Saku Loft Garden 野山と一緒

好きな趣味などBlogっています。

「ヘクソカズラ」

2006-10-30 | 山野草

2006 08 27 佐久市田口撮影
(屁糞葛) アカネ科
 ヤイトバナは日本全土、東アジアに広く分布する多年草。和名はヤイトバナの他に、ヘクソカズラ・サオトメバナなどの異名があり、標準和名をしのいでヘクソカズラの方が、有名ではないかと思う。しかしヘクソカズラとは、なんともものすごい名前を頂いたものであるが、臭いをかげば納得せざるを得ない。葉を揉むと独特の臭気がする。臭いの強さは季節によって異なり、秋になるとあまり気にならなくなる。ヤイトバナは、花の中心部の色がお灸の跡に似ているからとのこと。サオトメバナ(サオトメカズラ)は、花を並べて早乙女が田植えをしている姿に例えたものという。臭いは別として、花は思いのほか可憐なので、遊びに使われたのであろう。果実は光沢のある球形で、茶花としても用いられるが、そのときの名前はもちろんサオトメバナである。

 やせ地・乾燥地・湿地・草原から森林までなど、非常に生育環境は広く、かく乱された場所であればどこにでも出てくる植物である。


「ノボリリュウタケ」

2006-10-25 | キノコ

2006 10 25 佐久市前山撮影(ノボリリュウタケ科)(ノボリリュウタケ属)

夏~秋に林内の地上に発生します。不思議な形をしたキノコ。
風味にはくせがなく、食べられます。




2006 10 25 今日の収穫
ヤナギの下にはドジョウはいない(^_-)v



「今日の収穫」

2006-10-23 | キノコ

2006 10 23 佐久市撮影
小雨交じりの天気でした。
日曜日出かけられなかったで残っているか疑心悪鬼で行ってみました。
運よく残っていました。
ムラサキシメジ1.5Kgシモフリシメジ500gGetしました。
他にクリタケ少々でした(^_-)v
今年はキノコ運がよいです(^_-)v
皆さんにお裾分けしました。



「ガマガエル」

2006-10-21 | 昆虫・動物
2006 10 03佐久市撮影

ヒキ、ガマガエル、ガマ、イボガエルなどの異称をもち、漢名を蟾蜍(せんじょ)という。英語では、一般的なカエルを frog と呼ぶのに対して、ヒキガエルを特に区別して toad と呼ぶ。耳の後ろにある大きな耳腺から強力な毒液を出し、また、皮膚、特に背面にある多くのイボからも、牛乳のような白い有毒の粘液を分泌する。この毒によって外敵から身を守り、同時に、有害な細菌や寄生虫を防いでいる。山で出会うとドッキとする。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



「ヒラタケ」

2006-10-20 | キノコ

2006 10 20 佐久市長土呂撮影(ヒラタケ科 ヒラタケ属)
 晩秋から春にかけて各種広葉樹の切り株や倒木上におり重なって発生する。ヒラタケというきのこは知らなくても一般に「しめじ」という名称で売られているきのこの事だといえば大抵の人は思い当たあたるにちがいない。分布はほぼ全世界であり、ヒマラヤ山麓でカンバ類の枯木上にたくさん発生している。野生の株は人工栽培されたものより歯ごたえ、味ともにずっとよい。

 傘は初めまんじゅう形で後に開いて半円形やじょうご形となる。色は初め灰青色から黒色で傘が開くと灰色から灰褐色、白色などになる。ひだは白色から灰色で柄に長く垂生する。並び方はやや疎からやや密まで変化に豊む。柄は短くきのこの中心についたり、片寄ってついたり、きのこの側面につく場合もある。色は白色で根もとには白毛状の菌糸が多数つく。
ツキヨタケは柄を裂くと黒色のシミが確認できる。ヒラタケにはこれが存在しない。
味にも香りにも癖がなく、汁物、鍋物、炊き込みご飯、てんぷらバター炒めなどどんな料理にもよく合う。

2007 11 09 佐久市桜井撮影
ちょっと年配ですがオニグルミの切り株に発生していました。


「ナラタケ」

2006-10-20 | キノコ

2006 10 20 佐久市長土呂撮影(キシメジ科 ナラタケ属)
 夏のおわり頃から秋にかけて各種の広葉樹や針葉樹の切り株や倒木上などの上に群生する。きのこの中では珍しく樹木に対して病原性をもち、植えられたカラマツ、アカマツ、ヒノキなどの林に発生してこれらの木を枯死させ大きな被害をもたらす場合もある。その一方で優秀な食用きのこのひとつとして広く知られ、「サワモタシ」、「ボリボリ」、「ツツエ」、「アシナガ」、「オリミキ」当地では「ヤブタケ」「モトハシ」などたくさんの地方名がある。これまではナラタケはひとつの種類と考えられていたが、最近の研究ではいくつかの種類に分けられるようになった。

