日本一の権威を持つ大会とされているはずの天皇杯を取り巻く、この緩んだ雰囲気はなんとか
ならないものでしょうか(笑)。
前半の東京は、なんとも参ったなという感じの出来ではありました。東京の右サイドを
なんとなく突破され、なんとなくクロスを入れられ、なんとなく捕まえられなかったリシャルデスに
合わされゴールに流し込まれた1失点目、東京ゴール前で梶山がボールを奪われ、そこからの
パス回しで千葉にミドルをうたれ、それが佐原にあたりコースが変わった2失点目。21分という
早い時間に2点のリードを許したのは、なんとも困ったなと。ただ今思えば、21分という
時間帯での2失点だったことが、結果的には幸いしたのかもしれません。このまま負けるわけには
いかないといった意識を、さすがに持たざるを得なかっただろうし。何の根拠もない
感覚的な話なのですが、このスコアで終わることはないだろうという雰囲気を僕は感じて
いましたし、とりスタに足を運んだ東京サポーターの多くの方も、同様のイメージはあったのでは
ないでしょうか。
31分のエメのゴールで、なんとかなるだろうという意識は、ほぼ確信に変わりましたね。
観戦をご一緒させていただいた方に、これで大丈夫でしょうなんて言葉をかけてみたり。
相手チームのことを語るのは僭越ながら、昨日の新潟はベストメンバーとは思えない構成でしたし、
細かなミスは散見されていましたので、東京がきちんと丁寧に戦えば、なんとかなるのでは
という感覚はありました。昨シーズンまでの東京は、きちんと丁寧に戦うということこそを
最も苦手としていたわけですが、それがなんとか出来るようになってきたのは成長なのでしょう。
ゴールを決めてはくれたものの、攻撃の流れをスローダウンさせる感もあったエメに変え
後半アタマから石川投入。この石川INが、流れをさらに呼び寄せてくれましたね。攻守に渡る
幅広い動きがきいていた。同点ゴールも右サイドからの石川の速く低いクロスに赤嶺が
あわせたものでしたし。そして決勝ゴールは左サイドからの梶山の左足シュート。これは
僕のほぼ目の前ぐらいの位置だったのですが、うった瞬間入ったと思いましたね。見事な
ゴールでした。前半の梶山は失点につながったボールロスト以外にも、気が抜けたような
プレーが目につきましたが、このゴールはいいゴールでした。ただ、前半の出来を大いに
反省してほしい感は拭えませんけどね。
石川の負傷ですが、カウンターでフリーになり、トップスピードに乗って抜け出そうと
したところで、故意に足を蹴られたというものでした。確かに、あそこで抜けていたら
もう完全にGKと1対1の場面であり、相手としてはなんとか止めたいのは分かる。それでも、
あのプレーはやってはいけないプレーですよ。完全に意図して足を蹴りにいったのだから。
それもトップスピードに乗った状況で。大怪我になっても何らおかしくない行為であり、
骨折などの事態を避けられたのは幸いだったというしかない。まあ一言言うならば、
サッカー選手の足を蹴るのはやめよう、どうしてもという場合には、上半身をつかもうと(苦笑)。
勝利を得ることは出来ましたが、決して褒められた内容ではないでしょう。左サイドを
突かれて苦労する場面がかなり目につきましたし、リシャルデスや千葉といった新潟の
中盤からの飛び出しをマークしきれない場面も多く見られた。メンバーが4人入れ替わった
影響は多々あったでしょうが、修正を。ただリーグ戦残り3試合を前にして、ここで
修正すべき点を確認できたのは、良かったとも言えましょう。東京は2週間で新潟と
2試合行うわけですが、第1戦に続き第2戦も必ずや勝利を。そしてもちろん、来週の神戸にも
勝利を。天皇杯2-5の敗戦が、神戸を奮い立たせる要因になるのは間違いないわけで、
東京もそれに負けないだけのハートを。そして、サッカーを。
久々のスターティング出場となった金沢や、出場機会はなかったものの椋原や祐介が
ベンチ入りしたのは好材料でしょう。リーグ戦残り3試合、それこそチーム一丸となった戦いを。
