完敗でしたね、全くもって。ただこの結果は、僕らJクラブのサポーターにとって、
クラブと代表の関係を改めて考えさせられるものだったとも思います。
ご存知のとおり、このU-19代表に金崎は参加していなかった。大分のナビスコ決勝を
優先したために。そして僕はJクラブを応援する立場の者として、若年層の代表選手が
自クラブの重要な試合を優先し、若年層の代表に参加しないという考え方を支持していた。
また自分事として考えた際も、例えば大竹が召集されていたとしたら。この大会に大竹は
呼ばれなかったため、幸いにも自分たちに大きな問題が降りかからずに済んだわけですが、
もし召集されていれば少なくとも僕は諸手を挙げて歓迎とは言えなかった。むしろ、
シーズン終盤のこの大事な時期に大竹を呼ばないでくれ、といった態度に終始したと思う。
まあ、牧内氏が大竹をなぜ召集しなかったのかについては、まるで理解できませんけどね。
上記2例で記したとおり、Jクラブでレギュラークラスの選手の場合、若年層の代表戦よりも
Jリーグでの戦いを優先してほしい、そうすべきでしょうという考えを僕は持っています。
ただそれならば、若年層の代表が苦杯を嘗めることも、受け入れなければならないはずだ。
代表よりもクラブという態度を普段から表しているのなら、若年層の大会よりJの公式戦を
優先しろと主張するなら、その結果としておきた悔しい結果も認めるべきだと思う。
代表の活動に協力する姿勢を表してはいないのに、代表の勝利だけは強く求め、代表が
苦杯を喫したらそれは思いきり批判する、という態度をとるのは矛盾しているのではないか、
なんてことを考えざるを得なかったのですよ。
まあもちろん、代表に全く協力しないなんてことはないし、代表の試合があれば応援もする。
勝ってほしいと思う。ただ、自分のクラブから選手が招集されることを半ば迷惑がっている
感があることも、僕は否定しない。それはつまり、代表を軽視しているのとほぼ同義なはずで、
それならば負けた時も淡々としているべきじゃないの、なんてことを考えるんですよね。
繰り返しになりますが、協力はしたくない、シーズン中に選手を出したくない、でも
代表の勝利だけは強く求めるというのは矛盾していないかと、このU-19の試合を見ながら
改めて感じたわけです。
今回のU-19の位置づけは結局のところ、Jの所属クラブでなかなか出場機会を得られない選手に
国際経験を積ませる場、という見方が最も適切なところでしょう。協会や監督が当初から
それを意図していたわけではないにせよ、実際にはその性格が色濃いかたちになっていたし、
またそうならざるを得なかった。リーグのレベルが上がれば上がるほど、若手年代が
華々しい活躍をするチャンスは狭まっていく。それが可能なのは、よほど突出した選手だけ
でしょう。となれば、若年層の代表クラスの選手は、実は経験を得る機会が少なくなっていく
状況にあるわけなんですよね。またサポーターが代表よりもクラブを優先する感覚も、
今後さらに強まるであろうわけですし、代表とクラブの関係も先行きはクラブの発言力が
強まっていくでしょう。これらの要因を考えあわせれば、これからの若年層の代表は
厳しい状況を強いられるケースが多くなるのかもしれません。
まあ今回のU-19で実績に乏しいのは、選手だけではなく監督もそうではないか、と言われれば
それはその通りなんですけどね(笑)。
試合内容そのものについて、全く触れていないエントリーも珍しいですが(苦笑)。
クラブと代表の関係を改めて考えさせられるものだったとも思います。
ご存知のとおり、このU-19代表に金崎は参加していなかった。大分のナビスコ決勝を
優先したために。そして僕はJクラブを応援する立場の者として、若年層の代表選手が
自クラブの重要な試合を優先し、若年層の代表に参加しないという考え方を支持していた。
また自分事として考えた際も、例えば大竹が召集されていたとしたら。この大会に大竹は
呼ばれなかったため、幸いにも自分たちに大きな問題が降りかからずに済んだわけですが、
もし召集されていれば少なくとも僕は諸手を挙げて歓迎とは言えなかった。むしろ、
シーズン終盤のこの大事な時期に大竹を呼ばないでくれ、といった態度に終始したと思う。
まあ、牧内氏が大竹をなぜ召集しなかったのかについては、まるで理解できませんけどね。
上記2例で記したとおり、Jクラブでレギュラークラスの選手の場合、若年層の代表戦よりも
Jリーグでの戦いを優先してほしい、そうすべきでしょうという考えを僕は持っています。
ただそれならば、若年層の代表が苦杯を嘗めることも、受け入れなければならないはずだ。
代表よりもクラブという態度を普段から表しているのなら、若年層の大会よりJの公式戦を
優先しろと主張するなら、その結果としておきた悔しい結果も認めるべきだと思う。
代表の活動に協力する姿勢を表してはいないのに、代表の勝利だけは強く求め、代表が
苦杯を喫したらそれは思いきり批判する、という態度をとるのは矛盾しているのではないか、
なんてことを考えざるを得なかったのですよ。
まあもちろん、代表に全く協力しないなんてことはないし、代表の試合があれば応援もする。
勝ってほしいと思う。ただ、自分のクラブから選手が招集されることを半ば迷惑がっている
感があることも、僕は否定しない。それはつまり、代表を軽視しているのとほぼ同義なはずで、
それならば負けた時も淡々としているべきじゃないの、なんてことを考えるんですよね。
繰り返しになりますが、協力はしたくない、シーズン中に選手を出したくない、でも
代表の勝利だけは強く求めるというのは矛盾していないかと、このU-19の試合を見ながら
改めて感じたわけです。
今回のU-19の位置づけは結局のところ、Jの所属クラブでなかなか出場機会を得られない選手に
国際経験を積ませる場、という見方が最も適切なところでしょう。協会や監督が当初から
それを意図していたわけではないにせよ、実際にはその性格が色濃いかたちになっていたし、
またそうならざるを得なかった。リーグのレベルが上がれば上がるほど、若手年代が
華々しい活躍をするチャンスは狭まっていく。それが可能なのは、よほど突出した選手だけ
でしょう。となれば、若年層の代表クラスの選手は、実は経験を得る機会が少なくなっていく
状況にあるわけなんですよね。またサポーターが代表よりもクラブを優先する感覚も、
今後さらに強まるであろうわけですし、代表とクラブの関係も先行きはクラブの発言力が
強まっていくでしょう。これらの要因を考えあわせれば、これからの若年層の代表は
厳しい状況を強いられるケースが多くなるのかもしれません。
まあ今回のU-19で実績に乏しいのは、選手だけではなく監督もそうではないか、と言われれば
それはその通りなんですけどね(笑)。
試合内容そのものについて、全く触れていないエントリーも珍しいですが(苦笑)。