Saku Loft Garden 野山と一緒

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【アカタテハ】2010 08 16

2010-08-16 | 

今年は里では昆虫が少ないという。懸念しながら毎年行く場所は、蓼科山麓標高1755m地点。目的は「アサギマダラ」の乱舞撮り。 

 

「2009 08 13 アカタテハ」

 「2010 08 16 アカタテハ」

 

 

アサギマダラを撮っていると一際鮮やかな鉛丹(えんたん)色をした蝶がいた。確か昨年もみた覚えがある。帰って調べたらタテハチョウ科の「アカタテハ」だった。なかなか翔裏を見せてくれない。秋に多いタテハチョウの仲間、アカタテハは赤味が強く、翅の中央から体側まで模様のない褐色部分が見られる。他のタテハチョウと同様に秋によく見られ、下草などによく止まり日光浴している姿を見かける。

 

 

 

では『ウィキペディア(Wikipedia)』出典のアカタテハの薀蓄を アカタテハ(赤立羽)(Vanessa indica)チョウ目・タテハチョウ科に分類されるチョウの一種。 特徴:前翅長は3.5cmほどの中型のチョウである。前翅の表側に鮮やかな橙色の帯模様があり、和名はこれに由来する。前翅の先端は黒く、白の斑点が点在する。後翅の表にも橙色の縁取りがあるが、他はくすんだ褐色をしている。翅の裏側はほぼ灰褐色で、白くて細い網目模様がある。よく似たヒメアカタテハとの見分け方はヒメアカタテハは後翅の表側は褐色ではなく橙色で、黒い斑点が3列に、点線状に並んでいるので区別できる。 分布・生態:日本では広く分布する。森林の周辺の日当たりが良い場所に生息し、農村や都市部でもよく見られる。 成虫は年に数回発生し、早春から晩秋まで見られるが、個体数は夏に少なく秋に多い。冬は成虫で越冬するため、早春に見られる越冬個体は翅の一部が欠けているものも多い。 不規則な軌道を描きながら速く飛ぶ。花にも吸蜜に訪れるが、秋が深まった頃には、サザンカの花に訪れたり、カキの木の下で、熟して落ちた柿から汁を吸ったりする姿が見かけられる。花や腐果だけでなく獣糞や樹液にも頻繁に集まる。 食草 :幼虫の食草はイラクサ、カラムシ、ヤブマオなどのイラクサ科植物である(ごくまれにニレ科のケヤキを食うこともあり、飼育下で代用食として利用可能)。幼虫は食草の葉のつけ根をかじって葉の表を内側に左右を糸でつづり、綴じ合わせた「巣」を作る習性がある。そのためイラクサ科植物で左右から綴じられた葉があれば、それを開くとアカタテハの幼虫を見つけることができる。特に人里に多いカラムシでは葉の裏が白いため、葉の裏が表側に位置するアカタテハの幼虫の巣は、白く目立つ。 幼虫の体にはたくさんの突起があり、ケムシの概念に含まれる外見である。小さい幼虫は全身が黒いが、大きくなると突起が黄白色になり、個体によっては体色に紫色を帯びるものもいる。触れても問題はなく、むしろ食草のイラクサにふれないよう気をつけたほうがよい。イラクサ科の葉は比較的硬いため幼虫のあごは大きく、皮膚の薄い子供が咬まれることもあるので、扱う際はピンセットを用いるとよい。 蛹になる際は、羽化を見越して葉の下端を3分の1ほど開けた巣をつくり、その中で蛹になる。幼虫に関しては比較的飼育しやすい種ではあるが、ブランコヤドリバエやカイコノウジバエの犠牲となることも多い。獣糞も好きなようです。

  

他に「アサギマダラ」

 

「イチモンジチョウ」

 

「クジャクチョウ」

 

「ミドリヒョウモン」

「タテハチョウ」

「アゲハ」

 


『ゴマダラチョウ』2010 08 13

2010-08-13 | 

今まで情けないことに「ゴマダラチョウ」を知らなかった。標高935mの湖水の砂利の上にとまっている黒地に白のまだら模様の蝶は「オオムラサキ」の♀かなと思っていた。しかしオオムラサキはメスであってもウスムラサキ色があるし後翅の下に橙色の斑点がある。今回写真を撮ったあとでそれに気づく。この場所や近くで「オオムラサキ」を確認しているので兎も角撮った。帰ってから調べ特徴の口吻の橙色が確認でき同定した。飛び方や仕草もオオムラサキと似ていたが、ゴマダラチョウの方がフレンドリー(^_^;) 黒地に白のまだら模様、忘れません。 獣糞も好きなようです。

 

では『ウィキペディア(Wikipedia)』から転載のゴマダラチョウ薀蓄を。分類 界: 動物界 Animalia 門: 節足動物門 Arthropoda 綱: 昆虫綱 Insecta 目: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera 上科: アゲハチョウ上科 Papilionoidea 科: タテハチョウ科 Nymphalidae 亜科: コムラサキ亜科 Apaturinae 族: Apaturini 属: アカボシゴマダラ属 Hestina Westwood, [1850] 種: ゴマダラチョウ persimilis ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶) Hestina persimilis japonica は、チョウ目(鱗翅目)・タテハチョウ科に分類されるチョウの一種。日本を含む東アジアに分布するチョウで、和名通り黒地に白のまだら模様が特徴である。種persimilisの基産地はインド北部、亜種japonicaの基産地は日本。 分布 [編集] 日本では北海道から九州まで、日本以外では朝鮮半島からヒマラヤ、ベトナムにかけて分布する広域分布種で、地域ごとに成虫の大きさや斑紋、季節型などが分化している。以下は、日本産亜種に関する記述である。 成虫の前翅長は35-45mmで、メスの方がやや大きい。翅は近縁のオオムラサキと同様わずかに丸みを帯びた三角形で、目立つ突起は無い。翅は前後・表裏とも黒褐色の地に大きな白斑や帯模様が散在しており、和名もここに由来する。口吻が橙色をしている以外は全身が白黒二色で構成されている。 成虫は年2回、5月-8月に発生するが、温暖な地域では年3回発生することもある。低地から丘陵地の雑木林に生息するが、成虫はそれに隣接する都市や住宅地にも姿を現すことがあり、エノキが多分にあれば都市周辺でも発生する。花を訪れることは少なく、クヌギなどの幹から染み出た樹液や、カキなどの腐果、獣糞などにやって来て汁を吸う。オオムラサキと一緒に見られることもあるが、一般的にはゴマダラチョウの方が個体数が多い。オオムラサキが見られる場所では本種も観察できる。口吻は橙色で目立つ 生活史・食樹 [編集] 幼虫はニレ科のエノキを食樹とする。幼虫の頭部には2本の角があり、オオムラサキの幼虫とは食草も同じでよく似ている。冬になると幼虫は木の幹を下り、落ち葉の中で越冬する。春になると再び幹を上り、若い葉を食べて成長する。蛹は緑色の紡錘形で、エノキの葉に尾部だけで逆さ吊りになる。

 最近自宅庭で撮った「2010 08 09 ツバメシジミ」-1、-2です。

 

 ミヤマカラスアゲハはここに載せていますが複数で撮った「ミヤマカラスアゲハ」載せます。

 

 「2010 08 13 シイタテハ」-1、-2も一緒に載せます。