君は銀河の青い風  八木真由美 岡山

自然に沿って、自分につながって、
心地のよい光とともに。
竪琴ライア 自然農 ライトワーク ヒンメリ

  

あまつちひと自然農のつどい 2013.3.23

2013年03月28日 | あまつちひと自然農のつどい

あまつちひと自然農のつどい三月の定例会が、

3/23(土)に開かれました。

一日、お天気にもめぐまれました。

春の草花も足元にかわいらしく咲いています。

つくしも顔を出し、タンポポがまぶしく輝いています。

あらたな始まりでもある春に、初めての方も含めて、

30人くらいの方々とご一緒いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実習田では、自然農の基本のお話をさせていただきました。

耕さないことで豊かないのちのいとなみが重なってゆくこと。

持ち込まず、持ち出さず、一枚の田畑で完結していること。

草草・虫たちは共に育ちあう大切な存在であること・・などです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来月のモミまきのこと、先月に準備しました苗床についてのお話もいたしました。

一畝の田の広さにに対して、モミを育てる苗床は約1m×2mです。

もみの量も二分の一カップほどで、順調に育てば足りるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

畑では蕾菜の季節です。

キャベツも育っていました。

  

 

 

大北農園さんの一角を、田も畑もそれぞれ一畝おかりして、

実習の場とさせていただいています。

大北さんが言われるには、実習におかりしている畑は比較的乾燥しやすく、

県南にくらべると冬の寒さが厳しいとのことです。

山間の地でもありますので、午後からの日照もやや少なめでしょうか・・。

 

 

 

作付けの時期、畝の幅や高さ、草の豊かさ、などを考慮しつつ

作物にふさわしい在り様を模索しながらの野菜の栽培です。 

今年はキャベツがすこやかに育ちました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実習畑では、じゃがいもの植え付け、

たまねぎの畝の草刈を行ないました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼食&午後からの学びは、

グランドピアノのある大きなお部屋でした。

ついつい私は、お弁当よりもピアノに・・・・・・。

「麻美子さん、歌いましょう。」と声をかけましたら、

「いいですね~。」ということになり・・・・、

言葉を通しての学びの前に、

君は銀河の青い風を、

歌とピアノでおとどけいたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14:00~17:00は言葉を通しての学びです。

前半は、基本のお話や質疑応答、

後半は、「個々別々であり、一体であるいのちの世界」をテーマに、

自然農の世界を深め、人の生き方にもつながるお話しなどを

みなさんとフリートークでいたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、この時期の恒例になっています「種の交換会」では、

心をはずまされながらも、真剣なまなざしです。

楽しく情報交換をしながら、

安心で健やかな種を譲り合える場があることは、

本当に幸せですね。

 

来月のあまつちひと自然農のつどいは、4/20(土)です。

永続可能な自然に沿った農、自然農に関心をお持ちの方、

どうぞ気楽にご参加くださいませ。

 

 

 

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自然農のつどい 感謝祭

2013年03月24日 | あまつちひと自然農のつどい

 

3/2土曜日に、あまつちひと自然農のつどいの感謝祭がありました。

 

 

みんなで育てたお米とお野菜で、

ほかほかのご飯を炊いて、お味噌汁を作り、

それぞれ一品もちよりのお料理を並べて、

豊かな彩のお食事をいただきながら、

楽しく過ごしました。

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

身体にやさしいお料理がならびました。

 

子どものころから刺激のつよいものや、お肉&大きなお魚が苦手な私は、

いただけるものが限られることもわりと多いのですが、

自然農バイキングのお皿に並んだ手料理に、身体も心もふんわりと喜びに満たされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1 好きな色

2 影響を受けた人

3 大切にしていること

4 これから習得したいこと

5 子どもの頃になりたかったもの

 

という質問に全員が無記名で書いていただき、

「これはだれでしょう。」・・・・という、

楽しいインスピレーションゲームもしました。

優勝はなんと、大北さんでした。

このような形の自己紹介も面白いですね。

好きな色は青、と答えた人が多かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話に花が咲き、楽しい時間はあっという間です。

 

一年間の活動を写真のスライドショーで鑑賞し、

みなさんのこれからの抱負を聞かせていただきました。

 

終わりに『君は銀河の青い風』の歌を、

麻美子さんの歌と私のライアでおとどけしましたよ・・・。

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感謝祭でいただいた御飯は、二月の実習でもみすりをしたものです。

 

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あまつちひと『自然農のつどい』2013年の年間予定

2012年12月22日 | あまつちひと自然農のつどい

あまつち ひと 『自然農のつどい』 in 岡山・吉備中央町 2013年

自然農は 耕さず 虫や草を敵とせず 持ち込まず持ち出さず 自然のいとなみに沿った農です。 

 

いのちあふれる田畑に立ちて、手作業で、すこやかな作物を育てます。

それは、人としての幸せを手にする道をも示してくれていることに気がつきます。

いつからでも学び始めることができますので、関心をお持ちの方はどうぞ気楽にお尋ねください。


                                                                                        

                  

 場所  岡山県加賀郡吉備中央町下土井  大北農園内の実習田畑   

     自然農のお米と野菜作りを中心に、のびやかに自由な雰囲気で楽しく学びあっています。

             シェアタイムでは 宇宙・自然界、人の生き方、等々 ことばを通しての学びも始めています。

                  

 日程     10:00田んぼに集合  17:00解散             

       ・雨天決行(室内での学びなどに内容の変更もあります。)

       ・活動費 500円

 

 持ち物   弁当 飲み物 雨具 帽子 軍手 長ぐつ                                            

 交通      お車でお越しの方はスタッフの誘導にて畑下の道路に順にとめていただくようになります。   

         公共の交通機関をご利用の方は最寄りの駅が遠いため乗り合わせ等を考えますのでお申し出ください。

                                                                

 

  お問い合わせ お申込み先       

 大北さん Tel/Fax 0867-35-1125  携帯090-8246-6768

                        (お申し込みは集合日の二日前の木曜日までによろしくお願いいたします。)


                                 

                                
 

