Doll of Deserting

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また恐ろしいネタを。(自分が怖いシリーズ。笑)

2005-07-19 23:30:28 | 過去作品(BLEACH)
 …遊郭ネタがちょっとやってみたい。(ぼそ)いや今まで色んなジャンルで断念してきたんですよ遊郭ネタ。でも何か今ももう既に二つも連載やっちゃってるんでそれをまず終わらせてから取り組みたいと思います。何ていうか、イヅルと乱菊さんと桃が全員太夫でね、(別に桃は格子でもいいけど話の内容的に。ほんとは乱菊さん太夫だったらイヅルが天神で桃が格子でいいんですけど年齢的に。個人的にイヅルの方が桃より外見年齢年上だといいと思ってますので)
 で、イヅルのとこに突然来るのが市丸さん。初回のくせに手を出す市丸さん。(いけません)自分の素性は隠してて、最低限の額しかイヅルには払いません。だからイヅルはあまり身分の高い人ではないと思ってます。でも本当は貿易商の社長とかだったらいい。イヅルに払わない分他のところに口止め料としてたんまりあげてるといい。(黙れ)彼が正体を明かさないのには何か理由があるんですきっと。(考えてませんよ私は。笑)
 藍染隊長は楼主です。でもお忍びで桃に会いに来るんです。本当は彼女に仕事させたくないんだけど、桃が自分だけ大事にされるのは嫌だと言うので渋々仕事を持って来ます。やばそうな客が桃を指名した時は即座に始末する裏で色々ありそうな藍染さん。(笑)いつか桃の決心がついたらさっさと引き取りたいと思ってます。
 日番谷君は茶道の家元日番谷家の最年少当主です。実は幼い頃は裕福だった桃と幼馴染で、いつか彼女を迎えに行きたいと思っていた矢先に吉原で桃と再会。彼女は他の男のものになっていました。ちょっと悔しい日番谷君。少しでも大人になりたくてとりあえず女を買ってみる。一番最高の女を出せとか見栄張って言ってみたら出てきたのが乱菊さん。清純系の女の子が好きな日番谷君戸惑いますが、話をしてみたら割と気が合って何回か買ってるうちに実は乱菊さんが見かけによらず清純なことを知る日番谷君。みたいな。(力説)
 藍染さんは桃と関係あったりはしません。市丸さんは一応あります。日番谷君はありません。つうかあのままの姿だと日番谷君は犯罪なので(笑)多分この中では17歳くらいになってるでしょうきっと。(お前のシュミなんだろどうせ)
 何かここまで来ると他キャラの設定とか付けたくなってきましたから。(やめとけ)うんまあとにかくこんなん考えてる暇あったらお前課題やれっていう…そんな夏休みの課題はそんなに早くやるものじゃないよ☆(気にするべきじゃありません。笑)

アニメ感想。(微妙にネタバレ注意)

2005-07-19 21:07:19 | 過去作品(BLEACH)
 何かちょっと今週って何かあったっけとか思いつつアニメを見ました。私いつも5時半に帰って丁度いいのになぜか4時前に帰ってテレビを待っています。(はしゃぎすぎ万歳)まあ、それはちょっとした冗談として(え)今週アニメ…!
 一護から虚っぽい仮面を取り上げて「ダメです!」とか言う花太郎は旦那を心配する妻かもしくはママのようでした。(ヲイ)夜一さんは思ってたより声が高かったかなー。もっとハスキーボイスだと思ってた。一護が動揺する場面は原作より激しくテンション高かったような。(笑)
 ところ変わって兄ー!!もう本誌ネタバレな私の脳内では既にそんなあなたも妹大好きなただのお兄ちゃんにしか見えないよ!(笑)てか元妻帯者ってか未亡人(ヲイ)とは思えないお顔ですね相変わらず。やっぱさすがにガンジュの血まみれはカラーじゃダメなんだ。でもあんだけ血ドバドバ表現したり藍染隊長の死体あんだけリアルにするくらいなら別に…
 桃が寝巻き姿でも全然オッケーじゃん……………!!!!!!(黙れ)
 いやでもマジで思ったんですってば。(R指定の種類は違えど。笑)てゆか浮竹や…。この間まで「大丈夫かよアンタ」みたいな風貌だったのに突然ムダに爽やかさんですこの野郎。声が若い。若いよ別にいいけども。「よっ」って…!!そんなんこの前からしてみれば無理してるっポイから!あんまり無理すると烈さんに叱られるから!そうそれは例えば奥さんが旦那を叱るよptゲフゴフ。…フー。
 ルキアに「助けに来たぜ」と言った一護と回想をするルキアを見ていると、こいつらもう既に彼カノなんじゃないかと思います。でもルキアよーく考えて。あなたには一護もいるけどもう一人恋次という舎弟が…!!(舎弟とか言ってる時点でアレだよ)私的には一護も恋次も舎弟です。いつまでも取り合ってくれるといいと思います。(一ルキストが長い葛藤の末血迷いました)でもよく考えるとルキアや桃はすげえと思います。何たって彼女達のために、何人もの男が命を賭けて身体張ってますから。(笑)
 ええとそして週代わりでもないのにEDを毎週凝視。(ハイハイ)市丸さんの顔を頑張って拝見しようと頑張っています。(無駄な努力です)イヅルの顔をどうにかして可愛らしく見ようと頑張っています。(無駄な努力です)日番谷君をどうにかして大きく見ようと頑張ってmガハゲフゴホいやだからそのままの彼も大好きだって言ってるじゃないですか!(しつこい)そしてこの場にいない藍染隊長を心の目で見ようと頑張っています。(無駄な努力です)個人的には桃の横ではなく浮竹さんと市丸さんの間の逆光してる辺りに後ろ向きで立っているといい。(どんな妄想なのか)
 死神大辞典は一角でしたー。まぶしい!ってコン!言わないであげて!彼もそのことは気にして…ないと思うけど!!(笑)つうか次週予告見るの忘れた!毎週毎週小説一話分くらい感想書きやがってこの野郎。そして三か五か十が出た時はきっともっと多くなるよ。(笑)

