珈琲もう一杯

3月6日、2010年Jリーグ開幕

長崎に大物が

2006-10-13 22:25:42 | サッカー
全国の地域リーグの中で、最も厳しい戦いが行われているのは、おそらく九州でしょう。
昨シーズンは熊本がJFLに昇格し、今シーズンは長崎が続こうとしている。また北九州や
鹿児島も体制整備に取り組んでいる。すでに九州は3つのJクラブを持つわけですが、
例えば3年後にはそれが5~6クラブに増えていてもおかしくない。そんな期待を持たせてくれます。

今シーズンの地域リーグ決勝大会でVファーレン長崎が来シーズンのJFL入りをかけて戦いますが、
それに向けて長崎が思いきった強化策を取ってきましたね。昨シーズンのセレッソを優勝争いに
食い込ませた小林伸二氏が、今年12月31日までの期間で長崎の強化部長兼アシスタントコーチに
就任したというもの。驚きました。J1最終節まで優勝を争った実績を持つ人材が、4部リーグの
クラブに就任ですからね。

当ブログにおいて、僕は熊本の話題を複数回取り上げていますが、その中で池谷監督に
ついても同様の趣旨の話を記したことがあります。つまり、J1の監督経験者が4部リーグで
仕事をするのは、日本サッカーの進化を示すものだと。それだけ裾野が広がり、高いレベルの
指導者を受け入れるだけの素地を持つクラブが増えたわけですから。また小林氏の長崎入りに
関しては、Jの唱える地域密着が本当に進んできたことを表すものでもありましょう。長崎で生まれ、
小嶺監督率いる島原商業でプレーした小林氏にとって、J入りを目指し小嶺氏がトップを
務めるVファーレンの力になるのは大きな意味を持つのでしょう。

これは全く品のない勘繰りですが、長崎のスタッフよりもTVや雑誌等でのサッカー解説業の方が、
小林氏にとって目先のギャラは確実に高いでしょう。しかしギャラだけでは語れない何かを感じたから
小林氏はこの仕事を引き受けたはずで、それはカッコいいなと思いますね。まあギャラ云々の部分は
僕は情報を持っておらず勝手な推測のみで語っていますが、当たらずとも遠からずではないでしょうか。

長崎にとって、とりあえずは地域決勝を睨んだ小林氏招聘でしょうが、地域決勝が終われば
サヨウナラではもったいない。JFL入りできたなら、来シーズンは小林氏に任せようと
いうところでしょうか。まあさすがに4部リーグで1シーズン通して小林氏に頼むのは、
という意識もあるでしょうから。前記の内容と矛盾するものの。ただ強化部長の肩書きなら、
腰掛けで出来る仕事ではないだけに、あるいは長期契約を考えているのかもしれませんけど。

J1クラブでも小林氏を招聘したいと考えるところは十分あるでしょう。それなのに、
4部リーグでの仕事をあえて引き受けた小林氏の決断には注目したい。あと、今年の地域決勝、
1次リーグは島原でも開催されますね(笑)。
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2 コメント

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コバかんとくぅ~ (みの@さくらさくら(^^;)
2006-10-14 03:11:17
コバかんとくぅ~が何と!わーい。きっと凄く面白い事やってくれちゃうんじゃないかしらん?(*^^*)

ええ、コールさんの枕詞なら「セレッソ\大阪に守備の意識を植え付けた」、コバかんとくです。その枕詞のどこが面白いのかと尋ねる人もいらっしゃいますまい(自爆)。えーと、兎に角「余人をもって代え難い」方かと~。すんません。例によってこの時間なんで即ちこんにち只今この時間あたくしは酔っぱらいであります(笑)。ただわいわいツッコんでみたかっただけのおばかで~す。深く追求しなひで下はい~。ああ只今も現在進行形で脳細胞がアルコールさんに溶けていくぅ~。つまりは何だか嬉しかったの「大物」扱いが(*^^*)

みの拝
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島原の人 (コール)
2006-10-14 08:53:03
こんにちは、みのさん。コメントありがとうございます。

なんといっても、小林氏はセレッソを堅守のチームにした人ですからね。なんと凄い偉業であることか…(笑)。

小林氏はまさしく島原の人なんですね。それだけに、地元で腕を奮えることにやりがいを感じているのでしょう。

このような動きがもっと出てきてほしいものです。

ところで、いつもながら、みのさんは「酒とさくらの日々」ですね…(笑)。

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