私と同世代でしたら当時の雑誌の裏表紙とかにこのカメラの広告を視たことがあるはずです。
FUJIPET 昭和32年(1957)¥1、950
レンズは単玉、固定焦点。70mm F11~f22(四枚羽の虹彩絞り)
シャッター速度は B、1/50
ボディカラーに 黒、赤、緑、桃、黄、金 のバリエーションが有ったそうですが 現物を目にしたことはありません。
沈胴式のレンズフードが付いてます。
レンズ脇の三角形のレバー①(鏡胴左・写真向かって右)でシャッターセット
②(鏡胴右側)を押して露光
鏡胴に快晴〇(f11) 晴れ〇(f16) 曇り〇(f22)のマークがある。
鏡胴下部の三角レバーで調整
撮影レンズ下の赤いレバーでシャッター速度を調整
使用フィルムは 120 撮像サイズは6×6の正方形 縦位置横位置とカメラを構え直す必要が無い。
また、引き伸ばしをしなくてもベタ焼きで何とか視られる。
そもそも子供用として売り出したので引き伸ばしは想定していないと思います。
〇窓にフィルムの裏紙の駒番号が映る。左肩のレバーでそれを視ながら適量を巻き上げる。
フィルム面は単玉故に湾曲している。
裏蓋と底蓋が一体化していた。ここだけはNikonFを想わせる!。
昭和36年(1962)セレン式露光計を搭載した FUJIPET EE ¥3,500 が発売された。
雑誌広告にあったのはこちらかもしれません。
135filmを使用する FUJIPET35 昭和32年(1959)¥3,400 も発売されたが現物を視たことはありません。
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