人形即興曲:Ⅱ(乱菊+イヅル?)

2005-07-19 17:14:59 | 過去作品連載(パラレル)
Ⅱ:深窓の人形
 乱菊は、元々の柔軟性もあり暫くするとすぐに屋敷での生活に慣れていった。少し前に背筋が凍るほどの不安を感じていたことなど、遠い昔のように感じられる。しかし未だに顔を合わせたことのある住人は吉良イヅルと市丸ギンの二人だけだ。そこに疑問を抱かないわけはないが、余計な詮索が後々自分の身にどんな恐ろしいことをもたらすか知れないと思うと、そこまで立ち入ってはいけなかった。それは乱菊が臆病というよりも、この屋敷自体がどこか人に不信感を持たせるような雰囲気を携えていたのだ。
 ある時、まだ見ていないところを把握しようと屋敷内をうろついていたところ、奥に朱格子に囲われた部屋があるのを見つけた。まるでどこぞの遊郭のようだと訝しんでいると、イヅルが僅かに焦るようにして乱菊を止めに来たのを覚えている。
「駄目ですよ、松本さん。ここに入ってはいけません。」
「あら、どうして?」
 屋敷内ではどこでも自由に見て回っていいと言われていた。だからこそ乱菊はここへ来たのだ。そうでなければ誰がいるのか分からない屋敷内を、了解もなしに歩き回るのは気が惹ける。しかしこのイヅルの慌てようは何なのだろう、とまた不信感が募った。
「申し訳ありません、あなたにこちらの説明をするのを忘れておりました。ここには入ってはいけませんよ、松本さん。ここは主人専用なんです。」
「…吉良、ここには何があるっていうの?」
 イヅルは、金色の長い睫毛に縁取られた目を軽く伏せ、ためらうかのように控えめに答えた。その様子はまるで、口に出すのも恐るべき罪だとでも言うようだった。
「主人に飼われたお姫様が住んでいるんですよ。殺したくなるほどに無垢で、可愛らしいお姫様がね。」
 乱菊はゆっくりと息を呑んだ。人を買う、ということは別段この時代に珍しいことではない。違法ではあるが、裏の世界でならば幾らでも金銭での取引は可能だ。
「それは明らかに違法じゃない。…あんたは、その子を見たことがあるの?」
「ええ。出来上がった時に主人が見せて下さいますから。松本さん…一つ、良いことを教えて差し上げましょう。彼女を飼うことは、何ら違法ではないんですよ。」
「…何ですって?」
「全て合法的なものです。あなたはここに来た時、何か感じませんでしたか?」
「思ったわよ。あんた達皆、人形みたいに綺麗なのねって。」
「…そう、全てが人形かもしれない。いえ、私はもう答えを知っているんです。人形なんです。私も、市丸さんも、そして…あなたもね。」
 ひどく、馬鹿みたいに思えて笑った。確かに乱菊は、幼い頃から美貌を賞賛されることがよくあった。豊かで美しい肉体に、髪に顔。その全てが周囲の女の憧れだった。しかし自分を造りもののように美しいと思ったことはない。
「馬鹿じゃないの?あたしはあんた達とは全然違うじゃない。」
「そうですね。あなたは私や市丸さんのように肌の色も病的に白くはない。病的に痩せても
いない。髪の色もうんと濃い。でもそれが成功作の姿なんですよ。あなたは成功作だから…。いえ、これ以上はやめておきましょう。まだ言うべきことではありませんから。」
 乱菊が何かを言い出す前に、イヅルはふわりと去っていった。後にはただ、呆然とした乱菊だけが残された。


 ええと乱菊さんの素性はまた今度。成功作がどうなるかというところは伏せておきます。いやバレすぎですけども。(泣)ていうかイヅルと乱菊さんの絡み多すぎです。一応深窓の姫君(笑)はええっと…とりあえず今一番何も明かせない場面なのでそうだなあ…兄様とでも言っておきます。(マテ)


人形即興曲:Ⅰ(乱菊+イヅル+ギン)

