神の目的

アブラハムは息子を生贄として捧げるよう神に命じられました。（創世記22：1～）
指定された山まで旅をし、祭壇を築き、縛った息子イサクをその上に乗せ、
その上にナイフを振り上げるまで、アブラハムは神の目的を知りませんでした。

イエスは捕らえられ、鞭打たれ、十字架上で亡くなりました。
弟子たちはその遺体を墓に納め、絶望に打ちひしがれました。
彼らは復活した主の訪れを受けるまで、その目的を理解できませんでした。

悲しみや試練、苦難の中にも神の目的があると信じられるでしょうか。
「これらのことはすべてあなたに経験を与え、あなたの益となる」（教義と聖約122：7）
神が命じられるとき、神はその目的を明らかにしないことが多いようです。

今「神の目的」を知っていると信じている人も注意すべきかもしれません。

ニワトリの話

一羽のニワトリが仲間の前に立って演説しました。
「我々は鳥である。鳥は空を飛べるのだ！」
賛同したニワトリたちは歓喜の声を上げました。「我々も空を飛ぼう！」

週に一度集まり、熟練した指導者の下で、
熱心に学び、飛ぶ練習をしました。
ある者は空高く舞い上がることさえもできました。

集会が終わると、どれほど気持ちが良く羽ばたき、
どれほど感動を覚えたのかを語り合いながら、歩いて帰りました。
そして翌週の集会まで、今まで通り地を歩いて生活しました。

このお話は「福音を学びながら生活に取り入れることをしない人々」を揶揄しています。