Stay Gold・鍼灸整復一花院・ 若杉昌司

鍼灸整復を生業として、食べること・歩くこと・生きることを大事にしている自由人

脊柱管狭窄症 症例Ⅰ 9/4来院

2017-09-12 16:38:49 | 東洋医学
50歳代、男性、会社員。
今日は左膝が痛いという。
腰よりも痛いという。
ここ1ヶ月ほどで、
痛みの中央化の兆候が出てきていたので、
そろそろ原因を探ろうと
思った矢先の訴えは有り難かった。

過去にケガはしなかったかと問診しても、
中々答えられるものではないのは
承知しているが、
ここが大切なのである。

何故、脊柱管狭窄症になったのかを探り、
原因を突き詰めるのである。
如何やら過去にケガをしたようだ。
そう、この症例Ⅰの場合の機序は
左膝だったのである。
左膝を長年かばい、
痛みの出ないように生活をしていて、
右腰~下肢にかけて負担が掛かり
発症したのである。

当分の間、
膝周りを重点的に施術を行うことにする。
背部の肩甲骨内側にあるツボ:膏肓、
腰部のツボ:腎兪・気海兪・大腸兪、
膕のツボ:委中
をマッサージしながら治療穴(ツボ)を探る。

L₂・L₃棘突起間のツボ:命門、
L₄・L₅棘突起間のツボ:腰陽関、
膕(ひかがみ・膝の裏)のツボ:委中
を整復(アジャスト・adjust)した。

公益社団法人 大阪府鍼灸師会
スポーツ鍼灸プロジェクトチーム 若杉昌司
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