2005-07-16 17:17:49 | 過去作品連載(パラレル)
Ⅰ:主人のない家
「どうぞ、ここがあなたのお部屋です。」
 イヅルに自室へと案内された乱菊は、その広さに驚愕しつつ、行き場のない手を持て余した。蜀台や鏡台も全て揃えてあり、なおかつ衣装箪笥には様々な着物や見たことのない異国のドレスなどが収納されていた。乱菊が今までいた家とは天と地ほどにも違い、彼女はどこから手を付ければいいものかとうろたえた。
「そんなに頑なになさらなくとも。私も初め来た時には戸惑いましたが。」
 イヅルはそんな乱菊の様子に苦笑した。何も分からずただここまで案内されて来たものの、とても重要なことをふと思い出し乱菊ははっとして問いかけた。
「ねえ、ところでこの家のご主人はどこにいるの?挨拶したいのだけど。」
「ああ…ここのご主人は滅多にここへは来られないんですよ。私もあまり見たことがありませんし。あなたのことは知っておられるので、気になさらなくとも大丈夫ですよ。」
「…そう?」
「ええ。」
 イヅルにそう言われるので、乱菊もあとは何も言わずに部屋にあった座布団に腰を下ろした。イヅルが「では私はこれで」と立ち上がろうとすると、ふと背後から声がした。
「あァ、こらまたえらい別嬪さんやねえ。」
 乱菊は、その訛りに聞き覚えがあった。そしてその男の痩身にも、さらさらと流れる銀髪にも、細められた瞳にも見覚えがあった。
「ギン…?」
「…キミやったんか、乱菊。久し振りやな。」
 乱菊は、その男と幼馴染だった。向かいの宿屋の一人息子だった、市丸ギン。しかし彼は両親が亡くなった後、親戚に引き取られることになったと言って町を出て行った。その彼が、なぜここにいるのだろうと、乱菊は訝しんだ。イヅルは、二人の傍らで目を丸くしている。
「ギン…あんた何でここにいるの?だってあんたご両親が亡くなった後、親戚の家に行くんじゃ…。」
「…両親、なあ。」
 ギンはふっと細められた目を開き嘲笑した。乱菊はなぜかその表情が昔と何ら変化のないことに安心してしまった。あまり印象の良い表情ではないが、この方がむしろ彼らしい。
「その様子やと、まだ気付いとらんのや?乱菊。」
「何をよ?」
「何でもあれへんよ。まあ、これから宜しゅう頼むわ。イヅル、もう用終わったんやろ。行こか。」
「はい。」
 乱菊は、ギンの言葉に何か引っかかるものを感じた。ギンが両親、という言葉に反応したことにもだが、自分の素性にも何か特別な事情があるような気がしたのだ。乱菊は、男にしては繊細なその背中を見ながら、無垢な昔を思い出し、少しだけ笑った。


 やっとこさⅠ更新です。市丸さんと乱菊さんの幼馴染設定はそのまま引用。ていうか市丸さんとイヅルの関係が分からない…。(自分で書いといて)まあただの同居人でないことは確かです。ちなみにイヅルは決して使用人とかではないです。(笑)

ちょっと考えてみたわけです。(小ネタ)

2005-07-15 19:31:08 | 過去作品(BLEACH)
 自分の隊長を好き勝手に紹介して下さい。(隊の選択に思い切り趣味が入ってます。笑)
~三番隊~
「そうですね…。とても強い方ですしどこか人を惹きつける方です。戦う姿などは見惚れるほど美しいものですし。本当に見目に恵まれている方だと思います。ただ…隊務の怠りは激しいしすぐにどこかへ行ってしまわれるし…いえやれば出来る方なんですよ何せ統学院首席卒業ですし。ただ少し努力が足りないのではないかと思うのです。仕事の内容は理解していらっしゃるのにわざとなさらないというか僕が困る姿を見て楽しんでおられるというか…。(その後小一時間愚痴タイム)」
「イヅル、御免て。ボクが悪かった。せやからその笑いながら愚痴言うのやめてや。」
「え?僕笑ってますか?そんなことないですよ困ってますよ。アハハハハハハハハ…。」
「卯ノ花はーん!!こっち来てえ!!はよう!」
~五番隊~
「え?藍染隊長ですか?それはもう、隊務も完璧ですし人望も厚いし、現世任務の際は周囲を気遣いながらさらりと虚を倒してしまわれるし、容姿も整っておられるし本当にすごい方だと思います!!」
「いやあ、そこまで言われると照れてしまうよ雛森君。でも部下にそんな風に思われているというのはなかなかいいものだね。」
「なあ…日番谷はん。あの子男見る目ないと思わん?」
「ああ…あいつは藍染の人としてアホな部分をこれっぽっちも見てねえ。」
~十番隊~
「そりゃあ、うちの隊長なんて見かけによらず器の大きな人だし、隊務もきちんとなさるし、こう見えて結構優しいし、綺麗な顔してるし。本当によく出来たお子様だと思いますよ。」
「まて松本。お前褒めてねえだろ。ガキっつったな?ガキっつったな?」
「いいえそんなめっそうもない。ガキだなんてそんな。お子様だと申しました。」
「同じだああああ!!もういい!お前そこに正座しろ!!お前はもうちょっとたてまえっつうもんをわきまえろ!小せえとかそういうのはせめて影で言え!」
「隊長…そんな自分の首を絞めるような真似なさらなくても…。(ホロリ)」