                                         《年間予定表》   2013年1月~12月

1月

 路面が凍結する恐れがあるためお休みです。

7/13(土) 

 田んぼ草刈り 

 畑の草管理等

2/16(土)

 籾摺り 黒豆の脱穀 畝の補修

 (集合は長田ふれあいセンターです。)

8/3(土)

 

 田畑の草管理  

 

3/23(土) 

  じゃがいもの植え付け

 春野菜の種おろし

9/7(土)

 秋冬野菜の種おろし 

 畑の草管理

4/20(土)

  水稲の種おろし  

 夏野菜の種おろし

10/19(土)

 一部の稲刈りとはざかけ

 冬春野菜の種おろし植え付け等

5/18(土)

  水稲の苗床の手入れ

 夏野菜の種おろしと手入れ

11/9(土)

 稲刈り はざかけ

 玉ねぎの植え付け等

6/15(土)

  田植え 草の管理

 畑の草管理等 

12/7(土)

 お米の脱穀 唐箕作業 わらふり

 苗床つくり

                                作業内容は田畑の様子により変更されることもあります。

 

                             ☆  3/2(土) 収穫感謝祭を開きます。 詳しくはお問い合わせください。

                 ☆ 6/29(土) 臨時集合日・田んぼの夏草刈り。(参加の方は時間帯をご確認ください。) 


    

 

                            あまつちひと『自然農のつどい』呼びかけ人 

                        自然農を生業とされる大北一哉さん麻美子さん
                        赤目自然農塾卒業生の中村瞳さん
                        自然農学びの会おかやまの八木真由美です。
 

川口由一さんを師として自然農の世界に出会い、いのちの理を学ばせていただくなかて゜本来の美しさ、豊かさ、すこやかさに目覚め、この星のめぐみを受け抱くことのできる人に育ちたいと願っています。 農作業は、クワ、カマ、スコップ、そして昔ながらの足踏み式脱穀機や唐箕などを使って楽しく行います。興味をお持ちの方は、気楽にお問い合わせください。 
 
 
 

 

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あまつちひと『自然農のつどい』十一月・後記

2012年11月19日 | あまつちひと自然農のつどい

 

11月10日土曜日、あまつちひと「自然農のつどい」定例会が開かれました。

岡山県のほぼ真ん中に位置する吉備中央町は、野も山も美しい秋の色に染まり、 

実習田では黄金色の稲が美しく光っていました。

 

 

 

 

 

耕さず、草草や虫たちを敵とせず、肥料を持ち込まず、

手作業で 和気あいあいと みなさんと一緒に育てたお米です。

いよいよ収穫の時をむかえました。 

 

下の写真は六月上旬、田植え前の苗床の様子です。 

 

田んぼの中の小さな苗床に降ろしたカップ1/2の籾だねが、

一畝の田に一本ずつ植えられ、美しく豊かに実をつけました。

 

 

適期における丁寧な作業と みなさんの想いがこの実りをもたらしてくれたのでしょう。

初めて自然農に出会われた方々も、学ばれながら自分の田畑で実践されておられる方が多く、 

『自然に沿って 教えてもらったことを素直にやれば、ちゃんとできると思いました。』との

うれしい報告も聞かせていただきました。

 

 

耕さず七年目の田んぼは ふかふかしています。

足元では たくさんのいのちが生死にめぐり いとなみ続けています。 

夏草、冬草、たくさんの虫たち、日の光、水の恵み、風、夜の気、星の瞬き・・・・、

宇宙に生きる地球の 豊かないのちの舞台で 時を得てすこやかに育ちます。 

 

 

私たち人も 自然界の一つのいのちとして 楽しく田んぼに立ちます。 

 

 

やさしく稲穂が 歌っているようです。

人の想いに応えているようです。

 

稲と人は ずっとずっと一緒に生きてきたのだなぁ・・、

時を超えて ともに奏でてきたのは 力づよくも清かな音色・・・、

おたがいに生かし生かされ 光にあふれる自然界です。

 

100%他に生かされる 100%他を生かす・・・、

それが同時に ひとりでに そうなっている・・・、

ひとりでに調和している 自然界。

 

自ずから 然らしむる・・・、それは宇宙のリズム、地球のリズム。

人もそのリズムで生きることが 一番のしあわせだと 

自然農に出会って 深く気づくことになりました。 

 

 

共同作業は楽しいです。

 

 

刈り取られた稲は 三等分にわけて重ねてゆきます。

 

 

黄金色にゆれる稲の間に間に立ちて、

大切なお米を 手作業で収穫する人の姿が ほのぼのと心に優しく映ります。

 

 

刈り取った稲はしっかりと束ねて 稲木に架けてゆきます。

 

 

ふたりペアーで架けてゆきます。

 

 

最後に鳥よけのヒモを周囲にめぐらせて 稲刈りの作業は終わりです。

豊かな実りが 秋空の下に架かりました。

今年も春から半年間に渡って 楽しくお米の栽培ができました。

時をかさねた芳しさと みなさんの初々しい姿のままに爽やかな実りです。

 

はじめて記念撮影をしてみました。 稲刈り、楽しかったですね~。 

次回は12/1に 脱穀をします。

 

 

ランチ&シェアタイムの時間は、自然農についての質問に応じたり、

感じていることを話していただいたり、時にはテーマに沿って語り合います。

今回は、初めて参加された八人の方に まずは自己紹介をしていただきました。

 

 

震災後は東日本から移られて岡山に住まわれる方も多く、

あまつちひと自然農のつどいにも 積極的に参加をされておられます。

 

後半は、『自然農はむずかしいのか・・。』 

というテーマで語り合いの時間となりました。

主には 自然に沿うことの難しさについての話がかわされました。 

 

自然農は自然界を損ねず、永続可能な栽培方法です。

それは人にとっても最善のことですし、

エネルギーも手作業ですから実質的に効率が一番よくて、

準備するものもほとんどなく・・・・、

作物は本来の美しさを持った、すこやかなものがいただけます。

 

