想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

かたいだいち。

2013-05-02 20:39:23 | 日記

たけるいしという名の里。

〔岩盤の上で〕

庭のはしっこから、ちまちま庭を作ってゆこうと想ったのだが、
ここらの大地は、掘ると大小の石がゴロゴロ出てきて、
それを重機で掘り起し、
何度も土を振るいにかけて、
何度も何度もその作業の上、
捨て場のない石をどうするの、と云われた。
個人の、私の非力な腕では、
到底無理な話だよ、と父。

…では、上に土を盛り上げてゆくのはどうかってなった。
まあ、それにしたって相当の土が必要なわけで、
それも難しいなと父は悩んだ。
でも、私の頭のなかには、うっすらと庭づくりプランが出来てきた。
そう深く根を張らない、
宿根草とか、ハーブとか。
今ある木とバラは、父の形見として残しながら、
庭の砂利を裏に持って行って…

隅の方から少しずつ。
だって資金もないんだもの。
少しずつでいいんだよ。

かわいい色のレンガを積んで、
土を入れて、球根を埋めてゆく。

夏は害虫を払ってくれるハーブとか。
窓開けたら、ゆらりと入ってくる香気。
ムフフ…と、野望に笑う。

明日から学校は4連休。
娘と喫茶店勉強してくる予定。
父がケアに行っている時間にね。

庭づくりの本を二冊買った。
娘「神様のカルテ1」を借りてきてくれた。
「夏の庭」も頼む。
日本文学的なものも読んで欲しいな。
今は「羅生門」を読みたい気分。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする