劇団ぷにぷにパイレーツ座長日記

劇団ぷにぷにパイレーツ座長・石崎一気が、演劇、パントマイム、音楽等、舞台芸術の情報を、毎日発信!

「春風の中で楽しむ世界の童話」を振り返って①

2012-03-20 08:53:22 | 演劇
土曜日の「春風の中で楽しむ世界の童話」公演について書きましょう。

当日は、10:30に会場入りしました。
ちょうど、図書館のスタッフの皆さんが、客席の設営を終えたところでした。
早速、舞台のセッティングを、ご一緒に行いました。
ピアノの配置は難しいですね。
ピアニストの姿を見せる為には、どうしてもお客様にお尻を向ける形になってしまいます。
失礼にならない程度に角度を付けて、出来るだけ鍵盤の上を動く指が見えるようにしてみました。
また、楽屋が上手側にありましたので、ピアノは下手に置きました。
朗読者とピアニストの位置が決まったら、それに合わせて照明をセットしました。

ピアニストの吉田幸子さんが到着したので、今度は、サウンド・バランスのチェックです。
アコースティック・ピアノですから、音量は、演奏者が自分でコントロールするしかありません。
僕も、マイクを使わずに朗読するつもりでしたので、ピアノの音量との調整が必要だったのです。
色々試してみたところ、ピアノの音量を少し抑えて貰えば問題ないことが分かりました。
当初の計画通り、僕は、生声で朗読することにしました。

黒澤明子さんが来たところで、朗読会全体の構成を打ち合わせしました。
朗読作品とピアノ・ソロ演奏の順番や、照明・音響についてなど、具体的な演出を決めていきました。
結果的に、なるべく余計なことをしない、シンプルな演出を選択しました。

13:30に開場すると、一気に沢山のお客様が入場されました。
開演時間の14:00には、用意した座席がほぼ全部埋まっていました。
(やはり、多くはお子様連れでしたが、朗読が好きなご年配の方々も沢山見受けられました)
開演前から場内はヒート・アップしていて、朗読を今か今かと待ちわびているのが、楽屋にいても良く分かりました。

まずは、吉田さんのピアノ演奏からスタート。
続いて、黒澤さんの朗読「赤ずきんちゃん」と「かえるの王様」です。
小さなお子さんたちも静かに聞いていて、とても良い雰囲気で進行していきました。

開演から35分ほど経過したところで、黒澤さんに代わって、僕が舞台に登場しました。
僕は、エスニックな衣装を身につけていたので、皆さん、驚きで息を呑んでいる様子でした。
(一般的に、朗読者は、派手な衣装を着ませんので)

文章が長くなったので、今日はこの辺で。
続きは、また明日!