
カメラ・露光計・フィルムは準備できました。
すぐにでも撮影可能なのですが...。
問題は撮影後の処理です。
すでに町にはDPEを扱う店はありません。
10年ほど前でしたらコンビニでネガカラーのみでしたら受け付けてくれましたが現在はどうでしょうか?
久々に現像をしてみようと思います。
ほぼ物置と化した暗室からまずはフィルム現像タンクを。
LPLのナイコール型ステンレスタンクです。
数えてみたら135四本用タンク×1 135二本用タンク×2 120用リール×3 135リール×9 フィルム乾燥用クリップ×15。
足りない。135二本用タンクがひとつ。リールが各1。クリップが数個。???。
.....もしかしたら自称弟子のところかもしれない。 まあ宜しいでしょう。今はこの半分も必要としない。
ダークバッグです。持ち運び可のミニ暗室と思えば良いでしょう。
二重構造の遮光袋の中にフィルムとタンクを入れて両袖から手を通し、手探りでリールにフィルムを巻きます。
フィルムのパトローネは国産の物でしたら道具は不要ですがkodakは鉸め加工(赤矢印部分)がされていて素手ではフィルムを取り出せません。
専用の工具が販売されてましたが栓抜きで代用できました。
栓抜きもいろいろありまして写真のサントリーの物が一番使いやすかったですね。
タンクの洗浄後キッチンを捜しましたがどうしてもみつからず諦め始めたころに ! 。
「もしかしたら...」 ダークバッグの中にありました。
私が初めて使用したタンクがKing製のこれでした。
透明プラスチックのベルトとフィルムを重ねてリールに巻きます。
写真で視て判ると思いますがベルトのパーフォレーションが当たる部分に凹凸があります。
これによりフィルムと重ねても現像・停止・定着液が触れる隙間が確保されます。
初心者向きです。ダークバッグの中ではかさばるので煩わしく好みではありませんでした。
同じタンクに使用できる片溝式リール(黒い方)がありました。ちょっとコツが必要ですが慣れればベルト式よりも扱いが楽でした。
白い方は使用したことがありませんがリールの上下を往復回転運動をさせるとフィルムが巻き込まれるリールです。
つづく