ならないものでしょうか(笑)。
前半の東京は、なんとも参ったなという感じの出来ではありました。東京の右サイドを
なんとなく突破され、なんとなくクロスを入れられ、なんとなく捕まえられなかったリシャルデスに
合わされゴールに流し込まれた1失点目、東京ゴール前で梶山がボールを奪われ、そこからの
パス回しで千葉にミドルをうたれ、それが佐原にあたりコースが変わった2失点目。21分という
早い時間に2点のリードを許したのは、なんとも困ったなと。ただ今思えば、21分という
時間帯での2失点だったことが、結果的には幸いしたのかもしれません。このまま負けるわけには
いかないといった意識を、さすがに持たざるを得なかっただろうし。何の根拠もない
感覚的な話なのですが、このスコアで終わることはないだろうという雰囲気を僕は感じて
いましたし、とりスタに足を運んだ東京サポーターの多くの方も、同様のイメージはあったのでは
ないでしょうか。
31分のエメのゴールで、なんとかなるだろうという意識は、ほぼ確信に変わりましたね。
観戦をご一緒させていただいた方に、これで大丈夫でしょうなんて言葉をかけてみたり。
相手チームのことを語るのは僭越ながら、昨日の新潟はベストメンバーとは思えない構成でしたし、
細かなミスは散見されていましたので、東京がきちんと丁寧に戦えば、なんとかなるのでは
という感覚はありました。昨シーズンまでの東京は、きちんと丁寧に戦うということこそを
最も苦手としていたわけですが、それがなんとか出来るようになってきたのは成長なのでしょう。
ゴールを決めてはくれたものの、攻撃の流れをスローダウンさせる感もあったエメに変え
後半アタマから石川投入。この石川INが、流れをさらに呼び寄せてくれましたね。攻守に渡る
幅広い動きがきいていた。同点ゴールも右サイドからの石川の速く低いクロスに赤嶺が
あわせたものでしたし。そして決勝ゴールは左サイドからの梶山の左足シュート。これは
僕のほぼ目の前ぐらいの位置だったのですが、うった瞬間入ったと思いましたね。見事な
ゴールでした。前半の梶山は失点につながったボールロスト以外にも、気が抜けたような
プレーが目につきましたが、このゴールはいいゴールでした。ただ、前半の出来を大いに
反省してほしい感は拭えませんけどね。
石川の負傷ですが、カウンターでフリーになり、トップスピードに乗って抜け出そうと
したところで、故意に足を蹴られたというものでした。確かに、あそこで抜けていたら
もう完全にGKと1対1の場面であり、相手としてはなんとか止めたいのは分かる。それでも、
あのプレーはやってはいけないプレーですよ。完全に意図して足を蹴りにいったのだから。
それもトップスピードに乗った状況で。大怪我になっても何らおかしくない行為であり、
骨折などの事態を避けられたのは幸いだったというしかない。まあ一言言うならば、
サッカー選手の足を蹴るのはやめよう、どうしてもという場合には、上半身をつかもうと(苦笑)。
勝利を得ることは出来ましたが、決して褒められた内容ではないでしょう。左サイドを
突かれて苦労する場面がかなり目につきましたし、リシャルデスや千葉といった新潟の
中盤からの飛び出しをマークしきれない場面も多く見られた。メンバーが4人入れ替わった
影響は多々あったでしょうが、修正を。ただリーグ戦残り3試合を前にして、ここで
修正すべき点を確認できたのは、良かったとも言えましょう。東京は2週間で新潟と
2試合行うわけですが、第1戦に続き第2戦も必ずや勝利を。そしてもちろん、来週の神戸にも
勝利を。天皇杯2-5の敗戦が、神戸を奮い立たせる要因になるのは間違いないわけで、
東京もそれに負けないだけのハートを。そして、サッカーを。
久々のスターティング出場となった金沢や、出場機会はなかったものの椋原や祐介が
ベンチ入りしたのは好材料でしょう。リーグ戦残り3試合、それこそチーム一丸となった戦いを。