 とりあえずこの三隊。ちょっと思いついてみたのです。自分の頭で考えた時は「これいいかも」とか思ってるのに、文章に直すとちっとも面白くない私はもうちょっとギャグのセンスを磨くべきです。(泣)ていうか漫画で描くべきだよこういうのは。オフで使えよ。(オフの活動停止中のくせして)

静謐と無様。(1111ヒットキリリク企画。藍←桃←日←乱)

2005-07-15 18:37:27 | 過去作品(BLEACH)
静謐と無様。
 日番谷は、五番隊隊舎へと長々続く廊下を淡々と歩いていた。いつもならばそこで桃と談笑を交わしてみたり、他愛なく茶を飲んだりするものなのだが、今日は桃に用事があるのではなかった。実際今桃は十番隊の隊舎で乱菊と茶を飲んでいる。しかしそれも日番谷のはからいであり、乱菊に桃を足止めするよう頼んでおいたのだ。それも全て、桃にこれからの会話を聞かせたくないがためである。
「入るぞ、藍染。」
「ああ、どうぞ。」
 五番隊の隊主は、穏やかに答えた。それとは裏腹に、日番谷は渋い顔をして招き入れられる。藍染は、そんな彼に少しばかり苦笑した。
「日番谷君、君が何を言わんとしているかは分かっているつもりだけどね、そう易々と叶うものでもないことも知っているだろう?聡い君のことじゃないか。それともそんなに僕を責めるほど、彼女が大事なのかい?」
「責めてるわけじゃねえ。ただ、雛森を解放してやってくれ、と言ってる。」
 日番谷は、至極真面目な面持ちで言った。日番谷は前々から、この男がただ穏やかな気性をしているだけではないということに気付いていた。どこかで他人を玩具のような目で見ていることも、そして自分の幼馴染にその目が向けられていることもよく知っていた。
「ほら、やっぱり遠回しに責めているじゃないか。僕が彼女を大事にしていないと思って信用していないから、そんな言葉が出てくるんだろう?」
「当然だ。気紛れにあいつに優しくして、自分の皮を被った姿を最もよく見える位置で見せて、最後には捨てる気だってこともよく知ってんだよ。今はいい。ただ、あいつがお前に捨てられた時、どうなるか分かったもんじゃねえ。」
 彼女が藍染に捨てられた時、どれだけ憔悴するだろう。藍染に恋焦がれ、尊敬してきた彼女が彼の本性を知った時には。もしかしたら狂ってしまうかもしれない。そう思うと日番谷は怖かった。自分の命を賭してでも、守ってやりたいと思った。
「酷いな。これでも彼女のことを気に入っているんだよ。可愛らしいし、反応も新鮮だ。僕が優しくする度に、表情をころころ変えて付き添う辺りはとてもいとおしいしね。」
「気に入ってる、だけだろお前は。本気で大事にする気なんて毛頭ないんだ。」
 吐き捨てるように言って、日番谷は僅かに背を向ける。彼は扉近くに立っている影に少しも気付いていなかったが、藍染は気付いていた。
 乱菊は、五番隊隊主室の扉の外にいた。桃を足止めするように言われたものの、藍染のもとへと向かう日番谷の背を目で追いながらどうしても心配になり、桃に用事があるので留守番を頼む、と言い来てしまった。留守を頼んだ後に外へ出るような子ではないと知っていたこともある。日番谷が部屋を出るまでに、桃のいる隊舎へと戻ればいいと考えていた。
 乱菊はこれまでの会話を聴きながら、日番谷の桃への想いをふつふつと感じた。元々知ってはいたものの、こうも晒されるとどうしようもない。日番谷の言葉に気を取られすぎて、彼女は藍染が自分に気付いているということを知らなかった。
「…本気で大事に、なんて。君みたいにということかな。それは無理だね。僕は彼女に恋をしているわけじゃないから。独占欲はそれなりにあるけど。」
「馬鹿言うんじゃねえよ。俺みたいにじゃねえ。俺以上に大事にしろ。」
「そんなことが出来る人間はこの地球上に存在しないよ。君は彼女を愛しているからね。君以上に彼女を愛せる人間は存在しない。」
「容易く言うな。愛だの恋だのそんな馬鹿らしいもんじゃねえ。俺は命を賭けてんだからな。」
 日番谷は、まだ扉の向こうの霊圧に気付かない。余程会話に気を取られているのだろう。藍染は扉の向こうの霊圧が僅かに乱れたのを思い、密かにふっと笑った。
