先日姫路に行ったとき、書類やら本やら整理しましたが、以前の手紙が保存してあって、まぁメインは自分が受け取ったものですが、母が、私や姉が両親に送った手紙を保存していて、自分が出したものはチェックしようと、持ち帰っていたものも含まれていました。
大学1年の時はけっこうこまめに手紙を書いていたようでした。
大学生の頃のことそれなりに覚えていると思っていたのですが、まったく記憶になかったことを書いていて、へぇ~…という感じ。
音楽学の教授がハイドンの研究家だったので、卒論も修論もハイドンのクラヴィア・ソナタの研究をして直接指導してもらったのですが、その先生に、演奏がクリアで良く歌えていると褒められた…ということが書いてありました。
他にもけっこう細々と書いていて、親との関係ももう少しドライだと思っていたのに、そうでもなかったのか…とか。
すっかり忘れてしまったことで、その後の、大学院を修了して実家に帰ってからのことで上書きされてしまったのかな…と。
私は割とエピソード記憶があって、いつ何をしたかということを覚えているのですが、感情の部分はエピソードではないので、忘れたのかな…とか。
まぁ人間の記憶は不確かなものですから、長い人生全部覚えられるわけではないですね。
ということで、記録しておくというのはいいことだと思うわけです。
ブログも長く続けているとすっかり忘れてしまった話もあったりして、このブログも私の記憶を呼び覚ます貴重な記録か…と。