えーっと基本的には新聞読まないのですけどね,この前,「新聞読みません」ってことを同僚にフト言ったら,細かい言い回しは(怒りで忘れたものの),あたかも「中学生に新聞読むのをすすめる」的な態度にて「新聞,読んだほうが良いよ」みたいなことを言われたのが私です。面倒くさいので,ヘー,と返しときましたが,コンテクスト読もう,コンテクストを,な,ン?
とまあいきなり愚痴で恐縮ですが,実は新聞読みます。会社でだけど。書評欄だけだけど。ま,(少なくとも形式上は)ライヴァルたちの動向を瞳孔を開いて剋目しあわよくば同行したいト,かのように考えてるわけでして。
それはさておき,朝日新聞の11月19日(日曜)の書評欄にて,われらが香山リカ先生が書評してたのが,コチラ。
ああ,これやろうやろう,明日やろう,明日は檜垣に木村敏と思ってたんですが,先越されちゃいました(って向こうは眼中にないけどね)。
気鋭の哲学者,檜垣さんとの対談なわけですが,木村先生と哲学者との対話なんて,もう読む前から心配になってくるのですが,
檜垣さん,ややこしいものの交通整理が非常に巧みでありまして,さらに,サブタイトルが「ベルクソン,ドゥルーズと響きあう思考」とあり,さすが木村先生との対談に選ばれるだけの素地があるわけでして,ナルホドーという感じです。サブリーダーにオススメです。
ま,それで,木村先生といえば「あいだ」(と思う)。なんていうと,「じんかん(人間)」つうのも連想されてくるんですけど,それだとツマンナイよね。下手すると,金髪先生まちがえた金八先生間でイッチャウからね。まあそれはそうなんだけどさ,確かにネ,だけど,やっぱそう読むよりも,コンテクストであったり,生態学的であったり,コミュニケーション論であったり,やっぱりね,さすが木村先生,現代的なトピックに波長があうわけでして,
この名著も文庫化されてました。されてましたが,472頁というヴォリュームで,もうこれ,ケツのポッケに入れたなら,ポケットパンパン,ポケパンおじさん,自己と文庫のあいだの空間は己のパンツとズボン以外のアソビはないわけでして,イカンですぞ,アソビは必要です。カーCarのブレーキもアソビは必要,アソビこそが,赤信号の認知と実際のミーのカーの停止線上のアリアという行為の「あいだ」にあるからなのです(ホンマカヨ)。
なんだそりゃ? といわれてもそうとしかいいようがないのです。なぜなら,ベルクソンの話とかビンスワンガーの話じゃなく(できないから),ここに繋げたいからなんです。
力動系の人たちは,一度は絶対読んでるんじゃないか,と思う名著なわけですけど,実は密かに抽象的で観念的なウィニコットと僕らのあいだにはイキイキした臨床例が挟み込まれるわけでして,何がなんだかトンチンカンチン一休さんにならずに読みすすめられるところが,名著たるゆえんでもあり,ウィニコットらしさでもあるのかな,なんちて。
まあ,あいだ,あいだ,愛のコリーダ,松田英子と藤竜也, 遺体損壊即タイーホ。ああ,やっぱシャレ山すげえわって話じゃなくて,あいだ,あいだ言っとりますが,あいだといえば,やっぱりこの人,奥田さん間違えた(ヤメトケヨ),
オグデンさんですね。オグデンさんは,アメリカの精神分析の人なんですが,アメリカの精神分析といえば,自我心理学が強かったわけですが,グロトシュタインさんらなんかと一緒に,「アメリカ西海岸」にて,ビオンやらフェアべーンやらウィニコットやら,ブリティッシュ対象関係論を独自に展開させてたりしてるわけなんですが,「intersubjectivity」つうのも,オグデンが日本語で訳されるときなんかは,not間主観性,but間主体性となってたりしてまして,こうされると,どうです? キムラ・ビンチャンなんかとも繋がってきそうではないですか?