「君は誰かを愛したいという欲求に捕らわれすぎて、愛されたいという欲求が欠けているんだよ。もう少し貪欲になればいい。そうすればおのずと、自分を見ている人間も見えてくるよ。」
「好きになってもらうなんて俺は御免だ。そんな奴はいらねえ。」
 乱菊は、再度身体をびくりと震わせた。藍染は自分の存在に気付いているのだと、その時やっと気付いた。
「君は彼女しか必要としていないみたいだけど、君のことが必要な人間もいるってことさ。」
 乱菊はふうと息を吐きながら、藍染の言葉を受け止めた。彼女は始め、ただ自隊の隊長の幼い色恋を見守り、成就させてやりたいと思っているだけだった。その昔自分が幼馴染に対して叶わなかったことを、せめて彼には叶えさせてやりたいと思った。しかしそれがおのずと、彼への執着心へと変化していっていたということに、彼女は最近気付いた。
 日番谷は段々と本題をはぐらかされているようで、再度「とにかく雛森を異動させてくれ」と言ってみたが、藍染は「今はまだ出来ない」の一点張りで話にならなかった。日番谷は釈然としない面持ちで部屋を後にした。その頃には、乱菊も桃のところへと帰っていた。
 帰り道、「日番谷君」と声をかけられ振り向くと、桃が立っていた。どうやら乱菊との茶の時間は終えたらしい。
「今十番隊から戻ってきてたの。日番谷君からも、乱菊さんにありがとうございましたって言っておいてね。ほんとに楽しかったって。」
「ああ。分かった。松本に喜んでたって言っとく。なあ桃…五番隊楽しいか?」
「うん!藍染隊長は尊敬出来る人だし、皆親切だし…入隊した時からいる隊だからね、もう何か他の隊は考えられないって思うかな。」
「そうか。何かあったら俺んとこに来ていいんだからな?」
「うん、ありがとう。何か日番谷君お父さんみたい。」
 ふふ、と笑う桃を見ながら、日番谷は少しも意識されていないことを改めて実感しつつ軽くため息を吐いた。やはり彼女にとって自分は男ではないのだ。彼女は自分のことを弟だと言い張るが、精神的には自分が上だと日番谷は思っている。しかしそのことが、更に自分達の関係を悪化させていることは否めない。幼い頃から彼女を取り巻く空気は静謐で、まるでそれに守られているようだった。しかし彼女は、自分の周囲に無様に横たわる死体が溢れていることを、今はまだ知らない。あまりに無垢だからこそ、自分が支えてやらなければと日番谷は思う。
 そのまま彼女と別れ、十番隊へと足を向けた。隊舎へ戻ると、彼の副官が神妙な面持ちで執務室の椅子に座っていた。日番谷が「どうした?」と声を掛けると、彼女は今初めて気付いたとでも言うように目を丸くした。
「隊長、お帰りなさいませ。どうでした?藍染隊長は。」
 いつも以上にかしこまった言い方をしながら、乱菊は問う。日番谷は急に不機嫌な顔をして、答える。
「駄目だ、話にならねえ。今はまだ手放せねえってよ。」
「でしょうね。そんなことだろうと思いました。」
「そう思うなら何で俺を行かせたんだよ。」
「そうですね…。少しの可能性にでも縋ってみればいいのではないかと思いまして。」
 そう言って、彼女は背を向ける。日番谷は思い出したように話を続けた。
「そういえば、急に話をはぐらかしたかと思えば変なこと言われたな…。」
「何をですか?」
 全てを知りながらも、乱菊はあえて尋ねる。日番谷は更に眉間の皴を深くし、端正につり上がった眉をひそめながら答えた。
「もう少し貪欲になれば、自分を見てる人間にも気付くとか何とか。わけ分かんねえ。」
「あら、そのままじゃありませんか。隊長、少しは桃以外の人間に目を向けた方がいいですよ。一番近しい女とか特にいいかもしれませんね。」
 ふっと笑って、乱菊は執務室から消え自室へと去っていった。日番谷は彼女の言葉に何か匂うものを感じながらも、そのまま机に腰を下ろした。部屋の中はしんとしていて何の音もない。脳に染み付いた彼女の幻影を追いながら、僅かに彼女に近付いたような気がして、日番谷はゆっくりと目を閉じた。