私自身は、いのちから感じるものがあり、

「難しい」とか「簡単」というふうに実は思ったことがなく、

自然の理にかなっている自然農の魅力に、心が満たされているのです。

まだまだ 難しさに出会っていないのかもしれませんが・・・・。

 

 

 

さて、午後からの実習は人参の間引き、玉ねぎの植え付け、エンドウの種降ろし等をいたしました。

先月間引きした畝では、ゆったりといい感じに大根が育っています。 美味しそうです。

 

 

 

 

 こちらはキャベツです。 

 

 

さぁ、たまねぎの植え付けです。 

まずは大北さんが植え方を示してくれます。

そして畝に並んで 全員で植えていきます。

見て、感じて、体験して・・・、実践を通しての学びはリアルワールドです。

 

 

 

 

大北農園さんの畑も 山々の紅葉とともに秋の雰囲気ですね。

日暮れには 気温も下がり肌寒くなってきました。

少しずつ冬が近づいてきているのを感じます。

 

 

次回は12月1日 (土)です。

あまつちひと「自然農のつどい」

お問い合わせ&お申し込みは 大北さん  086-735-1125

10:00集合 17:00解散  活動費 500円

その他の詳細はこちらのブログに掲載中です。

http://blog.goo.ne.jp/prism369/e/2401a5218e04a219d24a6ea324081e86

 

2013年の年間予定は12月中にご案内をさせていただきます。

 

 

 

 

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あまつちひと『自然農のつどい』十月・後記

2012年11月04日 | あまつちひと自然農のつどい

十月二十日の土曜日に あまつちひと自然農のつどいが行われました。 

田んぼに立つと 健やかに さわやかに 稲穂が光っています。

その豊かな実りに感謝し よろこびを分かち合うことから始まりました。

 

 

実習田の畦にまいた豆も すこやかな実りです。 

日の光をうけて まばゆく光る豆たちは 

天然自然の美しさと すこやかな気を発しています。

「美味しそう~。」の声に、それでは、と言うことで 

昼食時に いただくことになりました。

 

 

 

さわさわと 秋空のもと 豊かに実りつづける稲です。

青空に映して 見上げたくなるのは私だけでしょうか・・・。

品種はあけぼのです。

まだ茎が青いので、稲刈りは次回11月10日にいたします。

 

 

 

黒米は 手前に四列植えています。

今月は その稲刈りの実習です。

さぁ、楽しくはじめましょう。

まずは 来年の籾だねを選びます。

 

 

稲刈りと束を結わえる作業は 説明をしているうちに 

うっかり写真を撮り忘れていました。 

 

さて、天日干しの作業です。

 

 

まず 稲木を組んでいます。

 

 

どちらの方向から風が吹いても 倒れない組み方をします。 

簡単そうで むずかしい、でも 理がわかると すっかり自分のものになる・・・。

農業の経験がなくても 大丈夫です。 

自然界、いのちの世界を しっかりと見ながら、 

学ぶ心と実践をとおして だれもが宿している知恵が めざめてきます。

 

 

縄や藁で 縛ったり結わえたりする作業も

よく見て、体験して、わかる・・・・、

実際に何度かやっているうちに 身についてきます。

 

 

逆上がりを してみたいなぁ・・・、

今年はできるかしら・・・、 など一人で思いつつ、 

渡している木にぶらさがってみました。

しっかりと安定していい感じです。

 

 

稲束を2:1に交互に振り分けて リズミカルに架けてゆきます。

黒米は ほんの少しの栽培でしたから、 

この機にしっかりと学びたい方に くりかえし架けていただきました。

 

 

ぎゅっと押しながら ぐらぐらしないように美しく 順に架けてゆきます。

最後に 鳥よけのひもを周囲にめぐらせて 黒米の稲刈りが終了です。

 

 

 

午前の実習が終わり、すがすがしい気持ちです。

実習田をバックに 写真を写していただきました。

 

         大北さん      私       中村さん

 

昼食後は 言葉を通しての学びあいです。

今回は 2012年自然農全国実践者のつどいin徳島に参加をされた六人の方々から 

感想&シェアをしていただきました。 ありがとうございました。

 

 

午後は 畑での実習です。

 

 

ピーマンが つやつやでとっても大きくなっていました。

みなさん、おもわず歓声が・・・・。

例年よりも 畝に草をふんわりたくさんのせてあげたことがよかったのかな、

この実りにつながったのかな、と話しました。

 

 

 

そして大きさよりもうれしいのは 味がとっても素晴らしいことです。

わたしたちのいのちを 本当の意味で養ってくれるものは中身です・・・。

すこやかで安心なお野菜は、豊かな自然が作ってくれます。

人は その豊かさを大切にしたらいいのですね。  

 

 

大根の間引きです。

「間引くのは 苦手だわ~。」とつぶやく方に、

「目的は立派な大根を栽培することですから さっと間引いたらいいですよ。」

とにこやかに大北さん。

間引き菜も 美味しくいただくのですから ありがたいことです。

 

 

 

人参も間引きました。

ミニトマト、きゅうり、なす、ピーマンの収穫もいたしました。

 

      

 

収穫したお野菜は みんなで分け合います。

子どもたちも 分けるお手伝いを楽しくしてくれました。

 

 

小さな実習畑で みなさんと育てたお野菜が、 

新鮮な香りをただよわせながら こんなふうに並ぶとうれしいです。

 

 

最後に さつまいもを掘りました。

こちらも うれしい収穫です。

 

 

芋ほりは みなさんとっても楽しくされますね。

宝ものをさがすような ワクワク感が伝わってきます。

 

 

みなさんと分け合い、収穫感謝祭のお料理用にも少し保存しておきましょう。

芋ほりの後の畝は ふわふわっと草をのせて

次の作付けを 待ちます。

 

 

自然界は わたしたちが生かされる 大切ないのちの舞台です。

すこやかで美味しい いのちをまるごといただける安心な作物を、 

天然、自然のいとなみが育んでくれる地球は 本当に豊かな星です。

今回も その星に生きるよろこびを深く味わう一日になりました。

                                   感謝。

 

