EIの猛禽ハヤブサの調教日記

私が飼っている猛禽類、特にハヤブサの飼育、調教状況を写真とともに日記にしています。

狩りの詳細

2011年01月06日 | Weblog

今年のフィールドは、いつものフィールドから2kmほど離れている。

北側にはすぐ住宅が立ち並んでいるが、南側は川が流れ、田畑が広がっている。

田畑でカラスたちが餌をついばんでいた。

カラスたちから見えない川の北側にサーシャを持って行ってフードを外す。

サーシャは、すぐに飛び立つ。

川の土手より低く飛び、カラスたちから身を隠し、50mほど加速すると、田畑の方へ出た。

そのまま、超低空飛行でカラスの群れに突っ込む。

いったーーーーー!

と思ったそのとき、橋にいたお年寄りが

「あれは、何の鳥じゃ?」

「ハヤブサです。」

と一応答えた。(それどころじゃないのに~)

サーシャを見失った。

その1秒~2秒後、100羽ほどカラスたちがギャーギャー鳴きながらわんさか一か所に集まり、ホバリングなどしながら飛びまわっている。

「あ!こりゃ獲ったな。」

200mほど先のその場所にダッシュ!

すると畑の一角にあるネット際で押えていた。

たぶん、ハシブトガラスだと思うのだが、やや小ぶりな感じ。ハシボソかなあ?

今回は、全く上に上がらずに獲った。

まさに抜き打ちと言えるだろう。

だが、獲ったところは見れなかった。涙。。

 

 

実は、猟期が始まって3日くらいは、ガンガン、カラスにアタックしていたのだが、その後パッタリ行かなくなっていたのだった。

で、3日くらい前からカラスへのやる気が復活してきたところだった。

長い長いトンネルだった。

たぶん、原因はウエイトによるものかと思われる。

そのへんのことは、また今度詳しく考察を書こうと思っている。

本日のウエイト778g。