劇団ぷにぷにパイレーツ座長日記

劇団ぷにぷにパイレーツ座長・石崎一気が、演劇、パントマイム、音楽等、舞台芸術の情報を、毎日発信!

演劇人の本

2016-11-05 08:02:35 | 演劇
芝居のことを勉強しようと思って演劇人の本を読んだりしますが、ほとんど参考になりません。
大概、文章が難しくて、何が書いてあるかまったく理解できません。
あるいは、あまりに具体的過ぎて、その劇団やその作品にしか該当しないことしか書いてなかったりします。
それ以前に、読み物として面白くないものがほとんどです!(こんな毒を吐いて大丈夫か?)
これでは、書籍による演劇の底辺拡大は難しいでしょうね。

僕は、演劇本の代わりに、音楽にまつわる書籍を読むようにしています。
こちらは、大変参考になります。
作曲家を劇作家に、指揮者を演出家に、演奏家を役者に置き換えれば、ほぼそのまま通用します。
さすが、長い歴史を持ち、しっかりしたメソッドを持ち、ビジネスとしても成立しているジャンルです。
実に懐が深いように感じています。
さらに、音楽の本は本当にたくさん出版されていますから、様々な考え方に触れることができます。
どの本を読んでも、目から鱗!
大きな刺激になっています。

演劇人の皆さん!
音楽に限らず、ほかの芸術ジャンルに関する本を色々読むことをお勧めします。