想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

いざ、さらば。

2013-03-17 15:27:01 | 日記

春めいてきましたね。
色んなことが、動きはじめています。

〔君に、さよならを云う〕

明後日、娘の卒業式を終えたら、
埼玉まで連れてゆく。
今後、一人でも行きたいときに行けるように。
埼玉の、私の嫁ぎ先。
そこは、もう私が踏みこんでいい場所じゃない。

久しぶりに、k君と電話で話した。
彼は、実家に戻って就職して、もう一度頑張ると、
おかーさんに云ったそうだが、
だからといって、私とよりを戻すのかは、
話さなければならなかった。
「私の子育てはあと6年で終わる」と、私は云った。
「娘が高校を出て、専門学校に通うまで。その後は」

ここで、一人で生きようと思う。

「判った」とk君は云い、
自分も娘の巣立ちまでは、頑張るつもりだと。
あてにはしないけど、
そう云ってくれたので、泣かずにすんだ。
もし、途中で私が死んだら、娘を頼む。なるべく、生きるけど。
でも、これからは、私に構わないでいいよ。
娘だけを、見ていて。

やっと云えた。別れの言葉。
愛しい想い出も、辛い記憶も、
もう、封印してしまおう。
もっと、もっと強くなろう。
娘と父を、この背に背負うのだ。
強くあらねば。

まるで、固い蕾が開いてゆくように、
何かが、私の胸のなかで開きつつある。


輝ける君の未来を願う。 想う。 恋焦がれるように…







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