 せっかく1111ヒットでリクを頂いたのですが…。イメージと違っていたら本当にすみません。とにかく日番谷君が桃大好きというところに一番力を入れたような気がします。ちなみに、aya様のみお持ち帰り自由です。駄文ですがよければ…!!宜しければ感想などをBBSかブログで頂けるととても喜びます。(笑)

出身地とかホラ。

2005-07-14 21:16:28 | 過去作品(BLEACH)
 市丸さんは大阪でなくて京都。ほぼオフシャルなのでこれは譲れない。京都弁なんでしょそうなんでしょ。そしてなぜか藍染隊長は千葉県出身だと信じて疑わない私がいます。なぜ。なぜ千葉とね。でも彼は千葉県出身。これだけは譲れない。
 ところで選ばれし魂。(PS2のゲームのことですよ)遂にペア対戦とかそういう策略を…!!しかもジャンプとかの宣伝に使われてるペア対戦の例が三番隊と十番隊なんですってよ。三番隊と十番隊。三番隊と十番隊。(もういいから)この調子で五番隊も頼む。(切実)ていうかそこで「ついておいでイヅル」を出してくる辺りもう狙ってると考えていいですよねウフフ。(勝手に)
 しかも十番隊「行くぞ、松本」って…!(どんだけ心を込めて打ってるんですか)そんな私が日番谷君の台詞の中で一番きゅんとくるやつをそんな…!!
 重力フィールドなんですって侘助。イヅルお前さんはいつから地球を動かせるほどでかい器になったんだい。(ひどい言いよう)だってそんな指定した範囲内全部重さ二乗なんて相手からレッドカード出されますよ。「ハア!!?」って思い切りタメ口で怒られますよ。
 そしてペアによって相性が異なるそうですね。相性の度合いはパーセントで表示されるみたいです。相性100パーセントになると、マスコットキャラのうさぎさんとくまさんの周りに子供が産まれます。(アレ?これハートなのかなどうなのかな。どっちにしろ僕たちラブラブですみたいな)何ていうか、当然隊長副隊長ペアは100パーセントですよね?三番とか五番とか十番とか八番とか十一番とかさ。ベイビーがいっぱい産まれるよね?(黙っとけ)しかも相性は最初悪くても次第に同じペアばっかり使ってると上昇していって。相性のいいペアは相方のピンチに現れて助けてくれたりするんですって。つまりイヅルが死にそうな時に市丸さんの神鑓が背後から伸びてきたり、(-17。笑)乱菊さんが逃げてる時にいきなり現れた日番谷君が王子様よろしく虚を瞬殺したり、桃の前に立ちはだかって庇ったりする藍染隊長がいたりする、と。(かなり誤植が含まれております)
 ちょっとどうにかして下さい。うちプレステとかないから。ていうかあったとしてもそれを堂々と店頭に持っていける勇気とかないから。(どんだけいかがわしいゲームだと思ってんだよ)いやまあいいですよ別に。皆さんの感想を見て楽しむことにしますよ。(泣)
 うあー小説の更新出来なくてすみません。そろそろ連載の更新をしなくては…!!試験明けたらします。

とんでもない夢を。

2005-07-13 18:08:27 | 過去作品(BLEACH)
 あまりにも現実逃避しすぎて昼間からすごいものを思いつきました。(白昼夢ってこんな感じですか)また一つネタが出来ました。(楽観的すぎ)ただあんまりぶっとびすぎててこれいいのかよみたいな。(夢ってそんなもんですよねとか同意を求めてみる)何ていうか、イヅルの両親がギンの二代前の三番隊隊長副隊長で、イヅルのお父さんは一代前の隊長に殺されたっていう…。その人がイヅルのお父さん殺して隊長になったんですよ。で、これまたアハハなことに三番隊には隊長が死んだら副隊長が後追わなきゃいけないみたいなしきたりがあって、イヅルのお父さんはイヅルのお母さんにイヅルがいるから生きてくれって言うんだけどお母さんはそれに逆らえずにイヅルを残して毒盛って死んじゃうみたいな。で、両親のお葬式でイヅルは両親は死神に殺されたんだって立ち聞きしちゃって、(ちなみにイヅルのお母さんが自殺だったってことは親戚中では禁句みたいです。笑)死神を憎むんですよ。そこでなぜかまだ新入隊員時代の市丸さんと出会って、そこのやりとり。
「君、死神の子やんな?」
「…死神なんて嫌いです。父と母は死神に殺されたんです。だから僕は死神になんてなりません。お兄さんは死神でしょう?すみませんが出て行って頂けませんか?」
「…なあ君、君は死神にならんとあかんよ。ええ霊力もっとるのに勿体ないわ。必ず、死神になりい。いつかボクが君のお父はんとお母はんの仇とったるから。…待っとるで。」
 まあ何ていうかアハハ。とにかく三番隊の新隊長が前隊長殺して隊長になったことは誰もが知ってるので。ていうか市丸さんは吉良隊長のことを何気に尊敬してて、(なぜかは分かりません。夢だから。笑)ちょっと様子見にきたら何か気になる子と出会ったみたいな。そんで結局市丸さんも五番隊副隊長になってからその三番隊隊長殺して、「堪忍して下さい。…約束やから。」とか何とか言ってですね、イヅルが副官に配属されてきた辺りで終わりました。少女漫画とかがお得意の、「そして、二人が再会した後はまた、別のお話…。」みたいなこの野郎。(ほんと何見てんのお前)そして景清さんとシヅカさんの会話。
「イヅルはきっとお前に似て美人になるぞー。悪い男が寄ってこないといいけどなあ。」
「…なぜ男だと断定していらっしゃるのですか?分かりませんね…あの子私に似て男運ないから。」
「ああ、そうかもなあ…え!?シヅカ!!?」
 ええとどんな両親ですか。無駄に明るいよ吉良家。そして私もどんだけ具体的な夢見てるんですか。いやまあいいやただのネタだから!!しかしぶっちゃけ自分で考えててびっくらこきました。(笑)
 何かちょっと小説にしてみたいとか思ってみました。(笑)しかし長そうです。