次回は11月10日 (土)です。

あまつちひと「自然農のつどい」

お問い合わせ&お申し込みは 大北さん  086-735-1125

10:00集合 17:00解散  活動費 500円

年間予定や地図、その他の詳細はこちらのブログに掲載中です。

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実りの秋のピクニック

2012年10月11日 | あまつちひと自然農のつどい

10/5金曜日 吉備中央町のあまつちひと「自然農のつどい」の実習田に足を運びました。

つどいの呼びかけ人でもある瞳さん&麻美子さんと三人、ピクニック気分で集まりました。

その時の実習田の様子を 写真でご紹介いたします。 

 

 

暑い夏をこえて 

秋晴れの空の下で 

さわさわと実る稲を前に

至福の時、

よろこびが風にのって さわやかに舞っているようです。

 

 

黄金色の さやかな音が 心地よく 

地球のぬくもりに 身をゆだねながら

広がる優美な空の彩りを見ていると 

魂のふるさとを思い出すようです。

 

 

 

今年も本当に順調な成長に感謝です。

もみまき、苗床のお世話、田植え、夏草刈・・・、などの農作業を

適期にできたことが この豊かな実りにつながっていると思います。

そして 稲は 一粒のもみの中にすべてを宿し、

その自らの内なる力と 宇宙・自然界のいとなみによって 

花を咲かせ 結実し 次へといのちをめぐらせてゆくのですね。

人は ほんの少し 手をかしてあげることで

ゆたかな恵みの環のなかで 平和に生きてゆけます。

 

 

春~夏の作業をともに楽しんだ みなさんのお顔もうかびます。

今月の定例の日には みなさん きっと 黄金色のまぶしい笑顔になりますね。

 

 

 

麻美子さんか゛ おやつに葡萄を持ってきてくれました。

 

 

瞳さんは 気持ちいいね~と・・・・、しあわせいっぱいに

稲をながめたり 畦にねころんで空をながめたり・・・。

 

 

 

わたしも 畦にころんと横になって、 

おひさまのいいにおいのする草に 身をあずけていると

赤とんぼが すぐまぢかに遊びに来てくれました。

 

草の実にとまっていますね。

 

 

畦に咲いている野菊も こんにちは・・と なんとも可憐。

よく見ていると 力づよさも感じます。

お花たちの 「ひらく」 という感覚が 

どれほど素晴らしいことか・・・といつも想います。

カメラをむけると どうぞ・・って やさしく微笑んでくれる花々・・・。

こんなふうに やさしく輝きながら 

意識を全方向に開いて生きることができたら

ほんとうに素敵です・・・、憧れます。

 

 

畦にまいた豆も たくさん実っていました。

うれしいです。

 

 

さて、今月の定例会は 10月20日(土)です。

田んぼでは 黒米の稲刈りをいたします。

気持ちのよい秋の一日、楽しく自然農の学びをしたいと思っています。

気楽にご参加くださいませ。

 

参加のお問い合わせ&お申し込みは 大北さん  086-735-1125

田んぼに10時集合。 参加費500円 

年間予定や地図、定例会の詳細などは下記のブログに掲載中です。

http://blog.goo.ne.jp/prism369/e/2401a5218e04a219d24a6ea324081e86

 

 

 

 

 

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あまつちひと『自然農のつどい』九月・後記

2012年09月14日 | あまつちひと自然農のつどい

 九月のあまつちひと「自然農のつどい」は8日の土曜日に開かれました。

午前中は田畑での実習、

午後からは「自然」をテーマに 言葉を通しての学びをいたしました。

 

 

                    撮影は大北麻美子さん

 

実習田のお米も 結実のいとなみをしています。

清々しく 美しいです。

秋の澄みゆく大気に いっそうまぶしく 

いのち輝く 自然農の田畑だったことでしょう。

 

P.S   ☆ いのちのいとなみ ☆

先日の自然農のつどいの日、わたしは風邪気味でお休みさせていただきました。田畑に立ちますと 自然界のことに想いをめぐらす時となりますが、その日は 身体のことを思っていました。子どもの頃は喉が痛くなったり鼻がつまったりすると、なぜそうなるのかわからず 魔法にかかったようで、おまじないで治るかもしれない~、なんて本気で思っていたのですが、原因がわかれば この風邪の治療を最高の浄化の時にすることもできます。 自然農の師でもあります川口由一さんより漢方医学を学ぶ日々に 体験し感じ知り得たことは いのちのいとなみそのものでした。そしてすべての病いを治癒してくれるものが自然界にはあり、治す道筋もパーフェクトに示されているということは、考えてみればすごいことでした。地球という星はそのくらい完全絶妙だということです。それが『自然』というものなのでしょう。 『外界と一体となり 熱を瀉し 水をめぐらせ 滞気を散じ・・・、』 秋のはじまりに薬草の働きをいただき健やかさを取り戻すことができました。地球の恵みと古人の知恵に感謝し 「このいのちを生かしてくれるのは宇宙自然界」ということを 何よりしあわせに思います。  

参加者の方のブログのご紹介・・あまつちひと『自然農の集い』9月 http://toyomi.blog58.fc2.com/blog-entry-125.html

 

次回は10月20日(土)です。

参加のお問い合わせ&お申し込みは 大北さん  086-735-1125

参加費500円 

年間予定や地図などの詳細はこちらのブログに掲載中です。

http://blog.goo.ne.jp/prism369/e/2401a5218e04a219d24a6ea324081e86

 

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あまつちひと『自然農のつどい』八月・後記

2012年08月09日 | あまつちひと自然農のつどい

                   

                     

                       

 

あまつちひと「自然農のつどい」八月定例会が 8/4 岡山・吉備中央町で開かれました。

実習田では 四月にもみの種をおろし、そして六月には田植え、七月、八月は 水の管理や草刈などを学んできました。

 

 

今回は 田植え後 三回目の夏草刈りです。

自然農は初めてという方が大半ですが 籾まきも 田植えも 草刈も

みなさん 上手ですね。

こんなに みごとに分けつして すくすくと育っています。

 

 