以上ね,私の頭にボンヤリと浮んでは消えてゆくありふれた言葉をそこはかとなく書き綴ってみたわけですが,ああなんとも,モノグル★けれ,というよりむしろアヤシイpsy-pubブン殴れって感じかもしれませんけど,ま,なんかそういうふうにオモッチャッタ,軽く尿モレしちゃった,みたいなね,ライト感覚で何卒何卒。
「あいだ」といえば,こういうのも出てますね。
ア,違いますよ。別に「相田」先生とかけてるわけじゃなくてえ(ワザトラシ),ま,フェアベーンFairbairn(フェアバーン,は使いたくないそう)とかね,集団精神療法とかね,ほらもうあとはわかるっしょ? なんつうのはさておいても,さすがに「実践」とついてるだけあって,分析系といっても,クーリクーロン方面ではない,ま,論文集ですけど,「精神分析的精神医療」って感じで,個人的には後半のほうが面白かったです。
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ああ,これやろうやろう,明日やろう,明日は檜垣に木村敏と思ってたんですが,先越されちゃいました(って向こうは眼中にないけどね)。
気鋭の哲学者,檜垣さんとの対談なわけですが,木村先生と哲学者との対話なんて,もう読む前から心配になってくるのですが,
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檜垣さん,ややこしいものの交通整理が非常に巧みでありまして,さらに,サブタイトルが「ベルクソン,ドゥルーズと響きあう思考」とあり,さすが木村先生との対談に選ばれるだけの素地があるわけでして,ナルホドーという感じです。サブリーダーにオススメです。
ま,それで,木村先生といえば「あいだ」(と思う)。なんていうと,「じんかん(人間)」つうのも連想されてくるんですけど,それだとツマンナイよね。下手すると,金髪先生まちがえた金八先生間でイッチャウからね。まあそれはそうなんだけどさ,確かにネ,だけど,やっぱそう読むよりも,コンテクストであったり,生態学的であったり,コミュニケーション論であったり,やっぱりね,さすが木村先生,現代的なトピックに波長があうわけでして,
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なんだそりゃ? といわれてもそうとしかいいようがないのです。なぜなら,ベルクソンの話とかビンスワンガーの話じゃなく(できないから),ここに繋げたいからなんです。
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力動系の人たちは,一度は絶対読んでるんじゃないか,と思う名著なわけですけど,実は密かに抽象的で観念的なウィニコットと僕らのあいだにはイキイキした臨床例が挟み込まれるわけでして,何がなんだかトンチンカンチン一休さんにならずに読みすすめられるところが,名著たるゆえんでもあり,ウィニコットらしさでもあるのかな,なんちて。
まあ,あいだ,あいだ,愛のコリーダ,松田英子と藤竜也, 遺体損壊即タイーホ。ああ,やっぱシャレ山すげえわって話じゃなくて,あいだ,あいだ言っとりますが,あいだといえば,やっぱりこの人,奥田さん間違えた(ヤメトケヨ),
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オグデンさんですね。オグデンさんは,アメリカの精神分析の人なんですが,アメリカの精神分析といえば,自我心理学が強かったわけですが,グロトシュタインさんらなんかと一緒に,「アメリカ西海岸」にて,ビオンやらフェアべーンやらウィニコットやら,ブリティッシュ対象関係論を独自に展開させてたりしてるわけなんですが,「intersubjectivity」つうのも,オグデンが日本語で訳されるときなんかは,not間主観性,but間主体性となってたりしてまして,こうされると,どうです? キムラ・ビンチャンなんかとも繋がってきそうではないですか?
以上ね,私の頭にボンヤリと浮んでは消えてゆくありふれた言葉をそこはかとなく書き綴ってみたわけですが,ああなんとも,モノグル★けれ,というよりむしろアヤシイpsy-pubブン殴れって感じかもしれませんけど,ま,なんかそういうふうにオモッチャッタ,軽く尿モレしちゃった,みたいなね,ライト感覚で何卒何卒。
「あいだ」といえば,こういうのも出てますね。
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ア,違いますよ。別に「相田」先生とかけてるわけじゃなくてえ(ワザトラシ),ま,フェアベーンFairbairn(フェアバーン,は使いたくないそう)とかね,集団精神療法とかね,ほらもうあとはわかるっしょ? なんつうのはさておいても,さすがに「実践」とついてるだけあって,分析系といっても,クーリクーロン方面ではない,ま,論文集ですけど,「精神分析的精神医療」って感じで,個人的には後半のほうが面白かったです。
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