マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

東山魁夷展へ

2024-08-24 01:11:58 | 日記
今年は、東山魁夷没後25年ということで、山種美術館で「東山魁夷と日本の夏」展が開催されていて、Mさんと一緒に行ってきました。
日本画に特に興味があるわけではありませんが、東山魁夷の絵の静寂感とか透明感とか、実際の絵で見てみたいと思って行ってみたわけです。
絵は、予想通り、独特の世界観があって堪能しましたが、ちょっと残念だったのは、作品数が少なかったことですね。
他の日本画家の絵が半分くらいで、タイトルに「東山魁夷」と名付けているわけなので、やはりそれなりの作品数が欲しかったな…と。
四季それぞれを描いた中で、冬の「年暮る」がたぶん一番良かったかな。
京都のホテルの部屋から見た屋根なのですが、何とも言えず静寂感とか季節感とか、いいな…と。
夏の「緑潤う」だけは写真撮影OKだったので、撮っておきました。
これも池の水の感じがいい。
たまには日本画もいいな…です。

山種美術館は、恵比寿駅から歩いて12~3分ですが、もう少し近いところにあるといいなと思いましたね。
幸いあまり日が照り付けるというほどでもなかったので良かったのですけど。

お昼前に恵比寿駅で待ち合わせて、アトレでランチをしてから行きました。
6階のレストラン街の「花旬庵」というお蕎麦がメインのところで。
イタリアンでも良かったのですが、好みの「鶏と野菜の黒酢あんセット」があったので。
ちょっと味は濃いめでしたが、おいしくいただきました。
ここのアトレは、横浜のルミネに比べるとフロアが広く、通路も店舗もゆったりしていていいな…と。

東山魁夷展を見た後は、山種美術館のカフェで、オリジナルの和菓子と抹茶のセットを。
 
こういうのは好きなので。
抹茶は冷やし抹茶というのがあってよかった。
ただ、このセットが1,450円で、ランチの1,100円より高かったのはちょっと微妙…。

帰り道、ちょうど風向きが合ってたのか、上空を飛行機が頻繁に飛んでました。
表参道や六本木で見るよりはるかに近い感じでしたね。
もちろん、我が家の上空を飛ぶよりも低い。
途中に歩道橋があって、道路の真ん中から渋谷方面を見ると、高い煙突が見えました。
何だろうと思ったので、後で調べると、渋谷清掃工場でした。
へぇ~こんな町中にあるんだぁ…と。
写真としてはなかなか面白いかな…とは思ってますけど。
暑かったけど、充実の時間でした。