監督:ジョナサン・レヴィン
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン、アナ・ケンドリック、ブライス・ダラス・ハワード、アンジェリカ・ヒューストン、マット・フルーワー、フィリップ・ベイカー・ホール
ガンで余命わずかと宣告された青年の葛藤(かっとう)と周囲の人々の姿を、笑いと涙を交 えてつづるハートフル・ドラマ。コメディー俳優セス・ローゲンの親友で、ガンを克服した脚本家ウィル・ライザーの実話を基に、シリアスになりがちな闘病記 を新鋭ジョナサン・レヴィン監督がユーモラスに描き出す。迫り来る死を意識しながら病魔と闘う主人公を、『(500)日のサマー』のジョセフ・ゴードン= レヴィットが好演し、彼の親友をセス・ローゲンが演じる。
ストーリー:酒もタバコもやらない陽気な青年アダム(ジョセフ・ゴードン=レヴィット) は27歳でガンを患い、5年の生存率は50パーセントと宣告される。職場の同僚や恋人、家族が病気を気遣い神経質になっていく中、悪友カイル(セス・ロー ゲン)だけはいつも通りに接してくれていた。何とかガンを笑い飛ばそうとするアダムだったが、刻々と悪化していく病状に動揺を隠せなくなってしまう。
物語は、脚本家のウィル・レイサーが
実際にガンを宣告され闘病の末に病気を克服した体験に基づいている
決して悲観的になっていないって実は凄い事だと思う
現在、私の身体には4回目のガンが存在中
先日まで第1回の治療をしていたワケで・・・
観るのはどうしようと迷いつつ
この話は、5年生存率が50%のガンにかかった男の話
さてと。 50% ポジティブに生きるか、ダークネスに生きるか
ラジオ局に務める27歳の酒も煙草もやらないアダム
演じる ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ガンの宣告。5年生存率50%の確率
ブライス・ダラスハーワードは、ガールフレンド役
『トワイライト』『スパイダーマン3』にも出演
アダムのセラピスト 演じるアナ・ケンドリック
癌・・・50%の生存率か
くよくよしてもしょうがない。アダムは抗がん剤治療を受ける。
刻一刻と進行する病魔
平穏を装うコトは出来なくなりつつ
我が身、4回のガンの宣告を受けていると
宣告を受諾するのにキツいものがある
現在4回目のガンの治療は、やっと1回目の治療が終わった
それでも不安だらけ。夜中、泣いてしまうコトも毎日である
髪が抜け落ちるのなら、その前に自らバリカンで剃り上げる頭の毛
おぉ!!!!バリカンの使用方法に1つ加えておかねば!!!
実際に剃っているという、ジョセフ・ゴードン=レヴィット 素晴しい
アダムの母はというと心配性も心配性
恋人はといえば 一緒に戦いましょう と言いながら
別の男の元へgo アダムから離れる
ニクいヤツがいたもんだ
友人のカイル 演じる セス・ローゲン
相も変わらず無神経
病気のアダムに気遣って誰も今までどおりに接してくれず
ただ一人、女好きの親友カイル(セス・ローゲン)は違った
ガンをネタに ナンパじゃーとクラブへ
というか、単に カイルがナンパしたいってノリが丸見え
病状は確実に進んでいくのである
不安は確実にアダムを包む
そう。同じ闘病仲間が死していく
アダムにとって 「余命の現実」を感じているはず
成功確率50%へ・・・
手術へと向かっていくアダム。心中は怖さで溢れているだろう
カイルの家でアダムは見つけたモノ達があった
カイルにとっても、アダムのガンは、ショッキングだったのだ
カイルなりに、ガンに立ち向かうアダムをサポートしていたのだ
実はカイルはカイルなりに
ガン患者に接する方法についての本を読んでいたのだ
そこには沢山の数の付箋、メモの存在
アダムにとってカイルは悪友であり心友であり親友
実に。カイルにとってもアダムが同じ存在なのだ
カイルが、アダムが5年の生存率が50%と知っても
わざと気にせず、悪ノリしたのだ
イカす男だ
1番傍にいる人は、1番アダムを心配し
1番傍にいるから、常に変わらず何時もと同じで
カイルも、実は怖いのだ だから入り口で祈っていたのだ
「ガン??何だ??へ?ガンかよぉ~アダム~オレはお主がガンだろうと
オレにとっちゃ~アダムはアダム。今までと変わんねぇんだぞぉ~くわっはっはっは」
と表では言いつつ
裏では
「はぁぁぁぁアダム、オレはな何時も傍にくっついてたいんだ
あぁぁぁぁアダム、心配でオレどうすりゃ良い??うーあ゛ー
俺は俺なりに調べたんだけどさ・・・
うん。俺は、そのまんまでアダムの傍にいるからな、な、」
とでも取れそうなカイルである
言うなれば
カイルはアダムにとってのナチュラル・キラー細胞的存在
距離をおきつつ、アダムを見守るキャサリン
演じる アナ・ケンドリック
ガンを患うと 心は不安の堤防が壊れてしまうのだ
キャサリンのサポートも また心強い
私自身の事でナンであるが
ガン治療をするというのは、何故か孤独感が常時つきまとってしまう
周囲のサポートは、実に心強い
自身の不安、嘆き、グチ、多々ぶつける存在はというと
やっぱり我親友なのだ。
そういえば、我親友も何時も変わらず
バカトークも、嘆きトークもメンタルトークも
何時もと変わらない
そうか、我親友が病室に来ないのは・・・
んん???