「セカンドキャリア」
この言葉を何年も前から意識し、考えています。
「転職」に関しては私の両親の世代、私の世代、またその下でずいぶん認識が変わってきました。
学校を卒業し、企業に入社し定年まで勤め上げる方が多いですが、
転職組も以前よりも多く受け入れもフレキシブルになってきました。
若い世代にとってみれば、転職はいわば当たり前、
営業、経理、人事、マーケティングなど、
その部署のスペシャリストとして転職してステップアップしていきたい人もいれば、
派遣社員から正社員になりたい人もいる。
そういった転職する人たちの中で今回話題に取り上げるのは、
スポーツ、芸術、マスコミなど注目される分野で極めた方々のこと。
引退後、商才を発揮して事業で成功している人、
結果をしっかり出したので、比較的良い環境で後進の指導に当たっている人もいます。
その一方で、現役時代の華々しさが消え、
とても厳しい環境で苦労している方々のことも数多く聞きます。
事件、事故などでニュースになると、何とも言えない気持ちになります。
人一倍努力し、活躍した方々。
人生のその後のステージでも才能を生かし、花開く素養はあるはずです。
ただ、ごく普通の良くあるレールから外れて人生を歩むと、
なかなかその後のキャリアの構築が難しくなります。
再びその特別なレールを外れる、前例のないことをしなくてはいけなからです。
「そういった方々をサポートできるような活動をしていければ」
と 常々考えています。