午前中といっても10時からの草刈は暑いですから 短時間で手際よく行いました。

「汗をたくさんかいて 身体が浄化されて 気持ちがいいです~。」と言われる方もおられますが、

それぞれの心身にあわせて 無理をせず 自然に沿って・・、夏の草刈は 時間帯を選んで行いたいものです。

 

 

 

草刈後、Q&Aと観察の時間です。

すでに稲の茎が丸くなり その中で幼穂を形成しはじめています。

九月上旬には 花を咲かせ 交配がはじまります。

その美しい光景に 出あいたいね~、とみんなで話がはずみます。

本当に自然界の魅力は 語りつくせないですね。

 

 

続けて 畑で人参の種まきです。 すじまきを学びました。

正午の陽射しは チリチリするほどで しばらく雨も降っていない畑は乾燥気味です。

種まきには ふさわしくない時間帯でしたが テントをはって ささささぁ~と草を刈り、

いっせいに みんなで種をパラパラとまきました。

 

 

 

たっぷりと水をあげて 芽がでるように祈ります。

 

 

これからの種おろしに備えて 畑の畝を高く整えることもできました。

この作業は 希望者のみでいたしました。

わたしも最初は はりきっていましたが 後半はテントでちょっと一息・・・。

 

 

実習畑では ピーマンが気持ちよく育っていました。

ピカピカ光っています。

収穫した作物は みんなで分け合って ありがたくいただきます。

 

 

午後からは 言葉を通しての学びをいたしました。

テーマは「敵にしない」・・・・。

草や虫を敵にしない という自然農のあり方を 日常に・・・、 人との関係にと 広げて語り合いました。

いろんな視点から また 思いがけない発想もあり 有意義な時間をいただきました。

 

最後に 傷に効く常備薬「雪妙」や 

マムシなどにかまれたときの毒を処置する「 ポイズンリムーバー」の紹介もありました。  

 

 

次回は9月8日(土)です。

参加のお問い合わせ&お申し込みは 大北さん  086-735-1125

参加費500円 

年間予定や地図などの詳細はこちらのブログに掲載中です。

http://blog.goo.ne.jp/prism369/e/2401a5218e04a219d24a6ea324081e86

 

 

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自然農・言葉をとおしての学び

2012年07月30日 | あまつちひと自然農のつどい

 

自然農にであって、川口由一さんから学ぶ日々に、

宇宙・自然界のことを言葉をとおして認識し、思索を深めることの喜びをたくさんいただいてきました。

視覚、感覚、聴覚・・、そして直感的にわかる分かり方で ものごとを理解し 

本当のことを知り さらに愛し 行動してゆくのだなぁ、と感じています。  

 

岡山の吉備中央町で毎月開いています あまつちひと「自然農のつどい」では、

栽培方法だけではなく 宇宙・自然の理りや しあわせに繋がる生き方のことなど

川口さんから直接に学んだことを みなさんにお伝えさせていただきながら、 

さらにそれぞれの体験や想いをシェアし 豊かな学びあいの時間を持ちたいと思っています。

 

前回のつどいでは、まずは参加者のみなさんから

言葉をとおしての学びへ向けて それぞれに想いを語っていただきました。 

みなさんの純粋でストレートなシェアに ワクワクしながら、

呼びかけ人の私たちで テーマとしてのタイトルをつけてみました。

 

☆「耕さない、草や虫を敵にしない、持ち込まない・持ち出さない」

☆美意識、自然農と芸術について

☆調和、感じとる感性について

☆子供の未来と自然農

☆草の役割、種について

☆いのちとは‥‥

☆これからの生き方・あり方、シェアして生きる

☆自然体験がもたらすもの

☆男性性・女性性について

☆意識のあり方がものごとに与える影響

☆「自然」とは何か

☆独善性はどこから来るのか、「観る」ということ

☆栽培する心

☆機械を使うことについて

☆人が生まれること、死ぬことについて

☆新しい時代、新しい価値観をどう捉えていくか

☆「食」のあり方と、「食」に対する社会の関わり方について
 
 

八月の定例会では 午後から言葉をとおしての学びあいの時間をたっぷりもうけます。

参加のお問い合わせ&お申し込みは 大北さんまで。

大北さん 086-735-1125    参加費500円 

 

詳細はこちらのブログに掲載中。http://blog.goo.ne.jp/prism369/e/2401a5218e04a219d24a6ea324081e86

 

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あまつちひと『自然農のつどい』七月・後記

2012年07月20日 | あまつちひと自然農のつどい

 

七月といえば七夕まつり。 

宇宙の星々におもいをはせる時 そこに輝く地球の姿も思い浮かべます。

一つの生命体としての星、地球のことを 宇宙からながめてみます。

地の球とよんでいる星を 遠くからながめてみます。

 

天の川銀河の 地とよばれるところに 私たちは生きている・・・、

その地には 彩り豊かに たくさんのいのちが巡り息づき そこはまるで宇宙の楽園のようです。 

 

                   

あまつちひと「自然農のつどい」七月の定例会が岡山・吉備中央町にて7/14に行われました。

暑い中ではありましたが、実習田畑にて夏の学びができました。

また、ことばを通していのちの世界の出来事を明確にしてゆくシェアタイムも しだいに充実し、

今まで以上に楽しんでゆくことになりました。

 

 

田植えから 約一ヶ月の実習田です。

草刈は二週間前に一回、今回が二回目です。

やわらかに 豊かに たくさんのいのちが 生きています。

 

 

田んぼに入る前に、みなさんと見学をします。

苗の育ち方や 分けつの様子、色あい、草草、・・・

田植えのときの植え方なども 丁寧にふり返ることができました。

 

 

前回に畦にまいた豆が 芽を出しています。

瑞々しいいのちの誕生です。

 

 

草刈の実習です。

苗を損ねないように そっと田んぼに入ってあげます。

草の種類も様々です。

虫たちの居場所をなくさないように 一度に大きく環境をかえないように

日当たり、風通し、根の成長も考え 配慮します。

草草に対して 水の管理について・・・、

夏の作業において 的確に手をかしてあげることを学びました。

 

 

 

扇型に分けつしています。 

すこやかな成長が うれしいです。

 

