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ケチャ・ピラ+アイスコーヒー 800円+100円
船橋市役所近くで少し遅めのランチの時間を迎え、良さそうなお店を探してそぞろ歩いているうちにレトロな喫茶店を見かけてビビッときました。
その名も喫茶モナリザです。
昭和49年にモナリザが初めて日本にやってきた時の報道は覚えていますが、昭和55年創業のこのお店はそれに触発されたのでしょうか。
いずれにしても四十数年間この場所で営業を続けている昭和の雰囲気を色濃く残す典型的な昔の純喫茶で、ヤニで煤けた飴色の壁や天井は一朝一夕では成しえない風格を感じます。
客席には今や絶滅危惧種と言っても良いタバコを咥えながら新聞を読んでいるサラリーマンが生息し、パリっとした白シャツを着こなしたウエイターさんが注文をとりにくる感じもリアル昭和です。
少々座面がくたびれた低い椅子のテーブル席にゆったりと座り、アイスコーヒーを軸にして何を食べようか思案します。
ピラフ、スパゲティ、焼きそば、カレーライスや生姜焼きなど、喫茶店ランチにありそうなメニューはだいたい揃っていますが、ケチャ・ピラというメニュー名に目が留まりました。
チキン、玉子入りのトマト風味ピラフという説明がありますが要するに「ケチャップ味のピラフ」だろうと理解してたのんでみることにしましたよ。
紙ナプキンで包まれたスプーンを添えた、オレンジ色のピラフが運ばれてきました。
想像したとおりのピラフで、味も思っていたとおりです。
ケチャップの濃さでチキンとライスをいただく、ダサ旨いヤツです。
まさに「こういうのでいいんだよ」と得心のいく喫茶店ランチ、いいじゃないですか。
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