 傘は初め半球形で後には平らに開く。色は黄褐色、褐色などで蜜色と表現されることもある。中央部にはささくれ状の鱗片があり、周辺部には放射状の条線がある。ひだ初め白色から淡褐色で後には赤褐色のシミができる。並び方は密またはやや疎で柄に直生または多少垂生する。柄は淡褐色から黄褐色で根もとは黒褐色になることもある。柄の上部に白色や淡褐色のつばをもつ。根もとには黒色の針金状の菌糸束がつくこともある。ツバのないナラタケモドキもある。

2007 09 23 佐久市杉の木撮影

2007 11 02 佐久市上小田切撮影
2007 11 08 佐久市上小田切撮影



「シモフリシメジ」

2006-10-13 | キノコ


2002 10 11 南佐久郡佐久穂町撮影(キシメジ科)(キシメジ属)
 晩秋にマツ類、ツガ類、モミ類、ナラ類などの林内地上に群生する。ちょうど霜の降りる頃発生するからシモフリシメジというのか傘の表面の霜降り肉状の模様から名づけられたのか。おそらく前者だと思うが、いずれにしてもうまい命名である。優秀な食用きのこの多いキシメジ科の中でも上位に位置づけられるほど美味で、秋のきのこシーズンのしめくくりを飾るにふさわしい。


2006 10 13 佐久穂町撮影




2007 11 07 シモフリシメジ 佐久市美笹撮影


2007 11 07 今日のシモフリシメジ収穫0.5Kg


2007 11 07 シモフリシメジ汁物


私はシモフリシメジの吸い物が大好きです。






「クリタケ」

2006-10-10 | キノコ
2002 10 08 (モエギタケ科 クリタケ属)

2006 10 10 佐久市美笹撮影
広葉樹や針葉樹の枯れ木上に群生する。秋の盛りから終わり頃まで長く収穫できるきのこです。太い枯れ木では周囲一面に株になって発生し、収穫量の多いきのこです。雑木林の他、ブナ・ミズナラ林でも採取できます。傘は初め半球形からまんじゅう形で後には平らに開く。色は茶褐色からレンガ色。ひだの並び方は密。色ははじめ白から黄白色で後には黒紫褐色で、柄に直生から湾生する。柄は生長するとほぼ中空となり、ポキポキと折れやすくなる。傘に近い部分は淡褐色、根もとの部分はさび褐色から黒褐色。何本かのきのこがまとまって株立ちになることが多い。今は人工的に培養した種菌を原木に接種して栽培することもできます。


佐久市北川撮影






2002 10 23 佐久市北川撮影




2006 10 13 佐久穂町撮影です。


2007 10 18 佐久市上小田切撮影クリタケ幼菌



2007 11 02 クロコ&クリタケ 佐久市上小田切撮影



2007 11 07 今日のクリタケ1.5Kg

「ムラサキシメジ」

2006-10-10 | キノコ

2004 10 22 佐久市撮影 (キシメジ科 ムラサキシメジ属)
 秋の半ば過ぎに広葉樹の林内地上に群生する。傘、全体が紫色、傘の下面はヒダ、湾生~やや垂生、密、柄は中実、基部は球根状に肥大、12月初め頃まで発生することもある。しばしばきのこが環状や列状に並ぶ菌輪をえがく。食用きのこであるが、味はややくせがあり、苦味をもつものもある。一見するとフウセンタケの仲間と見誤りやすいが、ひだの色がフウセンタケ属のような茶褐色にはならないので区別できる。私はこのキノコ小さいもののお吸い物が大好きだ。

2006 10 10 佐久市美笹撮影


2006 10 23 佐久市前山撮影



2007 10 28 今日の収穫ムラサキシメジ


2007 10 28 ムラサキシメジ澄まし汁


2007 11 07 一目27本 佐久市美笹撮影



2007 11 07 近影 佐久市美笹撮影





「テングダケ」(毒)

2006-10-10 | キノコ

2006 10 10 佐久市沓沢撮影(テングタケ科)
ベニテングタケとならび、好一対の毒茸として知名度は高いが、毒性は中クラスで致命的ではない。夏から秋、広葉樹やマツ林内に生える。
傘の径6~25cm、幼菌は球形、のち丸山形から開いて偏平となる。表面は灰褐色~暗褐色の地に白か灰白色のかさぶた状のイボイボ(ツボの破片)がある。よく見られる毒キノコです。幼菌は卵のように白い袋に入っています。これはタマゴタケも同様です。タマゴタケは袋の中でも既に真っ赤ですから、区別できます。