へロー。
ツーコトで,唐突なんですが,寡聞にして知らないというのはまさにこのこと,それはニューカマーという言葉。私的には,その使い方は,「デステクノ界のニューカマー! 待望の12インチ発売!!」みたいな,専ら音楽業界で使われてる言葉だと思ってて,あと,どうも抜け切れないイメージがあって,ニューハーフ(英語だとShe male)の新しい言い方としてニューカマーみたいなね,ネカマ界のニューカマーなんつって,つまんないんだけどさ,なんかそういうイメージもあっちゃったりするんだけど,Wikipediaによると,「1980年代前後に来日し,定住した外国人」のことをこう呼ぶソーナンデス。ははあ,なるほどね。
しかし,ある概念が創り出されるってことは,それなりの意味があるわけで,まあとにかく増えてますのよ,ニューカマー。数が増えれば増えるほど,関連する問題も増えてくるわけでして,大きなものとしては,要は皆が皆,IT企業の社長なわけでもなく,NOVAなんかに就職できるわけではなく,すると,就労ビザとか観光ビザだとか不法就労だとか強制送還だとか,もうしっちゃかめっちゃかなわけですな。
とはいえ,日系人だと,そのビザ系の問題がクリアしやすいので,その点で有利なわけですが,確かに給料は良いんでしょうが,日本で働くためには日本で暮らしていかなくてはならない,というのが次の問題になってくるわけでしてな。そのひとつに,当然「教育」というのはありますよな。
こういう本が出ております。エスノグラフィーによるフィールドワークなんですが,実は教育系の話って,あまり詳らかでないのですが,こういうときにも「臨床」と使うんですね。ニーズに即した包括的な教育実践くらいの意味になるのでしょうかね。
ちなみに,実はpsy-pubの故郷でも,ニューカマーが増えているんですよね。すると,おそらくはわが母校でも,切実に直面化してるのではないかと,容易に推測できるわけなんですが,実際,どういう対応になっているんだろう? と思います。
理想的には,日本人であれ外国人であれ,グルっとマルっと一緒くたの坩堝,それがカルチャー,それがインクルージョン,違うかい? ってことだと思うのですが,まだそこまでいってないんですな。というか,やっぱこれを教育の問題とするのは酷かな,もちろん,実際問題があるわけですが,結局はもっとドデカイ問題のひとつの表現形というか,究極的には,国レベルはたまた地球レベルで考える必要があるわけですよね。こいつぁ難儀だ。まあだからこそ,こういう「教育」という,ひとつわかりやすい形で啓蒙していくことが大切になるわけですけれど,実際の実践における困難のファクターは,教育だけの問題では当然ないっていうね。むろん,できることからやる,これが基本ですけどね。
などと,書いておりますと,われわれの業界のほうで言うと,ニューカマーの話って,こういうことなんかな,なんて安易に思いついたりしたわけですけれど。
ま,やはり歴史が長いだけあって,理念的には,一歩も二歩も進んでいるなという印象なんですが,今さらくだくだしい説明はしませんけれど,ひとつ個人的に思うのは,やっぱりこれやるのはとてつもなく大変だろうなあと思います。教育現場への負担が大きすぎて,もちろん子どもを支えるシステムは必要なわけですが,その子どもを支える大人を支えるシステムについては,あまり言われてない気がして,校内連携だとか地域連携だとか,口で言うのは簡単だけど,それを実際に実行していくには,人的・時間的・経済的・精神的な負荷が当然かかる,それは個別のニーズに対応しようとすればするほど,かかるわけで,そういう現実的な部分をsplit offしちゃあいけませんよね。
おスペシャルなサービスにはそれ相応の対価が求められる,それってジョーシキですからね。
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