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想い事 家族の記録

難病の父と生きる
鬱病
ふたり暮らし

もしこの怒りが罪なら、その罰はすでに、この体が受けている。それでも構わない。せめて、おまえだけは、この手で終わらせる。

2025-06-07 19:47:05 | 日記
健康の定義を、誰が決めた。
  ――わかってたよ、医者に云われなくても。



徹底的に、やられた。

鼻から脳みそを掻き出され、
血を奪われ、
鼓動を採点され、
肺を放射線で微焼きにされた。


で、結果が「咳喘息」。

知ってた。
うん、自分の体のことくらい、知ってた。
だから、云ったじゃん。検査いらんて。
でもさ、病院って「君に拒否権はないんだよね」みたいな空気あるじゃん。
全体的に、優しさの皮を被った強制イベント。

しかも、気づけば6時間も拘束されてた。
昼ごはん? ないよ。
財布? 軽くなったよ。
なのに薬局、閉まってるって何なの?
ギャグなの? コントなの?

ステロイドは怖いから嫌だったけど、
もう背に腹は変えられない夜を何夜も過ごした結果、
ついに禁断のシムビコート様への片道切符を手に入れた。
ようこそ、20年ぶり。どうぞお手柔らかに。




で、明けて朝。
燃え尽きてるのに、しれっと4:30に起きて、
手が震えてストーブON。
……6月に暖房つけてんの?
笑うなよ。
こっちは必死なんだよ。


職場。今日も元気に盛ってる。
「盛りすぎチャレンジ」って聞こえはいいけど、
実態は誰がどう詰めたの!?ってレベルの重量感。
カツサンド、1.5倍って誰が食べきるの?
分け合う相手がいる前提?
独り者はカツサンドすら買えないのか。泣いてないよ。

で、退勤間際。
コピー機の前で固まってるお客様。
指定難病の申請だった。
わかる、めちゃくちゃ面倒くさいやつ。
うちも毎年父の分やってるから、もう一周回って、
申請書の項目に愛着すら湧いてる。
一緒にコピーしながら話したら、
「貴女も難病なの?」って眼で見られた。

うん、まぁ…そうね、頭がね。

「貴女の名前、覚えたわ」って云われた時、
たぶん私のHPが2回復した。

で、やっと薬もらって帰宅。
新アイテム「シムビコート」と、
日替わりメニュー「錠剤いろいろ」で、
夜の闇に立ち向かう所存です。
気管もなるべく締めあげないように、やさしさで包む。

これで効かなかったら、
もう呪いってことで認定よろ。





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