実習田の作業を終えて 大北農園さんの田んぼを見学させていただくことにしました。

自給用としてのお米を8~9畝、ご夫婦お二人で育てられています。

 

あまつちひとの実習田とは草の様子も 田植え後の姿も 少しちがいます。

田植えの時期、草との関係、草刈のあり方、など

六月・七月の作業のことや お米の成長についてお話をしていただき 勉強になりました。

 

 

 

子育てをされながら お米作りにも積極的に取り組まれる麻美子さん。

本当にしたいことを最優先され 日々を大切に過ごされる姿はとてもさわやかです。

 

 

草刈り中の麻美子さんと さわこちゃん四歳・・・・・、

かあさん、だいすき・・、と畦から背中にくっついて ぬくもりを感じて

しばらくすると また走って遊んでいる・・・。

自然農のたんぼは 子どもたちにとっても ゆたかな舞台・・・、居心地のよい 安心できる場所です。

いのちを観る感性も 自然にはぐくまれ そこで育つ子どもたちは 自然に栽培方法を身につけてゆくのでしょう。

 

 

田畑のまわりには 野花が可憐に咲いています。

涼風にゆれる アザミのやさしい色どりに 夏の心がふんわりと咲きます。

 

 

こちらは 蛍草ってよばれているお花かしら・・・・、?

雨のしずくが よく似合うね。

 

 

畑での作業は まず実習畑全体の草刈です。

それぞれ 思い思いの場所で 夏野菜の成長を確かめながら 手作業で進めます。

 

 

 じゃがいも、インゲン、韮、人参をまびいて収穫しました。

 

 

草刈後に 里芋の土寄せをしました。

 

 

パセリです。

そのやわらかな緑色に 心がひきよせられます。

自然にその場で 少しいただくことになりました。

なんとも言えない美味しさ やさしく上品な香りです。

 

パセリのいのちが薫る・・・、

パセリが本来の美しさを発揮している・・・、

そんなふうに育つことのできる環境が ここにあるのだなぁと

いただきながら 自然農の原点を思うのでした。

 

今回も 自然農の実習をとおして またその心を感じながら さわやかな学びができました。

 

 次回は8月4日土曜日です。 (参加費500円。)

お問い合わせ・お申し込みは大北さん 086-735-1125

日程・地図など 詳しいご案内は下記URLよりご覧くださいませ。

一年間の日程表もあわせて掲載しています。

http://blog.goo.ne.jp/prism369/e/2401a5218e04a219d24a6ea324081e86

 

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あまつちひと『自然農のつどい』六月臨時集合日・後記

2012年07月01日 | あまつちひと自然農のつどい

 

あまつちひと自然農のつどいの臨時集合日が6/29にありました。

写真は実習田への道のりです。

山際までまっすぐに歩き 左手に少し登ると到着です。

 

 

 

草花のやさしい彩りにさそわれて 心にさわやかな風が吹きます。

白や黄色の可憐な野の花たち・・・、赤むらさきのアザミの花も・・。

 

 

 

田植えから約二週間を経た 田んぼの様子です。

草草をたおして その上からお米の苗を植えています。

順調に育っています。

写真では見えないでしょうか・・・。

自生しているクローバーも きれいな緑色です。

 

 

では、すこし近づいてみます。

可愛らしい苗がまっすぐに立っているのが見えます。

 

 

 

自然農の田んぼは 草草、虫たち、去年のお米のワラや 

過去のいのちの歴史が重なっています。

それを糧として 今年も 新たないのちが 育っています。

外から 肥料は持ち込みません。

お米を育てるいとなみが ここにすべてあります。

 

 

歴史の重なりを 耕さず 八年目の田んぼは ふかふかです。 

ここで生きる すべてのいのちにとって 居心地のよい ゆたかな大地・・。

作業をさせていただく私たちのいのちにとっても 同様です。

 

ですから 作業が終わっても もう少しここにいたいなぁ~と 思う私です。

「では、畑に移動しましょう。」と 皆さんに声をかけながら

このまま一時間ほど ただ 眺める という時間が欲しいなぁ・・・・といつも思っています。

「それなら まゆみさん、田んぼでお弁当を食べたらいいでしょう・・。」と言われそうですが、

な~んにもしないで ただ眺めながら そこにいたい・・・・、のですよ・・・・。

ところで みなさんはそんなふうには 思わないのかしら? 笑

 

 

 

山の上のお池から 清らかな水をいただいています。

苗たちの 「気持ちいいわ~」 という声がきこえてくるようです。

参加者のみなさんと 苗の成長をよろこびながら 清々しい気持ちです。

 

 

 

田んぼの草刈を終えて、畦に 豆の種を 降ろしました。 

刈った草をそっとかぶせておきます。

鳥たちの視線を背中に感じつつ 楽しい会話をかわしながら手際よくできました。

 

さて 小高いところにある 畑に移動です。

 

さつまいもの畑の 草刈をいたしました。

この日は臨時の集まりでしたので 少人数でしたが みんな楽しく心はずませています。

美しい夕暮れです。 光につつまれて 作業するみなさんも美しいです。

 

 

 

いかようにも生きることのできる 人という存在の私たちですが・・・、

自然と調和をして生きることも できる 

しあわせに生きることも できる

そのようないのちを与えられていることに 感謝とよろこびを感じる一日になりました。 

  

次回は7月14日土曜日です。 (参加費500円。)

10:00に田んぼ集合でお願いいたします。

日程・地図など 詳しいご案内は下記URLよりご覧くださいませ。

一年間の日程表もあわせて掲載しています。

http://blog.goo.ne.jp/prism369/e/2401a5218e04a219d24a6ea324081e86

 

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あまつちひと『自然農のつどい』六月・後記&キャンドルナイト・蛍

2012年06月17日 | あまつちひと自然農のつどい

                       

六月の実習田では 種をつけて次へとめぐる草草がふんわりと少し横たわりつつ

宿根草のクローバーが いきいと緑濃く 自生しています。 

 

            

 

 

