8月も中旬を過ぎましたがまだまだ残暑厳しい日が続いています。風蘭はというと、
根は止まっているものの成長は続いており、ものによっては日差しのおかげで柄が鮮明
になるなどこの時期ならではの特徴極まるものもありますね。
日照が関係する品種のような前置きから入りましたが、この凛風は日差しがどうのこうの
という品種ではなく、しばらく記録していなかったのでここら辺りで写真に収めておこうと
久々にカメラを手にしてみました。青軸・青根、やや後冴えの腰の低い姫葉種です。
平成29年8月20日撮影
一番右はもともとの親木で3.8号鉢にあとは3.5号鉢で、右から順に1番、2番、3番と株分けまたははずれ子
の順になっています。
この品種!柄が暴れるというかほぼ無地(今回は親木)になった木からも突如として良柄の
子が出てきます。
以前、某オークションに時として出品されているのを見ましたが最近はあまり見かけません。ま、そんなに
芽数の多い品種ではないので当たり前といえば当たり前かも。今後出品を見かけたらたとえわずかな縞柄
のものでも手に入れておけば、確約はできませんがほぼ良柄、うまくすれば最上柄が取れると思います。
これもほぼ無地の木からですが、本種としては最上の子が芽生えた一例です。
やや日強く作れば下葉のほうで黄色味が強まり、さらに味わい深い趣のある縞柄が浮かんできます。
これもご覧のとおり親はさほどの縞柄にあらずですが子は中々の状柄になっています。
これははずれ子ですが今後良い柄に進みそうです。と、ここまでいいことづくめのように書きました
が、実はその真逆もあり、良柄の木から超地味または無地の子が出ます。とはいえそれらの木を作って
いればいずれは良柄のまたは最上柄の子が取れるので結局は一進一退・・・・・・かなってとこですね。
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