Saku Loft Garden 野山と一緒

好きな趣味などBlogっています。

『シロオニタケ』

2008-08-31 | キノコ



2008 08 28 佐久穂町新田撮影



8月下旬。まだキノコの旬にはちょっと早い。
佐久市某所標高950m近辺をキノコ求めて散策です。
目標にするのは「アカヤマドリタケ」なかなか見つかりません。
あるのは遠くから見ても分かる白いキノコベニタケ科の中で6種「シロハツ」「シロハツモドキ」「ツチカブリ」「ツチカブリモドキ」「ケシロハツ」「ケシロハツモドキ」などです。
そんな中同じく白く傘の表面にとがったイボを付けたキノコ発見やったー!
それはテングタケ科 テングタケ属の『シロオニタケ』でした。
食可、不可は定かではありませんが、見た感じでは食欲湧きません。
ではその特徴など調べた範囲で書いてみます。
色は黒で、傘に同じようにトゲのある「オニイグチ」も載せてみますが、キモイです。


テングタケ科 テングタケ属
 【傘】全体は大形幼菌時半球形。生長すると罫 9~20 cm になり、まんじゅう型からほぼ平らに開く。表面に多数のイボが輪状につく。
 【柄】生長すると12~22 cm、太さ1.5~2.5 cm。上部に綿質~膜質の大型のツバがあるが傘の開展とともに早落する。表面は綿質の小鱗片におおわれる。根元はこん棒状にふくらみ、傘と同様のイボが多数輪状に付着する。全体が白色。
 【ひだ】白色、のちにクリーム色になる。柄に離生し、やや密。
 【肉】白色で厚い。
 【胞子】広楕円形,8~10.5 × 6~7.5 μm。
 【発生】 夏~秋、シイ、カシ林、アカマツ・コナラ林など。




『アカヤマドリ』 求めて

2008-08-24 | キノコ
近山を散策したよ。アカヤマドリは一匹もいなかった。
しかしイグチ科のキノコには巡り合った。
行った場所はいつも行く佐久穂町新田(今回標高950m)でした。
採集したのはミヤマイロガワリ、ヤマドリタケモドキ、オニイグチ、ヌメリイグチ、ニガイグチモドキ、ミドリニガイグチ、(アカジコウ)、他にハナビラタケとタマゴダケ少々。












ミヤマイロガワリはオリーブ油と塩コショウでパスタでいただきました。
ハナビラタケはキュウリと三杯酢でいただきました。
さーっと水で洗い塩コショウで炒めます。シャキシャキの食感がなんとよい。




帰りにいつもの昆虫園に寄った(^_-)v
オオムラサキの乱舞ご覧ください。



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『ドクヤマドリタケ』『ヤマドリタケモドキ』
『アカヤマドリタケ』があります。
と直前の『ミヤマイロガワリ』です。





『アカジコウ』

2008-08-16 | キノコ



アカジコウ(イグチ科 イグチ属)地方名:ジコボウ/アケボノヤマドリタケ
2008 08 13 佐久穂町新田採集撮影標高870m

発生地:夏~初秋(8月中旬~9月下旬)針葉樹 広葉樹の混生林に発生する。

[特 徴]
傘は7~15cm美しいバラ紅色で、はじめは半球系、後にはほぼ平らに開く乾いたビロード状である。孔口は淡黄色で傘が開ききると褐色がかり、傷つくと青変する。 柄は淡黄色で紅色を帯びる場合もある細かい網目におおわれる。根もとは青紫色になる場合もある。柄や青変して似ている微毒のアシベニイグチは、傘色が黄褐色から淡褐色でちょっとかじってみると苦いのですぐわかるとのこと。
イグチの仲間では美味いと言われるキノコ。特に柄の部分は歯ごたえがよく和洋いずれの料理にもよく合います。



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『ドクヤマドリタケ』『ヤマドリタケモドキ』『アカヤマドリタケ』があります。
と直前の『ミヤマイロガワリ』です。







