いましょう。落ち込むヒマなどないのだと。今の川崎相手ではどう考えても
苦しい試合になりますが、こんなところで変に勝ったりするのもまた東京ではないですか(笑)。
サッカーは続きます。次の試合に向けて、僕らも応援しましょうよ。
PS-私信ですが、なみさん先日はありがとうございました。