想い事 家族の記録

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鬱病
ふたり暮らし

寒風のなかを歩く。

2013-01-04 13:45:08 | 日記

遭難が相次いでますね…






昼近くにようやく起きて、
たまっていたゴミが出せなかった。
日が高く上っているのに、洗濯物も干してない。

妹親子はこたつでドラマを見ていた。
娘は朝ごはんも食べず、ゲームをしている。

…イラっ。

今日もダンナサマの見舞いに行く様子はなさそう。
夕方からバイトらしいから、ドラマ見終わったら、また寝るんだろうな。
いつ行くの?
こんなに放っておいていいものなの?

自分が、何もできない…。
でも、こうなるなら家で看てあげたいと云ったら、
貴女が云いだしたんだからってなりそうで…

頭がグルグル回りだした。
洗濯物も溜まっているんだろうとか、
コーヒー飲みたがっていたとか、
リンゴが食べたいと云っていたとか、
色々考えてしまう。
何かを食べるということも、時間が限られてきたのに、
今のうちにできる限りのことをとか、考えないのだろうか。
居ても立っても居られず、同病の母を看ている友人にメールをして、
何かに縋っていないと、おかしくなりそうだった。
自分が良かれと思い今までしてきたことで、
ダンナサマをかえって辛い目にあわせているんじゃないか。
介護のハードルを高くしてしまい、
肉体的にも、精神的にも、辛い思いをさせてしまっているんじゃないかとか。
母が病気の時は、毎日でも通えたのに。
ダンナサマを、病院に置き捨ててきてしまった気がする。
病院にいれば暖かいとか、安心だとか、
言い訳にしていないか?


考えすぎて、急下降してきた。
横になり、毛布をかぶって、髪を握りしめて考え続けた。
どうしよう。
年末の粗大ゴミが、ダンナサマの介護部屋に置いたまま。
云えば怒鳴り返されるだけ。
おせちは余って捨てるし、
娘はつまらなそうだし、



…イライラっ。






昨夜、突然だが余った栗きんとんで、アップルパイを焼いた。
あまりに子供らのテンションが低かったから、
「みんなで作ろうか」と云って、束の間、娘が楽しそうにしてくれた。
でも、作り終わるころにまた黙り込んでしまった。
食べる楽しみはあまりないようだ。

栗きんとんは、今回ミズタンの係りだったんだが、
水あめの代わりにラカントを使うことになり、
水あめと同じ量を入れるのは間違っていることを指摘したんだが、

聞かない。

きんとんは固まらず、歯が浮くほど甘く、
大量に余ったきんとんが、さらに私の気持ちを重くしていた。
まあ、料理は失敗してなんぼだと思うからいいのだけど、
ミズタンは少し人の話に耳を貸す姿勢が必要だ。
今回失敗して、ようやく私の云うことが判ったようで、なによりだが。
アップルパイで、リンゴを煮ずに、きんとんをペースト代わりに使って、
自然な甘さのおいしいパイが仕上がった。



あとは、りんごジャムに加工するとか、
スイートポテトに練りこむとか、
まだまだ考えないと減らない。

…イライライラっ。


これ以上落ちたくないので、
夕方30分ほど歩いてみた。
思ったほど寒くなかったが、
30分歩くと耳が痛くなり、鼻水は出るし、
やはり外は凍りつくほど寒いらしい。
でも、気持ちが少し晴れてきた。
黒くそびえる山がきれいだと思った。
空気も、透き通るようだ。

…外は気持ちいいな。



今晩は、大好きなぶりの塩カマやき。
最近、ほうれん草の鍋にはまっている。
シンプルな煮干しだしと塩のスープで、豚のバラ肉を少しだけ加えて、
ほうれん草は最後に30秒ほど火を通し、予熱で仕上げる。
柔らかくて新鮮なほうれん草が味わえる。
おひたしより断然受けがいい。

今日もほうれん草を鍋で食べよう。





コメント
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