星送り。(京七)+アニメ感想

2005-07-12 23:37:56 | 過去作品(BLEACH)
 星送り。
 美しい星が幾度も目の端を霞めていく。古の昔から、今日この日は切ない恋人達が逢瀬を交わす日だと伝えられてきた。織姫と彦星。二つの影が空に反射し、また消える。しかしその影は、織姫と彦星とはいささか違っているようであった。男は派手な花柄の羽織を隊長羽織の上からはおり、女は几帳面に詰められた髪をしていて、眼鏡が僅かに輝いている。
「いや~、しかし天の川の下で酒を飲むなんて、風流だねえ。」
「今日だけですよ。珍しく早めに仕事を終えられたので、僅かばかりの心遣いです。」
 八番隊隊長、京楽春水と副官の伊勢七緒が、隊舎上の屋根に座り天の川を眺めていた。それもこれも全て隊長である京楽のはからいによるものである。
「しかし隊長、花見の前ですら仕事を怠けていらしたのに、なぜ今日は急にやる気を出されたのですか?」
 七緒が問う。京楽は飄々とした空気を乱さず、はんなりと笑って言った。
「花見はさあ、隊長副隊長の恒例行事だったからまだ良かったんだけどね。七夕くらいで君が無礼講を許してくれるはずないと思って。」
「当然です。」
 さも可笑しそうに、京楽が笑う。闇は尚も空を侵食し、天の川をも飲み込んでしまいそうにも見える。かと思えば、気を抜くとすぐに慟哭し涙を流すのだから面倒なものである。
「そういえば七緒ちゃん、君今日誕生日じゃなかったかい?」
 その言葉に、急に七緒が目を丸くする。それはまるで自分でさえ年に一度の生誕の日を忘れていたとでも言うような表情で、酷く彼女らしいような気がして京楽は更に笑みを深くした。
「いいねえ。七夕が誕生日なんて、えらく粋じゃないか。」
「そうでしょうか?それほど特別な日でもないでしょう。」
「いんや、特別な日だよ。少なくとも織姫と彦星にとっては。」
「…実在の人物ではないでしょうに。」
 京楽は杯を傾けながらふと空を見上げた。空には、今日限り描かれた美しい星の渦が流水を象っている。その吸い込まれるような深さに息を呑みつつ、どこか凛としたその光景に彼女を想う。そのまま目を伏せ、彼女の横顔を見つめた。
「…何ですか?」
「いやあ、綺麗だなあと思って。織姫に加護されてる子はやっぱ違うんだなあ。」
「七月七日生まれは私だけではありませんよ。七月七日生まれの女性が全員織姫に守られるなら、大変なことになります。」
 そういう意味じゃなくって、と尚も笑みを崩さない彼を見ながら、七緒はふと微笑んだ。もしかしたらこれも彼なりのお祝いだったのかもしれないと今更ながら気付き、もう少し彼の冗談に付き合うのも悪くはないと思った。
「恋人同士は、いつか死ぬ時のために寄り添って星を送るんだろうねえ。」
 魂が同じ場所へ行けるようにさ。その言葉に耳を傾けながら七緒はゆっくりと目を閉じた。全ての喧騒が遠くへ駆けていき、辺りが静まる。流れる空気の音を聴きながら、隣に座る男をもう一度見た。

 …やっとこさUP。やったよアタイ。何やら恥ずかしい話になったような気がしますが(いつもだってば)その辺はご愛嬌でお願いします。(痛)
 っていうかアニメも見ましたよ。見ましたが何ていうか普通に面白かったっていうか特に何も(剣やち以外には。ぼそ)言うようなことも起こらなかったっていうか…。あ、でもああそうか。
 剣ちゃん叫んだねマジで。「強くなりてえ!!!」みたいな。つうか浮竹さん大丈夫ですか?原作では血さえ吐かなければ病人になんて見えないのにちょっとあんまりにも頬こけすぎですよ!!!アレですか卯ノ花さんにそんなに心配してほしいんですか!!(すみません浮卯ですすみません)清音の声が可愛かったです。(いきなり普通に話をそらすな)ていうか花太郎無駄に可愛いようあの子。何であんな可愛く描いてもらってるんですか畜生。あんま無茶すると春信さんに怒られると思います。(部下なのに。笑)ここで伊江村さんと言わない辺り私荻花なのかもしれません。(またお前は)少しはイヅルにそのちまっこさを分けて下さい。(本音)
 ガンジュに「首の切り傷は浮竹さんだよ!!」と大声で教えてやりたい。(ほんとにお前浮竹さん好きなのかよ)EDを改めて見つつ、イヅルと乱菊さんと桃と修兵が一緒に出ているシーンを見ていました。ちまたではこのメンバー、捨てられた人達とかそういう見方をされていますが、まあイヅルと修兵と桃は認めますよ。しかしうち、日乱サイトですから。(ハイハイハイハイ)乱菊さんは大丈夫だよね。隊長が必要以上に桃を気にしなければ。(笑)いやしかしお互い関係の深い異性がいる限りそういうところも理解し合っているのが日乱であって(その辺にしとけ)
 恋次はなあ…個人的にルキア好きさんですが別に恋→イヅも普通にいけます。でも隊長がいなくなった今でも修兵という対抗馬がいるから。あ…?でも恋次卍解出来るってことはさては修兵より強…?私的にまだ修兵には勝ってほしくないよ恋次。まあ時代は今卍解だからな。イコール時代は今恋次だからな。(間違った情報が多々含まれております)
 私ずっと自分は一ルキだと思っておりましたが最近恋ルキメーターが急上昇中。ていうか多分私一護と恋次には永遠にバカみたいに二人してルキアを取り合っていてほしいんだと思います。(優柔不断)つうかルキアにしろイヅルにしろ、恋次とか修兵みたいないい男はこの先きっといないぜ?(何)だって一ルキはともかくギンイヅより絶対修イヅの方が幸せになれるってば。つうかここで日乱だったらギン可哀想だな。え?その場合さては藍ギンなの?(素直にギン乱で日雛って言えばいいのに)
 何か最近ブログの編集の調子がよくないです。ああ深夜に更新するからいけないのかな…。(多分そうだじゃないと困る。笑)では、今日はこの辺で。お休みなさい。



