声楽家PRIMULAさんの音楽雑談

演奏会の報告・お知らせなどを主に掲載していきます。日々の音楽観なども加えていきたいと思います。

フランス的気質について

2013-11-23 22:18:10 | 日々の発見
ドイツとフランスはお隣同士です。

だから、というか、しかし、というか

昔から仲が悪いです。

文化的にも相当違います。

いや、大まかに言えば同じ西洋文明ですから、細かいディテールといいますか・・・。

詳細が違うのです。


私の場合、最初は、フランス歌曲はいいなあ~

と思っていましたが、習っていた先生がフランス歌曲はなさらなかったので、

随分と長いこと、ドイツ歌曲をやってきました。

ちょうど十年くらい前に、二期会でフランス歌曲研究会が発足し、

初心者でも勉強させていただけたので、そちらですこしずつ積み上げてきました。


その中で、両者の違いについて

最初は戸惑い、迷い

今ではやっとその違いについてきちっと分けて考えられるようになってきたように思います。


そしてやっと最近、借り物っぽくない自分なりのフランス歌曲ができるようになってきたような気がしています。

このところ、毎年マダムセリグの薫陶を受け、落ち込みながらもなんとか少し成長できて

今回は楽しみな演奏会になりそうです。



・・・でその

フランス的気質ですが

ま、一言でいうと「ドイツ的でない」(当たり前



明るい感じで、はじけちゃう

そんな、ストイックとは全然かけ離れた方向へ


ドイツ音楽する時の気分との差に、またまた、感心しているのです。

いやしかし、本当に違うのだなと・・・・




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