原題:Centochiodi。
英語タイトル:One Hundred Nails~百本の釘~
監督エルマンノ・オルミ
出演 ラズ・デガン、ルーナ・ベンダンディ、アミナ・シエド、ミケーレ・ザッタラ
イタリア、ボローニャ。
ある日、ボローニャ大学で太い釘に打ち抜かれた、まるで磔刑のような古文書が大量に発見される。
これらの本をこよなく愛していた司教は「本の大虐殺だ!」なんて騒いでしまって
司教にとって「これらの書物は私の親友だ。」という大切なものでもある
そう。司教とは
人間同士の触れ合いこそが大切とすべき宗教家
その彼が、図書館に閉じこもって本しか相手にしない。
紙は「知」であるのだろうか
警察が呼ばれ学内は騒然。
犯人は誰?なぜこのような事を??
一方。若くして地位と名誉を得たボローニャ大学の哲学教授
ポー川へと車を走らせる。
乗って来た車や上着を捨て川沿いで見つけた廃屋に住み始める。
やがてパン屋の娘ゼリンダと出会う
その風貌から村人たちに“キリストさん”と呼ばれるように
僕ちゃん モテモテでこまっちゃーうな~
(๑≧♉ฺ ≦)テヘッ (๑≧♉ฺ ≦)テヘッ (๑≧♉ฺ ≦)テヘッ (๑≧♉ฺ ≦)テヘッ 哲学的で宗教色の濃さは言わずもがな
イタリア映画じゃ定番中の定番、ポー川沿いの風景は素晴しく
無宗教で、悟りっちゅーのは適当じゃーっわはははは
なんてほざく私みたいな、おバカもんには別世界である
ポー川に架かる橋の欄干から車のキーを投げ捨てた若き哲学教授
財布から幾枚の紙幣とクレジットカードを抜き取る。
愛用のジャケットが河面を浮かぶに任せる。
現世での彼自身の葬送の儀式
廃屋で、自身が執筆した論文を焚火に暖を取った彼は、
翌朝、草叢に穏やかに差し込む陽の輝きとともに目覚める。
オルミはそこで彼が文字通り、生まれ変わったことを、詩情豊かに印象付ける。
リバース
書を捨て、野へ出た 若き教授
「百本の釘」にて打ち込まれた“書物の虐殺”
彼の 真実は書かれていたか?の反芻
紙は知性なのか?!
そして。
彼は二度と現れはなかったのである
司教の思考や気質に疑問を抱いた教授ちゃん
自然回帰 リバース「浄化」を所望するのなら
ちゃっちゃと おら 休みをおくんなまし~ しきょーたまぁぁぁぁっ
などと甘えといて さっさとロンバケすりゃー良いコトなのだ
ぐだくだ考えてんなら、ちゃっちゃと行動しろ!!!!!
いや。その前にだ!!!!!!
てめぇっ その暗澹たる性根なんとかしろっーーー
キリストさんってモテモテになって鼻たーかだかっ!
きっと内心は (。≖ฺ‿ฺ≖ฺ)ニタァ(。≖ฺ‿ฺ≖ฺ)ニタァしてたんだと思うぞ
「偽善者」
きーーーーーっっっっ
大量の本に釘刺して、逃亡して、世間サマを騒がせる
バカさ・・・いえ 若さならではの・・・っちゅーこと?!?!
いや。それにしても 浅はかな男って最悪である
どーでもいーけど主人公のラズ・デガン。
アレッシオ・ボーニ似のイケヅラ。
いたりあ映画なのに、全くイタリアーーンってなーい
イスラエル出身の元モデルなのね。
N.Y.のアクターズ・スタジオで学んでんのね