2008 08 28 佐久穂町新田撮影
8月下旬。まだキノコの旬にはちょっと早い。
佐久市某所標高950m近辺をキノコ求めて散策です。
目標にするのは「アカヤマドリタケ」なかなか見つかりません。
あるのは遠くから見ても分かる白いキノコベニタケ科の中で6種「シロハツ」「シロハツモドキ」「ツチカブリ」「ツチカブリモドキ」「ケシロハツ」「ケシロハツモドキ」などです。
そんな中同じく白く傘の表面にとがったイボを付けたキノコ発見やったー!
それはテングタケ科 テングタケ属の『シロオニタケ』でした。
食可、不可は定かではありませんが、見た感じでは食欲湧きません。
ではその特徴など調べた範囲で書いてみます。
色は黒で、傘に同じようにトゲのある「オニイグチ」も載せてみますが、キモイです。
テングタケ科 テングタケ属
【傘】全体は大形幼菌時半球形。生長すると罫 9~20 cm になり、まんじゅう型からほぼ平らに開く。表面に多数のイボが輪状につく。
【柄】生長すると12~22 cm、太さ1.5~2.5 cm。上部に綿質~膜質の大型のツバがあるが傘の開展とともに早落する。表面は綿質の小鱗片におおわれる。根元はこん棒状にふくらみ、傘と同様のイボが多数輪状に付着する。全体が白色。
【ひだ】白色、のちにクリーム色になる。柄に離生し、やや密。
【肉】白色で厚い。
【胞子】広楕円形,8~10.5 × 6~7.5 μm。
【発生】 夏~秋、シイ、カシ林、アカマツ・コナラ林など。