この様子から昨年同様に 草草を横にたおしてそっとかきわけて 田植えをすることにいたしました。

小さな虫や小動物たちも 足元でいきいきと暮らしています。

たくさんのいのちが活動をしている その豊かな田んぼに幼い苗を植えてゆきます。

 

  

  

田植え直前の苗の様子です。(6/16)

まだ幼さのある姿ですが 健やかな気を発しており

ひとり立ちにふさわしい時期であることが感じられます。

 

 

 

苗は あけぼのと手前が黒米です。

成長具合を観察し 苗床の周りの草をそっと刈って 準備もできました。

さあ、恵みの雨のなか 田植えの始まりです。

40センチ×25センチの間隔で 一本ずつ植えてゆきます。

 

 by mamiko.o

 

植え方は 浅過ぎず 深過ぎず 

根がしっかりと張り 分けつが豊かにできるようにいたします。

「これは苗ではなくて草を植えていますね~、」

という微笑ましい場面もありますが 全然大丈夫です。 

みなさん 観て 体験して 感じてすぐにわかられてゆきます。

 

 by mamiko.o

 

実習田一畝の田植えが 昼食前に完了です。

自然農は 人の力が そのままいかされる農業です。

エネルギーの効率も 手作業が本当は一番よいことを知っています。

 

 

 

写真では 苗の姿がわかりにくいかもしれませんが ちゃんと植わっています。 

必要ならば二週間後に 一列おきに草刈に入ってあげようと思います。

苗を育てる過程での 夏草刈の作業は暑くてきついといわれる方もおられますが

自然に沿った農をよろこびにされている人は そのかけがえのない時を慈しみます。

 

 

 

畑では 少しの草刈と たまねぎやソラマメの収穫などをいたしました。

みずみずしい いのちの楽園が ひろがるなか 目にも心にも 美しい彩をいただきました。 

今回も収穫したお野菜を みんなで分け合うことができました。  

 

すべてのいのちが 花を咲かせ 実をつけ 完結して 次のいのちへとめぐるとき 

そこには豊かなハーモニーが 生まれることを想います。

いのちを全うするということは、自他共にすばらしい恩恵にあずかることなんだなぁと

あらためて想いました。 

 

そして今回は あまつちひとの番外編として 

つどい終了後に 岡山・美咲町のアーツ&クラフツベレッジさんまで キャンドルナイトを楽しみに出かけました。

田畑での作業を終えて 近くの温泉に入り さらに北の美咲町を目指します。

 

すっかり日が暮れると 蛍が川向こうの木々に灯りをともし 幻想的な時が流れ始めます。

 

 

到着すると 手作りの家具や織物、キャンドルの灯りの心地よい空間に ほ~っとくつろぎます。

お料理をすっかり整えられてアーツ&クラフツベレッジの豊美さんが 最高にすてきな笑顔で迎えてくださいました。

室内のテーブルや椅子はとても魅力的で きっとご主人の手作りです。

いろいろと座わり心地を楽しんで やっと窓際の中くらいの椅子に決まりました。

 

夕食はベジタリアンな感覚のお料理がお鍋や大皿ごと並びます。

野菜、穀類、豆類を中心にしたもので、豊かな彩でボリュームも満点、

そして素朴な美味しさがとても魅力的です。

ピザやパンもご主人が石釜で焼いてくださいました。

わたしはフラワージュースもいただき ほろ酔い気分です。

もちろんジュースなのですけれど・・。

 

田畑での学びの時間を終えて さらに豊かなひと時はうれしいものですね。

あまつちひとのメンバーは15人くらいの参加でしたが 自然農の話題も深まったのではないでしょうか・・・。

そして いつかこのすてきな空間で 音楽も楽しませていただけそうな予感がしているのも うれしいことです。

 

 

 

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あまつちひと『自然農のつどい』五月・後記

2012年06月03日 | あまつちひと自然農のつどい

 

六月になりました。 

田んぼではカエルの合唱がはじまり 友だちから「初蛍」の話がとどきました。

野山の草木もゆたかに 空気がしだいに濃くなっているのがわかります。

幼かった苗もそろそろ一人立ち・・・、田植えも間近になりました。  

 

               

 

 

さて、五月のあまつちひと「自然農のつどい」を写真を見ながら ふりかえってみます。  

今回も、初めて自然農の田畑に出会われる方が何人かおられました。

まずは田んぼに立たれて、草草や虫たちが盛んに活動をしている様子や 

全体の営みを感じていただくことから始まりました。

耕さず、虫や草草とともに、持ち込まず持ち出さず、手作業で楽しむ自然農です。

 

 

 

そして、四月に種降ろしをした苗床の草取りです。

田んぼのなかに作った苗床では、ほとんど水やりをすることなく苗は育ちます。

そして、健康でたくましいです。 

秋に黄金色に穂を実らすその田んぼの一画で、籾から育ちます。  

ここで育ち、ここで実り、ここで次のいのちへと巡る・・・、一枚の田んぼで完結するいとなみです。

 

 

都会から移住されてこられた方々も多く、

「これは草でしょうか? 苗でしょうか?」

というほほえましい質問が毎度かわされますが、

すぐに 誰もがお米の苗を見分けられるようになってゆきます。 

 

       

苗とアマガエル きれいな黄緑色で 似合っています。

目を上げると 山々の若葉も さわやかな五月の色をしています。

 

 

 

 

畑では、一人ひとり鋸鎌を手に 

葉もの、ごぼう、にんじんなどの成長を楽しみに 全体の草刈をしました。 

はじめての方も みなさん積極的に作業に参加をされるので 頼もしいなあと思います。

この集いでは遠慮はいりませんので、しっかりと見ていただき、体験していただき、

実践につながる学びにしていただきたいと思っています。

 

 

 

 

 

春野菜のえんどうとキャベツの収穫、

夏野菜のナス、ピーマン、スイカなどの苗の植え付けをしました。

 

自然農の田畑では 土が表にさらされることなく 

草草と虫たちの亡骸の層が 上に上に 重なっています。

たくさんのいのちが活動をさかんにしている そこでお米や野菜が育ちます。 

 

 

