根

あなたが根を支えているのではなく、根があなたを支えている　（ローマ11：18）

樹木は地上に表れている大きさに応じた根を持っています。
根の大きさ、或いはその働きが充分ではなければ、
雨不足などの問題が生じたとき木は枯れてしまいます。

根は大地から必要なものを吸い上げ、
樹木に潤いと成長するために必要なものを与えます。
根の働きが悪ければ、太陽の光はかえって木を枯らせる原因となります。

森の木々が青々と生い茂っているのは、
それぞれが寄り添い合うことで大地に潤いと栄養を保ち、
また大風や嵐が襲うときにも互いに守り、支え合うことができるからです。

森の中で新しく芽生えて育つ木は、
最初は細長く、上に向けて急速に伸びます。
充分な太陽の光を得なければやがては枯れてしまうからです。

そのためにも、成長を支える根が必要です。