Primula malacoides ~自然体~ 色と言葉の講師 松原香織のひとりごと

東京で色(パーソナルカラー)を軸にした印象アップコンサルティング、話し方教室、カラーセラピー等に携わっています

白と黒 正しい?悪い?~色の持つ共通認識~

2016-01-27 11:07:16 | 

今日はニュースで話題のあの件から、
色を考えます。

最近の某アイドルグループの謝罪映像について・・・

「とあるメンバーのネクタイが白、他は黒だった。」
「黒いネクタイをしていた人が悪い人?」

こんな内容の投稿をインターネットで数多く読みました。

実際噂の画像を見ると、それぞれ別のネクタイを身に着け、
そのネクタイには模様がありました。
「これは白!」
「これは黒!」
とはっきり言えるような色味ではないように感じましたが・・・


映像の真偽や噂などは切り離してこのブログでは色のお話をします!

ここでは・・・
なぜでしょう?

「正しいのは白を着用していた人」

「正しくないのは黒を着用していた人」

ネクタイの色ではっきり善と悪をつけられた印象になってしまったのでしょうか?
この理由について考えます。

それは、
人は色について共通認識をもっているからなんです。
色にはその認識からくる単語があります。


例えば、「赤」と聞いてどんなことを連想しますか?

情熱、炎、血などという言葉が出てくるはずです。
(寒い、氷、甘い、雪は想像しないでしょう)
これは人が昔から培われてきたもの、共通認識。
色にはすべて意味があり、私たちは無意識にそれぞれの色の意味をつかんでいます。

この考え方で白と黒を考えてみましょう!

「白黒つける」という言葉があるように、
物事をはっきりさせる、正反対の意味を私たちは感じ取っています。

白の共通認識は・・・
清潔、正義、無垢、神聖、クリーン・・・等
ウエディングドレス、白衣、包帯やガーゼなどを思い出しますね。

黒の共通認識・・・
闇、抑圧、秘密、悪・・・等
夜や暗い洞窟、悪魔などを想像します。

以上のような共通認識があるため、
「白を着用していた人が正しい」
「間違えたことをしたから黒を着せられたに違いない!!」
という感想が生まれたといえます。

真実はわかりませんが、
色によってこのように印象づけられ、
また、色で印象をコントロールすることができるのです。

色にはこういった力があります。

 

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謝罪会見から学ぶこと~ベッキー~色とファッション

2016-01-10 12:11:01 | ビジネスセンスアップ

今日は謝罪会見のファッションについてのお話です。

ここ数日、不倫疑惑報道で名前を耳にするベッキーさん。

謝罪会見の様子が報道されました。
内容はこちら↓
ベッキー番組関係者に謝罪 生放送前に「私ごとでお騒がせしてしまい…」


私は以前、謝罪会見のファッションについて書いたことがあります。
小保方氏、佐村河内氏にも触れています。

謝罪時のファッションから学ぶこと~小渕優子氏~

謝罪会見から学ぶこと~女性編~

謝罪会見から学ぶこと

謝罪会見のファッション~政治家 男性議員 石原伸晃環境相&鈴木章浩議員

今回も以前の記事と同様、会見内容や事の真偽は対象とせず、
外見のイメージと色について書きます。

今回のベッキーさんの謝罪会見時は・・・

ストレートロングの黒髪をまとめられ、
白いブラウスに茶色のスカート。
白いブラウスはボタンが首までとめられ、首から胸元は見えない状態。
袖の長さは手首まででした。
茶色のスカートはシンプルなもの。
メイクはしていましたが、元々顔にあるような色を生かしたような自然な色。

見た目の印象は、普段の元気ではつらつとしたイメージではなく、おとなしめ。
冷静で良い意味で自然(許して下さいと媚びたり、特定の層にかわいそうでしょ?と訴えるような感じも受けない)な感じでした。

肩から下に垂れた黒髪がきっちりセットされていず
ぼさぼさしていたところが、
嫌悪感を与える女っぽい印象を打ち消していたように思います。
(謝罪会見の際に「オシャレ」「センスが良い」「色気を感じる」というのはマイナスになると考えています。)

また、ブラウスに選んだ「白」の与えるイメージは・・・

清潔、明るさ、潔さや正義感、完璧などです。
凛とした印象を与え、清廉潔白を伝える色は、
謝罪会見で言葉で伝えきれない「理解して欲しい自分」を表現する手助けとなる色なのです。

また、白には「白紙に戻したい」「リセット」という意味もあります。
今、この時から改めて・・・という気持ちもあるのかもしれませんね。

 

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子どもに読んで欲しい本~十二支のはじまり

2016-01-06 21:58:24 | 話し方・ことば

今日は本のお話。

子どもに知って欲しいなと感じる内容。
読み聞かせをしたい本です。 

十二支のおはなし。

 

 

十二支のはじまり (日本の民話えほん)

岩崎 京子
教育画劇

私は年末年始にその年の干支を意識します。

「年賀状のイラストはどうしよう 」

「初詣の時に今年の干支の縁起物を・・・」

などと考えます。

干支はアジアの漢字文化圏で年・月・日・時間、方位、角度、ことがらの順序などを表します。
日本で干支というと、十二支のみを表すことは多いですね。

干支は、二十四節気や雑節と結びついて、各地でさまざまな行事が行われています。

「土用の丑」

「端午の節句」

などおなじみの行事も十二支と結びついていますね。

日本の季節や文化を感じるうえで大切なこと。

諸説ありますが、動物たちの特徴が良く表現された内容。
十二支が楽しく覚えられる言い伝えです。

上記に限らず、十二支がどのように決まったかという絵本は調べると色々見つかります。

お好きなイラスト、長さの本を探してみては??

 

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箱根駅伝 襷 青山学院大学

2016-01-04 22:15:40 | 

今年も箱根駅伝を楽しみました。

青山学院大学、とても強かったです!

詳しい記事はこちら↓
【箱根駅伝】時代は青学!39年ぶり往復完全独走V2!

今年は往路の早い段階から優勝しそうだと思って見ていました。

青山学院大学の原晋監督は、
時代の流れに合った指導をしているように感じます。
ご自身が箱根駅伝の経験者ではないのがいいのかもしれないと
個人的には思っています。

さて・・・
色のお話。

青山学院大学の襷の色はグリーンですね。
ビビッドグリーン。

イメージはこんな感じ。

 すごく爽やかな緑。

部が成長目まぐるしく、
部員が元気で勢いがある印象。

青山学院大学の陸上競技部のイメージにぴったりな色です。

来年も頑張って欲しいです。

 

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謹賀新年

2016-01-01 22:32:25 | 徒然

あけましておめでとうございます!

皆さまにとって素晴らしい一年になりますように。

 

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