現実逃避。

2005-07-11 22:21:47 | 過去作品(BLEACH)
 どうしても市丸さんは開眼していた方が好きです桐谷ですこんばんは。(ダメ人間)何かテニスやってた頃の不二の二の舞だよ!目え開けてた方が好きなんて…!でも私ブリーチ読んでて最近まで市丸さんに興味なんてありませんでしたから。(問題発言)ああやっぱ開眼してからかなこの野郎。(結局そこか)いやそうじゃなくて嫌いでもなかったんですけど、あからさまに悪役として見てたんでそのう…。
 市丸さんは女を口説く時は開眼してるといい。(アホ)自分の容姿を理解してるといい。(スイマセン更に最近思考能力が低下しております)いやだって今まで私少なくとも美形とかじゃなくて味のある顔みたいな感じで久保先生は描いてらっしゃると思ってたので、まさか開眼することによって市丸さんが兄様と同じく美人族(どういう民族ですか)に属する人だったなんてそんな。(いい加減にしろよ)まあ…たまに開けるからいいんですよね。(と言い聞かせてみる)ていうかキャラ語りで言えよそういうことは。(遅い)
 ところで十番隊は特定主従の駆け込み寺だといいよ。(いきなり何)例えばですよ、~
~五番隊~
「日番谷君ちょっと聞いてよ!どうしようさっき藍染隊長にね…!!」
「いいから順を追って話せ雛森。…何だって?」
「あのね…(かくかくしかじか)←何かすれ違いみたいなこと。(笑)」
「それでもうあたしどうすればいいか…。」
「雛森、ちょっとこっちで話しましょうか。あたしが聞いてあげるから。←何かを察知。笑」
「日番谷君どうしよう!僕はもしかしたら雛森君の気に障るようなことをしてしまったのかもしれない!!」
「いいから藍染。順を追って話せ。」
~三番隊~
「松本さん!僕はもうあの方の副官としてやっていく自信がありません!!」
「落ち着きなさいよ吉良。お茶でもどう?」
「ありがとうございます、頂きます。それでですね、市丸隊長が…。」
「お前らちょっと向こう行け!!副官室だ副官室!!」
「らーんーぎーくー!ボクイヅルにえらいことしてもうたー!!(何したんだよ)…あら?乱菊は?」
「松本なら留守だ。」
「ほんなら十番隊長さんでええわ。あんなあ…。」
「勝手に茶菓子を食うな。茶をすするな。」
~八番隊~
「どうしよう日番谷君!ついに七緒ちゃんがセクハラで訴えるって言い出したんだ!!…え?いつものことだろうって?違うんだよ今回は本気みたいなんだってほんとに!!!」
「大人しく捕まれ京楽。」
「なっ…。日番谷君冷たすぎだよ!!」
―その頃茶屋では―
「で?伊勢あんた本気なの?」
「そんなわけないでしょう。ただあんまり書類を滞納なさるので、ちょっと思い知らせてやろうと思いまして。」
「…あんたも少しは素直になれるといいのにねえ。」
「放って置いて下さい!!!」
 とか、な!!(可哀想な頭シリーズ)ちなみに十番隊に何かあった時には五番隊か八番隊に行くのが妥当かと思われます。十一番隊はきっと三番隊だよね!(夢)やちるが最初に「きらりーん!」とか言いながらイヅルんとこ泣きついて、結局剣ちゃんの話は市丸さんが聞くことになるんだよね!!(黙れ)ていうかイヅルは恋次か修兵んとこかなーとか思ったけど趣味で乱菊さんに。(笑) ところでここまで書いといてお前さては七日に約束した京七忘れてんだろとかいう声が聞こえてきそうですが忘れてません。ただ課題が…!!明日中にはUPしときます…。ていうか七緒ちゃんの誕生日云々抜かしても美味しいイベントだったな七夕…!!ギンイヅと藍桃の日ですよ。遠距離恋愛の恋人達の日ですよ。(黙れ)ギンイヅはともかく藍桃はどうよ。夢見ようとしても目が霞むよ!?いいの好きだから…。次現れる時藍染隊長のメガネはあるのでしょうか…。(そこかよ)そしてこんなオチで今日は終わってみます。(笑)