懐かしい写真を見ると色々なことを思い起こします。
写真に写っていない当時の出来事も甦り、
明るい笑顔の写真なのに、悲しく苦しかったことを思い出したり。
同じ写真を見て一緒に当時のことを語り合っているのに、
それぞれが違うことを考えていることもあるものです。
それは不思議なことでしょうか。
聖典を読んでいるときにも同じことがあり得ます。
ある人はそこに記された言葉の解釈を考え、
ある人はその言葉から学んだことを思い起こし、
またある人はその教えと逆のことを考えたりもします。
「明日のことを思い煩うな」という聖句から、
明日に備えることの大切さを思い起こしたりもするのです。
「意味が違う」と考える人もありますが。