『ミヤマイロガワリ』

2008-08-11 | キノコ

2008 08 13 佐久穂町新田撮影 ミヤマイロガワリ三兄弟


ミヤマイロガワリ(イグチ科 イグチ属)
標高の高いところに生えるきのこでブナ科及びマツ科の樹下に発生。傘の表面が湿時顕著な粘性を示し、かなり大型になるイグチで、直径が20cmを越える。茎(柄)が有毒とされるアシベニイグチに似ているが、アシベニイグチでないことは赤い粒点があり茎に網目模様でないこと。管孔は黄色で大きくなっても離生せず垂生となる。
管孔やキズをつけるとイロガワリ同様青変するのですが全体にサツマイモのような赤味がある。しばらく放置すると元の色に戻ってしまいます。手も蒼く染まる。水につけて、水に色をうつしてから料理すると良い。
美味しいキノコでバター炒めなどが上手いです。


2008 08 09 佐久穂町新田採集撮影




2008 08 08 佐久市採集前山撮影



2008 08 02 佐久穂町新田採集撮影






2008 08 22 佐久穂町新田撮影



2008 08 22 ミヤマイロガワリパスタ


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『アカヤマドリタケ』があります。







『虫達の乱舞』

2008-08-10 | 昆虫・動物

2008 08 09 佐久市十二新田撮影 「クヌギのある混合林」SONY DSC-P100

「オオムラサキ」


「オオムラサキ×コクワ」

「 カナブン食事中」


「 カブトムシ♂」



「キイロスズメバチ」
「 ルリタテハ」


摂氏30度を越えた里山に出かけ何本かのクヌギ木の洞に集る虫達を観察した。虫にとっては今が活動最盛期だろう。
集っていたのは「オオムラサキ」「ルリタテハ」「アオカナブン」「キイロスズメバチ」「ミツバチ」「ウシアブ」「カブトムシ」「コクワガタ」
暑いなどと言ってはいられぬ。生きるためにせっせと樹液を吸っていた。羽を痛めた蝶も多い。虫も生き抜くことは大変だ。
中でもアオカナブンが数匹で樹液の取り合いの様子、オオムラサキとコクワが同じ場所で対峙している様子が微笑ましい。
特にオオムラサキは普段は姿を見れば飛んでいってしまうが指が触れそうになってもコクワガタに集中していた。
そんな中でキイロスズメバチだけは近づくと飛び立って威嚇していた。
虫の動きをムービーで撮っていてヤブ蚊に数箇所刺されてしまった。
彼らは近づくと最初は気になるようだが、そのうちに給餌する仲間や他の虫のことが気になるのだろうか、無視してくれた。
こういった場所は以前子供の頃は秘密の場所として夏休みの格好の遊び場所だった。
夜になるともっと多くの虫達が集る。今度訪れてみよう。

こういった虫の生態を撮るのにはコンデジで暗すぎる。フラッシュのみの撮影に成功。
明るいマクロレンズが欲しい。

「アオカナブン給餌中」

「虫達の踊り」


『チチタケ』

2008-08-02 | キノコ







2008 08 02 佐久市前山撮影
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
分類
界 : 菌界 Fungi
門 : 担子菌門 Basidiomycota
亜門 : 菌蕈亜門 Hymenomycotina
綱 : 同担子菌綱 Homobasidiomycetes
目 : ハラタケ目 Agaricales
科 : ベニタケ科 Russulaceae
属 : チチタケ属 Lactarius(DC.)Gray
節 : チチタケ節 Sect. Dulces
種 : チチタケ L. volemus(Fr.:Fr.)Fr.

学名
Lactarius volemus(Fr.:Fr.)Fr.
チチタケ(乳茸、Lactarius volemus(Fr.:Fr.)Fr.)はハラタケ目ベニタケ科チチタケ属チチタケ節のキノコ。

夏から秋にブナ科の林に群生する。傘は茶色から赤茶色。ひだは密で白色だが、古いものはやや黄色い。傷をつけると多量の乳液が出て褐色に変化する。肉はやや茶色いが、ほぼ白色でやや渋みがある。無臭。傷口はひだと同じく変色する。柄の表面は傘とほぼ同色。
食用で、栃木県ではチタケの名で好んで食べられる。薫りが強く、良い出汁が出るためうどんや蕎麦のつゆなどに具として用いられる場合もある。
近縁種のヒロハチチタケ(L. hygrophoroides )も同様に食用となる。傷をつけると出てくる乳液は、ゴムノキなどが生成する天然ポリイソプレンの低分子を主成分としており、ゴムの分子構造研究の格好の材料ともなっている。



今年初めて認識したキノコ「チチタケ」。傘裏から出る乳液は旨み成分だという。下ごしらえをしていると指先がべたつく。
テンプラと蕎麦の具としていただきました。味は・・・・まあまあでした。