ソラマメ、美しく順調に育っています。

自然界にはたくさんの緑色がありますが、この色もすてき・・・。

うっとりと眺めます。

 

 

 

 

               

 最後に さつまいもの植え付けです。

ここの畑は 見晴らしがよく さわやかな風か吹き渡ります。

周囲の草草も 光っています。

みなさん 秋の収穫をイメージされているのでしょうか・・・。 

 

           

         

16:00から シェアタイムです。

手作りおやつとお茶をいただきながら 今日の感想など聞かせていただきました。

また今回は、参加者の方々が持ち寄ってくださった種を みなさん思い思いにいただかれて

心はずむ うれしい集いとなりました。 ありがとうございました。

 

 

次回は6月16日土曜日です。 (参加費500円。)

受付は昼食時間にさせていただきますので、10:00に田んぼ集合でお願いいたします。

日程・地図など 詳しいご案内は下記URLよりご覧くださいませ。

一年間の日程表もあわせて掲載しています。

 http://blog.goo.ne.jp/prism369/e/2401a5218e04a219d24a6ea324081e86

 

 

 

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あまつちひと『自然農のつどい』四月・後記

2012年04月25日 | あまつちひと自然農のつどい

 

 

 

 

自然農のつどいが開かれる吉備中央町は、岡山県のほぼ真ん中に位置する自然豊かな山あいの地。

岡山、倉敷から車で一時間ばかり北へ走ると、山々の緑に抱かれて心も体もリラックスしてくるのがわかります。

足元にはタンポポ、れんげ、つくし・・・・、かわいらしい草花たちも春をうたっているようです。

毎月の定例会は、その地で自然農の農家を営まれておられる大北農園さんの田畑の一画を

実習田畑におかりして行われます。

「耕さず、草草や虫たちと一つ営みの中で、持ち込まず持ち出さず」

お米とお野菜を育てる学びを中心に、楽しく集っています。

 

 

午前中はお米のモミまきです。 

昨年と同様に一畝の実習田に、「あけぼの」と古代米の「黒米」を育てることにいたします。

田の広さとモミの量を計算いたしまして、1.2m×2mの苗床にモミを約0.6合準備いたしました。

 

 

 

水に浮かしてモミの選別です。

沈んだモミをざるにあげて、乾かしているところです。

 

 

モミを降ろして、覆土をしています。

冬の間に準備しておいた土がさらさらと気持ちよくモミを覆います。

 

 

さらにふんわりと草で覆い、鳥よけの笹の枝をアーチのようにいたしました。

ぐるりに糸を張りめぐらし、周囲にもぐらよけの溝を掘って完成です。

田んぼや野山にある土、草、枯れ木などで居心地の良い苗床ができました。

毎年のことですが、喜ばしく神聖な気持ちになります。

 

下の写真は田んぼ全体の様子です。

耕さない自然農の田は、一年中ふかふかとしています。

その営みを観ていますと、耕す必要がないことがよくわかります。

自然界は自ずから然らしむる豊かないとなみをしていますので、

過去のいとなみを耕さず、そのまま歴史を重ねてゆきます。

 

 

そして、冬草と夏草がゆったりと交代をするなかで、

お米がすこやかに育ちます。

  

 

小さな草花の可憐な姿にも心ひかれます。

もしも わたしが親指姫だったら・・、

こんなお花のお家で暮らしてみたいわ~と思います。

 

さて、午後からは畑での学びです。

 

 

先月に種まきをした畝を見学いたしました。

かわいらしい芽が出そろっています。

葉物やごぼうなどです。

その他にも、たまねぎ・エンドウ・ソラマメ・いちごなどの

見学と周囲の草刈りを少しだけいたしました。

 

      

 

  

 

 かぼちゃの種を降ろし、トマトの苗を植えて、夏への想いをふくらませました。 

みなさん、「見て、感じて、体験して」一つ一つの作業を確かなものとされておられます。

 

                        

 

 

次回は5月19日土曜日、風薫る新緑の季節になります。

詳細はこちらをご覧くださいませ。

 http://blog.goo.ne.jp/prism369/e/2401a5218e04a219d24a6ea324081e86

 

 

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あまつちひと『自然農のつどい』四月定例会のお知らせ 

2012年04月14日 | あまつちひと自然農のつどい

 

あまつちひと 『自然農のつどい』 四月定例会のご案内です。

 岡山県加賀郡吉備中央町にて。

      

                  大北農園さんの春                           畑での学び

 

自然農の大切な基本は『耕さず、虫や草を敵とせず、持ち込まず持ち出さず』の三つです。
豊かな自然に抱かれ、手作業で楽しみます。 

自然農を営まれる大北農園さんの農園の一画を実習田畑におかりして、お米・お野菜を育てる学びを中心にしています。

・自然農って何?  ・自然農の田畑を見学してみたい  ・自然農の栽培方法を知りたい。
・自然農の実践をしている人のお話しを聞きたい。 ・自然農で自給自足をめざしている  ・自然農の専業農家をめざしている
・心身ともに真に健やかな生き方を求めている。・自然の理に沿った暮らしを始めたい。
 
そのような想いの方々とご一緒に、自然農の世界を楽しみ学び深めることができたらと願っています。
どうぞ、気楽にご参加ください。
      
 
☆今月の内容☆
     
午前 春の田んぼについて、苗床つくり、もみまき。
午後 畑の見学、夏野菜の種おろし。

2012年4月21日(土)  10:00~17:00   雨天決行

場所  大北農園    岡山県加賀郡吉備中央町下土井 (お申し込みの方には詳しい地図を送らせていただきます。)

参加費  500円 (おやつ付き)

持ち物  弁当・飲み物・雨具・軍手・帽子・長靴 (昼食は近くのふれあいセンターにていただきます。)
 
参加申し込み    
大北農園T/F 0867-35-1125    大北麻美子090-8246-6768

呼びかけ人     
自然農を生業とされる大北一哉さん麻美子さん、
赤目自然農塾卒業生の中村瞳さん、
自然農学びの会おかやまの八木真由美です。
 
一年間の日程はこちらに掲載しております。
                          
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