舞子丼 1620円
正木屋(閉店) 千葉市中央区中央4-4-12
12年を超えるランチ王史上でも初登場のメニュー、舞子丼を紹介します。
舞子丼とは、どじょうの柳川鍋を飯にのせた丼もので、老舗の淡水魚料理店ではお品書きに載っていることがあります。
ただ、「きょうは舞子丼を食べに行こうか」とか、「舞子丼食べたいなあ」とか、そういう発想に至る人は滅多にいないでしょう。
でもたまにいます。私です。
そんなわけで、舞子丼を食べに正木屋さんに突入しました。
手頃なランチメニューを注文できるテーブル席では、うな丼とか天丼、親子丼などが注文されています。
そこへ意を決して、落ちつきはらって「舞子丼」と注文を通しました。
初めてのメニューとはいえ、具はどじょうの柳川鍋ですから、笹がきゴボウとドジョウを鍋で煮込んで玉子でとじたもの、であるのはわかっています。
これが丼飯にのったところで、もともとが優しい味付けの料理なので、丼飯の醍醐味であるごはんをかき込みたくなるような濃い味にはならず、正直、丼ものとしては弱いかなと。
山椒をぱっぱと振りかけると多少味が引き締まり、けっこういけますが、やはりこの料理はお酒とともにいただくのがいいようです。
だからこそ、舞子丼は知る人ぞ知るマイナーなメニューなのでしょう。
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