超芸術と摩損

さまざまな社会問題について発言していくブログです。

まさる&りえこの週間鳥頭ニュース vol.048 今週の御題…借金の総量規制

2010-05-08 19:59:55 | 週刊誌から
佐藤優(作家・元外務省主任分析宮)
西原理恵子(漫画家)

借金の総量規制
サラ金の借り入れを年収の3分の1以下に抑える規制
だいたい健全な借金つーのがこの世にないワケよっ
金が無かったら使うなっ。
無かったら働けっ
ついでに専業主婦禁止法もつけとけっ
また女を敵にまわす発言
この世には病気にならない夫。つぶれない会社につとめてる夫はおりません。
はい女子ココ人生のテストで必ず出ますよっ
カネの話になると語る語る。
病気か失業。そのどっちかが来た時、君の専業主婦って仕事が何の役に立つ?
はっきり言うと足手まとい
女子、覚えとけ。おごってもらうはめぐんでもらうでそれは乞食のするこった。
娘にそれはもう口をすっぱくして
男も女も全員働け。自由は有料だ。
自分の金で食う寿司が一番おいしい。
あともう私に誰も借金しに来ないで。断るのが面倒でちょこちょこ貸してたらいつの間にか数千万。98%回収不能(バックレ)
もーヤダ
そこ一番マヌケやん

 6月から貸金業法の改正が完全実施され、消費者金融からの借入総額を年収の3分の1以下に抑えられることになる。高額医療費支払いのためのローン、住宅ローンや自動車ローンなどは、対象からはずれるということだが、1社から50万円を超えるか、借入合計額が100万円を超える貸し付けを受ける場合、源泉徴収票のような収入を証明する書類が必要とされる。
 こういう規則をつくれば、消費者保護につながるというのは、現実から遊離した優等生官僚の発想だ。カネに困っている中小零細企業の経営者や、低所得者層は闇金に走るに決まっている。闇金の利息がどれくらい恐ろしいかについて、数学者の芳沢光雄桜美林大学教授はこう強調する。
<違法なヤミ金融の世界でよく聞く「トイチ」は、10日間ごとに1割の利子が複利でかかるものである。たった1円を「トイチ」で借りて、10年間全く返済しなかった場合、元利合計がなんと1000兆円をも超えてしまう>(『新体系高校数学の教科書 上』講談社、2010年、220頁)
 いまの日本政府に、闇金を根絶する力はない。6月の規制導入の結果、闇金で苦しむ人の数が飛躍的に増えることを危惧する。

週刊新潮2010年4月22日号
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