自然農 小麦の脱穀
2021.5.29
5.29 小麦を刈り取りました。
お天気の良い日を選んでいましたら
適期を2日ほど過ぎたのではと思いつつも
まさに完熟した小麦色になりました。
午前中に茎から刈り取り・・
そのまま畝で数時間天日干しをしまして
束ねて、納屋の軒下に持ち帰りました。
さぁ、足踏み式脱穀機で脱穀です。
五月上旬に梅雨に入ったこともあり
稲にくらべると湿気が多い感じですが
がんばります!
麦は脱穀をすると玄麦になります。
それが種にもなりますし
製粉して粉でいただけます。
脱穀機につよくかけると
穂先がちぎれることも多く
それらを集めて通しで脱穀しました。
玄麦と籾殻が混ざっています。
↓
脱穀をした後の麦束は
天日に干して
ヒンメリの材料にいたします。
穂をよく見ると
実が外れているのがわかります。
お天気の良い日には
茎は竹にのせて(よく乾きます)
実はござに広げて
天日でしっかりと乾燥させます。
実と籾殻が混ざったままですが
ほどよく乾燥した後に
唐箕で選別しようと思います。
昔ながらの風を送って選別する「唐箕」は
お米 大豆 麦などに使える
とても優れた道具ですね。
5/31 大麦と小麦の唐箕掛けが完了。
さらに天日干しをしています。
小麦
大麦
日頃から、できるだけ国産小麦を使った食品を
いただくようにしていますが
さらに自然に沿って育てた
自然農の小麦は現代において
ほんとうに貴重なものだろうと思います。
そして一方では
自然農の米・麦・大豆など
暮らしにかかせない作物は
自然に沿って生きるなかで
ごくごくあたり前に
誰にでも育てられる身近なものだ、とも
感じています。
八木真由美
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